窓ガラスコート / 参考仕上げ

ワイパーゴムのお手入れ



汚れ付着防止効果を自足させる一つのコツにワイパーゴムのお手入れがあります
少しでも汚れを除去する事でゴム自体の寿命も長くなりますよ


ちょっとした仕上げを施すことでワイパーゴムを長く保持できるケアになります

ガラスコートでワイパーゴムについた汚れを取り除くだけです

ほんの10秒くらいの仕上げですよ


 
 
スポンジに付いている黒い線がワイパーゴムの汚れです    黒い線がワイパーゴムの汚れです
 
 

仕上げはとっても簡単

 
 
 


  ■ 先にフロントガラス仕上げ


      通常通りにフロント窓ガラスを全面仕上げます。


      指でワイパーフレームを持ち上げてガラスコートを
      ワイパーゴム接地面に写真のように塗ります。
      これで窓ガラスの隅々までが仕上がりました。


      でもこれではワイパーゴムに付着している汚れは
      取り除けていませんね。
      次にスポンジを裏返しにして、ガラスコート液が
      ついている面をゴムに当てながら滑らせるだけで
      ワイパーゴムの汚れ除去ができます。

 
中央部分から手前にフロントガラスを仕上げています ・・ 基本仕上げです
 
 
 

■ スポンジとタオルで汚れ除去

   ワイパーを指で持ち上げてガラスコートが付いたスポンジ面をゴムに当てます。
   指を離せばワイパーゴムがスポンジ面に圧着します。
   次に写真のように端から端までスポンジを滑らせます。
   これだけでゴムに付着している汚れの大半が除去できます。


   タオル仕上げの時にスポンジと同じ工程の仕上げを行います。
   これで残っている汚れがタオルで除去できますよ。
   このスポンジとタオルの仕上げがワイパーゴムの汚れ落しになります。

 
     
 

■ 月に一度はワイパーゴムの汚れ除去 

   毎回ガラス仕上げの時にワイパーゴムの手入れを行ったとしても10秒くらいです。
   たまに仕上げても同じ仕上げですから時間差はありませんよ。


   また毎回仕上げを行わなくても、せめて月に一度はワイパーゴムの手入れで
   汚れを取り除いて下さいね。


   写真でわかるようにスポンジに黒い線がついています。
   これだけワイパーゴムに汚れが付着しますから、ゴムの劣化、ひび割れ防止の
   為にスポンジとタオルで汚れを取り除いて保持しましょう。   

 


■ ワイパーゴムに汚れが固まって付着している場合


   花粉、黄砂、樹液などの季節に多くある状態です。
   色々な汚れが積もり、雨で混ざって乾燥した時にワイパーゴムに付着して汚れが固まった状態ですね。


   この場合は水洗いの時に、水を含んだタオルでワイパーゴムを擦って下さい。
   水洗いタオルで軽く擦ることで汚れが溶けます ・・ 完全ではありませんが大方の汚れが取り除けますよ。
   水滴を吸い取るタオルでも軽くワイパーゴムを撫ぜて溶けた汚れを拭き取りましょう。
   これで水洗いの段階で汚れをかなり取り除いたことになりますから後は窓ガラスコートで仕上げるだけです。


   水洗い後もワイパーゴムに汚れの固まりがある場合は、ガラスコートで濡れたスポンジ面を使ってゴムを擦って下さい。
   写真のように端から端まで2~3回仕上げると汚れがスポンジ面に付いて取り除けますよ。
   タオル拭きも2~3回行い残っている汚れを取り除きましょう。
   こまめに手入れを行っていれば1回で仕上がりますから常の手入れが楽な仕上げになります。




■ ワイパーゴムが汚れを運ぶ

   フロントガラスをキレイにしていてもワイパーゴムに汚れが固まって付着していると、
   その汚れが雨の時にフロントガラスに広がります。


   ワイパーを使う状況は雨の時ですよね。
   ゴムに付着している汚れが雨に溶けてワイパーを動かすことでキレイな面に運ばれます。
   それだけで見通しが悪くなるようなガラスコートの保護膜ではありませんが、ワイパーゴムに汚れがあるよりは
   無いのに越したことはありませんから念には念ですね。
   ワイパーゴムの汚れもボディ、窓ガラスと同じくらいに手入れを行いましょう。


   

 

ウォッシャー液は百害あって一利無し

 



■ チェックしましょう


   最近はウォッシャー液を噴射する箇所はボンネットの表面ではなく、ボンネット下の隠れた箇所になっている車が多いですね。
   例えばボンネットの上にウォッシャー液を噴射する形状の車だったとしましょう。
   その噴射口の周囲に染みができている光景を今までに見たことはありませんか? ・・ 変色したり染みになっている状態を。


   またはウォッシャー液がよく飛ぶ場合は、屋根のフロントガラスに近い部分にウォータースポットのような染みになっているのを見た
   ことはないですか?
   ガラスルーフの表面にウォータースポットのような染みが付いているのもよく見かけますよ。
   それとワイパーゴムが硬くなって雨の時に窓ガラスが見難いとか、夜なら対向車のライトで窓ガラスがギラギラして見難いとか?



■ 全てはウォッシャー液に原因ありです

   ウォッシャー液の洗浄成分が汚れを落とす効果と共にワイパーゴムを劣化させたり、ひび割れを生じさせたりする原因になります。
   窓ガラスに付いた汚れを落としているようですが成分が強いので荒れたガラス面になります。
   荒れたガラス面にワイパーのゴムでウォッシャー液を広げることになりますから一段と良いことがありませんね。

   テレビのコマーシャルで食器を洗剤で洗った後に指で擦ってキュッキュッと音を出すCMがあります。
   食器などは、それでいいのですが、車の窓ガラスがその状態になればワイパーゴムが摩擦で傷むだけです。
   おまけにウォッシャー液が残って膜を作りギラギラする窓ガラスになります。
   塗装、コーティング膜に染みや変色を生じさせることにもなりますから百害あって一利無しと言う訳です。
   ガラスコーティングをしていてもウォッシャー液は染みになりますからね。


   ウォッシャー液を真水に変えている方も多いですよ ・・ ウォッシャー液をよくご存知の方はね。
   レーシングドライバーの方が以前にテレビ番組で同じことを仰っていましたね。
   そのテレビ番組を見た時に、思わず「そうそう・・良いこと言うね」 と共感した覚えがあります(笑)
   そのレーシングドライバーの方も愛車はウォッシャー液ではなく、真水にしているとの事でした ・・ さすがですね!
   ガラスコートで保護膜を作ればウォッシャー液は真水で充分ですよ。
   ただし零下になる寒冷地にお住まいの方は、真水ではなくウォッシャー液を薄めにしましょうね。
   冬場の寒結防止の為です。


 

 


ワイパーゴムの汚れ除去 ・・ 参考になりましたか?



ちょっとした仕上げでゴムを長持ちさせて下さい




ゴムが劣化、ひび割れしていたら交換してから仕上げを継続して下さいね

寒冷地にお住まいの方は、冬場はウォッシャー液が凍らないように通常の洗剤を混ぜて下さい

通常の洗剤とは一般的なウォッシャー液のことですよ


 



仕上げの履歴 / 参考例

愛車仕上げに役立つ資料を掲示しております ・・ 上手く取り入れてボディ・ケアを楽しんで下さい


 
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窓ガラスコート  参考仕上げ

ワイパーゴムの簡単手入れ
スポンジ、タオル拭き仕上げを合わせて10秒ケア

細野/美装
岐阜の出張洗車&窓ガラスクリーティング

     


隠れた部分のお手入れがワイパーゴムのケアです。


ほとんどの人が手入れをする事が無い箇所です。
このワイパーゴムに汚れが固まって付着している事で、雨の時にワイパーを作動させると汚れがフロント窓ガラスに広がります。
これも窓ガラスがギラギラして見難い原因の一つにもなります。


ウォッシャー液の残り膜、洗剤洗いなどで落としきれなかった洗剤膜です。
このケミカルの遺留物と言うより慰留膜ですね ・・これが窓ガラス表面に油膜を生じさせます。
また、ワイパーゴムの汚れを取り除く事で、ゴム自体にひび割れ、劣化、腐食防止になります。
特に雨時に見やすい窓ガラスは必要ですから、たまにはワイパーゴムのお手入れを行って下さい。

ほんの10秒くらいで出来るゴムのメンテナンス・ケアです。


 

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