|
窓ガラスコート / 参考仕上げ
スポンジ使いのコツ
力を入れてゴシゴシ擦る仕上げ方ではありませんよ
ここではスポンジ使いの力加減をお伝えしますので上手く取り入れてお役立て下さい
|
|
|
|
■ スポンジ塗りの力加減
ガラスコートをスポンジで塗る時にゴシゴシと磨いたり擦るのは汚れを取り除く時になります。
それ以外ではスポンジに力を加けてゴシゴシ擦ることはありませんよ。
初めて仕上げるガラスに汚れが付着していたら、その汚れのある部分だけスポンジで擦るだけです。
ガラスコートを付けたスポンジで擦れば汚れが除去できます ・・ 汚れが分解して分離膜に混ざる訳です。
汚れが混ざったガラスコートの分離膜をタオルで拭き取れば透き通った窓ガラスの仕上がりです。
初めて仕上げるカラスでも汚れが付いて無い状態なら、ガラスコートをスポンジで塗り広げるだけですから、ゴシゴシとまでは
力をスポンジ加けて擦ることはありませんよ。
ただし初めて仕上げるガラスはスポンジが滑りませんから、どうしてもスポンジを安定させる為に力んでしまいますね。
それがゴシゴシと磨いているという感じになります。
でもゴシゴシと磨く仕上げになったとしても初めての場合だけですからスポンジが滑らない分、力んで仕上げてもいいですよ。
ガラスコートをスポンジで塗る時にゴシゴシ塗っても、軽く塗っても透き通った窓ガラスに仕上がりますからね。
保護膜ができるとスポンジが軽く流れるように滑りますから楽な仕上げ方ができるようになります。
ツルツル滑る保護膜はスポンジに力を入れる事無く軽く撫ぜる仕上げ方ができます。
そうなるように保護膜に厚みを持たせて下さいね ・・ 保護膜の厚みは仕上げの回数を重ねる事で自然に形成されます。
|
|
|
|
|
ガラスに白くモヤモヤとして写っているのがフィルムを剥がして残った接着剤です |
|
|
■ 先ずは一部分をチェック
窓ガラス全面に張ってあったフィルムを剥がした後の接着剤が残っています。
先ずは一部分にガラスコートを塗ってみて、どれくらい落ちるのかをチェックします。
落ち具合でガラスコートを通常の量で塗るか、それとも多く塗るかの判断をする訳ですね ・・ 仕上げ方法の選択です。
■ 部分塗り仕上げ
例えばガラスコートを塗ってみて接着剤が簡単に取れるようなら、その周辺を仕上げながら面積を広げて行きましょう。
部分塗り仕上げの利点は、接着剤を落としながら全面を仕上げる事でタオル拭きが簡単に行えます。
スポンジで塗りながら接着剤の落ち具合を確認します。
そのままガラスコートで部分仕上げを行いながら、確実仕上げの面積を広げて行きます。
落ちていない接着剤が残っている部分があればピンポイントでガラスコートを塗ってタオル拭きです。
■ 全面塗り仕上げ
次に同じく一部分をチェックしてみて簡単に接着剤が取れるようなら全面にガラスコートを塗ります。
全面塗り完璧仕上げを後にして先はガラスコートを塗って接着剤を分解させることにあります。
でもタオル拭きはゴシゴシと擦って分離膜を取り除くことになりますよ。
全面塗りはガラスコートを接着剤全体に先ず浸透させます ・・ 少し時間を置く為に他の部分にガラスコートを塗って行きましょう。
ガラスコートを塗ってから少しでも時間を経過させることで、ガラスコート液が接着剤に染み込んで分解する間を持たせます。
粘着力のある接着剤を分解させるのに効果のある仕上げ方になります。
全面をタオル拭きして残っている接着剤があれば、再度ガラスコートを塗ってタオル拭きになります。
部分塗り仕上げか、全面塗り仕上げかは、各自の好みですから左右片面づつ分けて仕上げを試してみるのも一つの方法ですね。
経験は無いよりあった方が役に立ちますから色々な方法で試して見るのもテクニック向上の役に立ちますよ。
|
|
|
|
|
窓ガラスコートを全面に塗った状態 |
|
黄色の→から下の部分が仕上がっています |
|
|
全面塗りをした窓ガラスの状態ですが、これはガラスコートを多めに塗っています
まるで廃墟の館の窓ガラス見たいでしょ。
タオルで拭いて行くとクッキリとした透き通った窓ガラスに仕上がりますよ。
別にピッチレスコートを塗って接着剤を分解させる仕上げ方もあります。
その場合も写真と同じようにピッチレスコートを塗った窓ガラスが白くなりますよ。
ピッチレスコートを使った時は、ピッチレスコートを拭き取るタオルをお使い下さい。
ガラスコートはガラスコート専用としてタオルを使い分けて下さいね。
ピッチレスコート ・・ ガラスコートの作業順で仕上げを行います。
|
|
|
■ スポンジ塗りの力加減
フロントガラス、リヤガラスなどの動かない固定箇所の塗りには、ゴシゴシと
思いっきり力を入れてスポンジで擦る仕上げでも構いませんよ。
でもそこまで力を入れなくても汚れが付着していなければ軽く塗るだけで
充分仕上がりますからね。
中には性格でしょうか、ゴシゴシと磨かなくては気がすまないと言う方も
居られますが、それはその方の好きな仕上げで良いと思います。
汚れがある部分だけを擦る仕上げ方が基本だと思って下さい。
特にフロントガラスです。
■ タオル拭きの力加減
タオル拭きの場合は少し違います。
スポンジ塗りよりは力を入れて分離膜を擦り取る仕上げ方になります。
力はいくら入れても構いませんよ。
力を入れない拭き方よりは力を入れた拭き方の方が保護膜を圧着できます。
保護膜の圧着とは、長持ちする効果があるという事です。
■ 力加減のポイント
上の写真も下の写真もドアを開けて窓ガラスを仕上げています。
ガラスコートの塗りにしても、タオルの拭き取りにしても、ドアが動かない
程度の力加減で良いということですよ。
ガクガクとドアが動くまでの力を入れて仕上げなくても大丈夫です。
|
|
|
■ 力加減のポイントはドアの窓ガラス
ドアを開けた時に途中で止まる位置がありますね ・・その段階が3つあるとしましょう ・・ 少開、中開、全開とね。
中開位置の場合は閉まる方にも動きますし、全開に開く外側にも動きますね。
力加減は中開のドアの位置を参考にして下さい ・・ 中開のドアがどちらの方向にも動かない力加減で良いと言う事ですよ。
ですからドアが動くまでフロントガラスにしても、リヤガラス、ドアのガラスにしても、そこまで力を入れなくても大丈夫ということです。
■ 用心の為の支え
ブルーのドアを仕上げている写真をご覧下さい ・・ ドアが動いても隣の車に当たらないように手で支えています。
駐車場などで仕上げを行う場合に、隣に他の人の車がある時に役立ちますよ。
窓ガラスを仕上げていて隣に停めてある人の車にコツンと当たるのを防ぎましょうね。
狭い場所などで仕上げを行う際に隣人の車に配慮しましょう。
また横に壁があったりした場合に、大切なあなたの愛車のドアがコツンじゃ~おもしろくありませんからね。
片手を添えて支える仕上げを自分流のスタイルに取り入れて下さいね。
|
|
|
|
■ 窓ガラスの隅々まで
同じ窓ガラスをキレイに仕上げるなら隠れている部分も仕上げましょう。
先ずはガラスを下ろさずに外・内(両面)にガラスコートを塗ります。
それからガラスを下ろして隠れている部分にガラスコートを塗りましょう。
タオルの拭き取りは逆に隠れる部分の外・内(両面)を仕上げてから
ガラスを上げて残っりの部分を仕上げます。
これで窓ガラスの隅々までがキレイになりますよ。
|
|
|
|
|
|
■ 拭き残しのチェック
ガラスをタオル拭きで仕上げながらチェックしても構いませんし、
全面を仕上げてからチェックしても構いません。
写真にあるように最終チェックをするのは、室内側からが確認した方が
拭き残しを見つけるのに適しています。
暗い側から明るい側を見るということですね。
目線の位置を低くして仕上がりを確認しましょう。
目線の位置を上下に移動する事で見つけやすくなりますよ。
|
|
|
|
|
|
■ 営業車
乗用車だけではなく営業車の窓ガラス、ミラーにも窓ガラスコート仕上げを
施して下さいね。
透き通った窓ガラスにクッキリとしたミラーが安全運転に繋がります。
特にキレイでよく映るサイドミラーなら気持ちが良いので、ついつい見て
しまいます。
それだけ確認ができることになります。
事故防止に役立つ結果に繋がると思いますよ。
個人タクシー、トラック、バンなどの営業車をお乗りの方、めがねを
愛用されている方は車とめがねの兼用使いになっています。
ミラーも動かない程度の力加減で仕上げましょう。
分離膜が取り難い場合は二度仕上げですよ。
|
|
|
窓ガラス、ミラーを仕上げる力加減は参考になりましたか?
ドア、ミラーが動かない程度の力でタオル拭きして下さい
窓ガラスは見通しが利く透明度100%の仕上げ
ミラーはクッキリと対象物が映る仕上げ
どちらの仕上げも気持ち良いこと間違いなしですよ
|
|
|
仕上げの履歴 / 参考例
豊富な参考資料を愛車の窓ガラス仕上げにお役立て下さい
|
|
トップページに戻る / 窓ガラスコート TOPに戻る / 参考仕上げ TOPに戻る |
|
|
|
窓ガラスコート 参考仕上げ
ガラスを仕上げる力加減
せっちゃく剤
細野/美装
岐阜の出張洗車&窓ガラスクリーティング |
|
|
|
|
|
|
|
|
窓ガラスコートの塗り仕上げ、タオルでの拭き取り仕上げ共に力を入れてゴシゴシ擦って頂いて構いませんよ ・・ でも疲れるだけですよ(笑)
簡単に取れない汚れはガラスコートを付けたスポンジでピンポイント攻撃としてゴシゴシ磨いて下さい。
でもキレイな窓ガラスなら軽く撫ぜる仕上げ方で充分です。
ドアを開けたままで窓ガラスを仕上げて見て下さい ・・ ドアが動かない程度の力加減で!
それだけで汚れを取り除ける仕上げができます。
ドアが動かない程度の力加減が仕上げのコツです。
何度かガラスコートで仕上げを重ねる事で保護膜が厚みに変化します ・・ この変化は気持ちいいですよ。
何が? と思われたでしょ(笑) ・・ それは質感ですよ。
ボディと同じくツルツルを通り越してヌルヌルとした弾力性のある質感に変わります。
この質感はスポンジ塗り、タオル拭きの時に手の平に伝わる滑る感触で判りますよ。
この質感が仕上げいる時に手の平に伝わる事で気持ち良い感触となります。
薄っぺらなサラサラした質感とは全く違いますからタオル拭きの際にニンマリして仕上げを楽しんで下さい。
汚れを跳ね除ける保護膜になります。
|
|
|
|
copyright (C) 2013. 細野/美装 All rights reserved.
|