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窓ガラスコート / 参考仕上げ
ヘラを使う
鉄粉、ペンキなどの頑固な汚れを簡単に取り除く仕上げ
窓ガラスコートとヘラを使う仕上げを参考に愛車のお手入れを楽しむコツ |
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■ 頑固な汚れ落としにはヘラ
ペンキ、鉄粉などを含め、ガラスコートで簡単に除去できない
付着物はヘラを使って取り除きます。
仕上げは簡単です。
ガラスコートを塗ってからヘラで擦り除去します。
窓ガラスにキズが入らない仕上げ方になります。
プラスチックのヘラ 『2または4』 金属のスクレーパー『5』を
一つ備えて置くと、一生涯使えますから便利ですよ。
ホームセンター、塗料店で購入できます。
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ヘラには、プラスチック、金属などの素材があります
自分に合った扱いやすい素材とサイズのヘラを選んで仕上げに使って下さい
お勧めは 『 2、4、5 』 です
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■ 金属のヘラ (1・3)
慣れない方にはお勧めできません。
広い面積を仕上げる場合に便利ですが、下手に扱うとヘラの角でガラスを削って窓ガラスにキズが入ることがあります。
使うとしたらヘラの中心を指で押さえて両端の角をガラス面に当てない使い方をして下さいね。
ヘラの角ではなく内側を使う仕上げが基本のヘラになります。
■ プラスチックのヘラ (2・4)
初めて使う方を含めて誰にもお勧めできるヘラです。
角が尖がっていてもキズが入らない仕上げができますから使いやすいヘラです。
金属のヘラと違ってペンキ、鉄粉などの除去仕上げには、多少余分に手間が掛かりますが安全に使えるところが利点です。
■ スクレーパー (5)
広い面積の仕上げには手間が掛かりますが即効でペンキ、鉄粉を除去できるヘラです。
ただし金属のヘラですから扱いには角に気をつけて仕上げを行って下さい。
形状自体が小さいので無理な力を加えることなく仕上げに使えますからガラスにキズが入る確率が少ないのが利点です。
いくらキズが入る確率が少なくても角でガラスを削ればキズになりますよ。
広い面積をプラスチックのヘラで仕上げて、取りこぼした付着物をスクレーパーで除去するのがベストですよ。
2つのヘラを使い分けて仕上げを行うことをお勧めします。
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ガラスコートをスポンジで塗って擦っても取り難い汚れや付着物を除去する場合に使用します。
ペンキ、鉄粉などが付着した場合にスポンジで部分的に仕上げを行うよりも、広い面積を一度に
仕上げるのが効率の良い仕上げ方になるのは解りますよね。
その効率が良い仕上げ方にヘラがもっとも使いやすくて効果を発揮する道具になるから利用する訳です。
一部分のペンキや鉄粉を除去するのにスポンジの大きさで擦って除去するよりも、ヘラの幅を使って一度に
広い面積を仕上げるのが短時間で作業を終えることができます ・・ 便利な物は取り入れて有効に使いましょう。
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ガラス面にヘラを滑らせて付着物に当て、接着面から引き剥がすのがヘラの使い方です。
では窓ガラスコートを使わなくても大丈夫なの? ・・ と思われるでしょうが、それは乱暴な仕上げ方になります。
では何故ガラスコートを塗ってからヘラを使うのかについて説明します。
窓ガラスコートを始めに塗ることでガラス面にツルツル滑る皮膜ができます ・・ 薄くても滑る保護膜です。
保護膜はヘラを滑らす時の摩擦を軽減します ・・ キズが入り難くなる前もっての防御策です。
それとガラスコートは汚れを分解する効力がありますから汚れや付着物が除去しやすくなります。
言うなれば一石三鳥の効果を得ることになります。
効果一 ・・ 保護膜を作り、付着物を分解する効果
効果二 ・・ ヘラを滑らせる事で摩擦を軽減してキズが入らない防止効果
効果三 ・・ 汚れを浮き上がらせてタオルで除去しやすくする効果
ヘラの上手い使い方は、汚れにめがけて前に滑らせる時に力を入れます ・・ 軽くヘラを押さえる程度の力加減ですよ。
汚れに当ててからヘラを引く時は力を緩めます ・・ ヘラを引く時はガラス面から離す事をお勧めします。
仕上げとヘラの扱いに慣れると離さなくても大丈夫ですが、慣れない間の仕上げにはヘラを離すのがいいですよ。
な~るほど ・・ ヘラってこんなものなのか!
と扱い方が解りますから、それからガラス面に接着させて前進後進をお試し下さい。
ヘラを使っても簡単にガラスにキズが入ることはありませんが、念のために前以って始めにお伝えしたまでのことです。
便利で効率の良いヘラ扱いで仕上げ慣れして下さいね ・・ 誰でも直ぐに使いこなせるようになりますからね。
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■ 矢印の方向 (横流し)
フロント、リヤガラスは曲線形状になっています。
写真のように矢印方向にヘラを使うのが基本仕上げになります。
縦にヘラを使うと中心部しかガラス面に当たりませんよ。
その分、余分な作業工程が増えますから時間が掛かる無駄な
仕上げになります。
工程が増える分、キズが入る確率も増えます。
フロント、リヤガラスの仕上げは写真のように矢印方向でヘラを
使って仕上げて下さい。
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■ プチプチと音がする汚れ除去
窓ガラスコートを塗ってヘラで汚れを取り除く時にプチプチと音がします ・・ 付着物にヘラが当たった時の音です。
この音が聞こえなくなったら汚れがガラス面から取れていますよ。
プチプチと鳴る音を汚れ除去の目安にして下さい。
音が無くなればタオル拭きを行います。
窓ガラスコートを塗ってヘラを滑らせた後に、汚れと窓ガラスコート液が混ざって所々に固まりになる事があります。
固まりをタオルで拭き取るのに、なかなか拭えない場合は、その固まりの上からガラスコートを軽く塗ります。
そうすることで固まりがふやけます ・・ タオルで取り除きやすくなりますよ。
もしくは、ガラスコートで塗り広げてから薄くなって汚れが混ざった分離膜をタオルで拭き取ることもできます。
いつもの仕上げと同じ方法ですね。
どちらも仕上げのテクニックですから好みの方法でタオル拭きを行って下さい。
■ プラスチックのヘラは勢いよく擦ります
プラスチックのヘラは腕を長く伸ばしながら滑らせる仕上げに使います。
少々粗く擦ってもガラスにキズが入ることがありませんから大雑把に仕上げを行いましょう。
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■ スクレーパーを使った仕上げ (横流し)
プラスチックのヘラと同じ方向に滑らせて仕上げます。
ただし金属のヘラですから、10センチ程度の範囲仕上げ向きです。
腕が伸びるまで長く伸ばして仕上げるのは避けましょう。
力の入り具合で角でガラスを削るとキズが入りますよ。
プラスチックのヘラは長い距離で磨く使い方です。
スクレーパーは短い範囲で仕上げる使い方だと思って下さい。
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■ ピンポイント仕上げ向き
指先をご覧下さい ・・ 山状になった汚れが付着しています。
水洗いで落ちなかった付着物です。
このような厚く山状になった汚れ除去にスクレーパーが役立ちます。
ペンキ、鉄粉なども同じく山状になった突起物ですからプラスチックの
ヘラや金属製のスクレーパーで取り除くのが早い仕上げ方になります。
突起物に爪先を当て掘り起こすような仕上げ方ですね。
プチプチ音がするのは突起物が剥がれる時の音ですよ。
突起物がガラス面から剥がれて無くなると、ヘラ、スクレーパーで
擦っても音がしなくなります。
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ヘラ・スクレーパーは2本指で押さえながら滑らせます |
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極端に寝かさずに少し斜めに傾斜をつけるのがコツ |
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ガラスコートを塗って皮膜を作ってから、ヘラ、スクレーパーを使用します ・・ 摩擦軽減でキズが入るのを防ぎます。
10センチ間隔くらいで擦って下さい ・・ 短い距離の仕上げで使うのが金属ヘラの基本ですよ。
車関係の方は室内ガラスに張ってある車検シール剥がしに使っています。
ガラスの汚れ、付着物除去にはガラスコートと共にヘラが役立ちますから上手く使いこなしましょう。
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■ 窓ガラスコートが乾燥した場合
スクレーパー、ヘラで仕上げる時にガラスコートを塗りますが速乾性
ですから意外と早く乾きます。
では乾燥したら又ガラスコートを塗らなければならないのかと思う
でしょうが、一度ガラスコートを塗れば乾燥しても保護膜が効果を
発揮しますから、そのままスクレーパー、ヘラで擦って仕上げる事が
できます。
でもヘラを滑らせやすいのはガラスコートが濡れている状態です。
写真をご覧下さい ・・ 所々に白いものが見えますね。
ガラスコートが乾いて分離膜が粉になってガラス面に散らばっている
状態の様子です。
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■ 窓ガラスコートで乾燥膜を無くす
乾燥したガラスコートの分離膜をタオルで拭き取れば仕上がりです。
タオル拭きで取り難い場合は、乾燥膜が厚みになっている証しです。
そのような場合は、ガラスコートを上から重ね塗りします。
ガラスコートの二度塗り仕上げですね。
二度塗り仕上げを行うことで通常のタオル拭き仕上げができますよ。
汚れが混ざった乾燥膜が新たに塗り広げられたガラスコート液に
混じって通常と同じ膜に伸び広がります。
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■ 窓ガラスコートを塗り広げた状態
乾燥した分離膜に新たにガラスコートを塗り広げた状態のガラスです。
通常仕上げと同じくタオルで拭き取れば仕上がりです。
一度塗ったガラスコートのタオル拭きよりも、二度塗りの方がツルツル
滑りますから、タオルでの拭き取り仕上げが楽に行えます。
この時にワイパーゴムの仕上げも同時に行うといいでしょう。
これで完璧にガラスがキレイに仕上がります。
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■ 矢印の方向 (縦流し)
フロント、リヤガラスと違ってドアガラスの場合は縦の曲線になって
いますから、ヘラ、スクレーパーの扱いは縦で行うのが基本です。
プラスチックのヘラは下から上まで大胆に擦りましょう。
少し進んで、少し戻る使い方でも構いませんよ。
プラスチック素材のヘラは大雑把に扱えるのが利点です。
スクレーパーを使う場合は短い距離で下から上に擦って行きます。
10センチ間隔で一度止めて下さいね。
少しずつ仕上げて行くのが金属ヘラの基本ですからね。
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■ ピッチレスコートを使う状態
例えば隣近所で家屋や建築物の塗装工事をしていたとしましょう。
その時の塗料がガラスを含めてボディ全体に付着したとしましょう。
ボディならまだしも、窓ガラスに付着した場合は運転するのに気になりますね ・・ 視界が悪く嫌な気分になります。
窓ガラスコートで除去し難い、酷いペンキ落としの場合にピッチレスコートを使います。
■ ピッチレスコート仕上げ
スポンジに付けたピッチレスコートをガラスに塗ります ・・ この時に少しゴシゴシとスポンジで擦って下さい。
スポンジが指でめり込んでも構いませんよ ・・ それくらいに力を入れて一部分を擦って見て下さい。
簡単に落ちるペンキなら、この時点で溶けてなくなります。
無くなればピッチレスコートを拭き取るタオルでキレイに仕上げましょう。
部分仕上げで順次面積を広げて仕上げて行きましょう。
次に油膜が出ないように窓ガラスコートで仕上げます ・・ 一度仕上げよりは二度仕上げをお勧めします。
理由はワイパーを使うフロントガラスから油膜を完全に取り除く為です。
ドアガラスの場合は一度仕上げで充分ですよ ・・ ワイパーを使いませんからね。
ピッチレスコートでペンキが溶けない場合はプラスチックのヘラ、又はスクレーパーで仕上げます。
ピッチレスコートを一部分塗ってヘラ、スクレーパーで擦って見て下さい。
どの程度の擦り加減でペンキが取れるのか先ずは確認しましょう。
それから広い範囲を仕上げて行きましょう ・・ ピッチレスコートが乾く前にヘラ、スクレーパーで擦って下さいね。
ピッチレスコートが乾燥したらスポンジに付いているピッチレスコートの残量で乾燥した部分を塗って湿らせて下さい。
その繰り返しでヘラ、スクレーパーで擦りながらペンキを除去して行きます。
■ 最後は窓ガラスコート仕上げ
ピッチレスコートだけで終わらせないで下さいね ・・ 雨の時にワイパーを使えば油膜が発生しますよ。
必ず窓ガラスコート仕上げを行って下さい。
一度目は窓ガラスが白くなるくらいに多めにガラスコートを塗りましょう。
白くなるくらいの量を使えば、油成分がガラスコートの吸着膜『分離膜』に吸収されますからね。
タオルで一度全面を拭き取ってから二度目のガラスコート仕上げを行います ・・ 二度目は少ない量で構いませんよ。
これで完璧な仕上がりになります。
ペンキ、コンクリートなどの建築材料や塗料が酷く付着しても完全に除去できますよ。
ボディはピッチレスコートで日にちを掛けて除去しましょう。
何度か仕上げを行う事でペンキは自然と無くなっていますからね ・・ 先ずは見通しが必要な窓ガラスから仕上げましょうね。
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ヘラを使う仕上げ ・・ 参考になりましたか?
プラスチックのヘラ、スクレーパー等の金属製品の使い分けを上手く取り入れて
ガラス仕上げにお役立て下さい
ガラスルーフ、窓ガラスに付いた酷い染みが取れない場合はお問い合わせ下さい
クリーティングコートをお使い頂いている方に除去方法を教えますよ
洗車ビジネス開業者講習で教えている除去方法ですからHPには掲示しておりません
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仕上げの履歴 / 参考例
仕上げの参考資料を上手く取り入れた愛車ケアにお役立ていただけます
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窓ガラスコート 参考仕上げ
プラスチック・金属のヘラを使う窓ガラス・ケア
鉄粉、ペンキ落としまで簡単にできるコツを上手く使いこなす
細野/美装
岐阜の出張洗車&窓ガラスクリーティング |
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プラスチックのヘラ1本、金属製のスクレーパー1個あれば一生物として使えます。
2つ合わせても安い物ですから揃えて置くのもいいですよ。
ヘラは主に鉄粉除去、ペンキ落としに使用します。
それ以外は余り用途がありませんが持っていれば必ず役立つ道具ですよ。
使い慣れるには、先ずプラスチックのヘラから使用しましょう。
プラスチックのヘラに慣れてから金属製のスクレーパーを使いましょうね。
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