バケツ一杯の洗車術


参考仕上げ


BENZ S  ミッドナイトブルー


この汚れが簡単に落ちますよ バケツ1杯の水でこれだけの事ができます
これが仕上げ前の状態です ・・ 凄く汚れています
左半分がバケツ1杯の水洗いで仕上がっています


このBENZの汚れが ・・ 
たったバケツ1杯の水だけで洗う洗車術でキレイになりますよ
信じられない事でしょうが、実際の写真資料を通してとくとご覧下さい



ホコリと汚れが積もり、おまけにそこへ横なぶりの雨でボディがご覧の状態になっています ・・ 凄いでしょ
バケツ1杯の水洗いで汚れ落としをした仕上がり状態を隅から隅までズズズィ~とご覧下さい


皆さんに少しでも仕上げの状態を伝える事ができればと思い角度を変えて写真撮影しております
フラッシュ撮影の場合は、ミッドナイトブルーの塗装色が鮮やかに写っていますがフラッシュを使わない
写真では、ボディ色が暗く写っています
両方の写真を見ながらボディの状態を確認できる事で仕上げの参考にして頂けると思います


撮影の角度によっては汚れの状態が薄く見える場合があります
また光りの加減によっても汚れが濃くなって見えたりもします
バケツ1杯の水洗いによる汚れの除去とボディが仕上がる過程をご覧になりながら参考にして下さい



近くで見たら酷い汚れでしょ こびりついている汚れですよ
室内側と正面から見た汚れ状態です ・・ ご覧のように汚れが固まった状態です ・・ このボディをバケツ1杯の水洗いで仕上げます



   ~ バケツ1杯の水洗いを始めます ~


■ タオルに含ませる水の量

   YouTubeの映像を見て頂いた方は、水洗いタオルに含ませる水の量が解りますね。
   タオルから水が滴り落ちない程度の水を含ませるのがコツです。


   このBENZのようなボディの汚れ状態には、水の量を多く含ませて洗うのがポイントです。
   汚れが多い時には水の量を多くタオルに含ませて仕上げを行いましょう。


   反対に汚れが少ない時や軽くホコリが積もった状態のボディには少ない水を含ませて仕上げます。
   上手くタオルの使い分けを実践して下さいね。

水を含ませたタオルで撫ぜるだけです 信じられないくらいにキレイになるでしょ
水を多く含ませたタオルの重みだけで、ゆっくり優しくボディを滑らせて濡らした状態です ・・ 保護膜が弱い場合は水滴が直ぐに浮きません



ゆっくりタオルで撫ぜるだけの仕上げ方ですよ ■ タオルを上手く使いこなすコツ

タオルの大きさは手の平サイズ ・・ 写真を参考にして下さい。

手はタオルに添える程度で押さえずに移動させるのがコツです。
タオルに含んだ水量の重みだけで優しく撫ぜる濡らし方です。

ただしボディの状態が悪く、タオルが引っかかって滑らない状態の
場合は、若干タオルを手の平で押さえながら滑らせます。


仕上げの回数を重ねることで誰でもコツをマスターできますから
仕上げに慣れて下さいね。




■ 汚れが水滴に混ざって浮かびました

このように水滴が浮きます この水滴の中に汚れが混ざります
水洗いをした部分と、してない汚れた部分とがクッキリ分かれました ・・ ただ水を含ませたタオルを滑らせただけですよ



■ このBENZの汚れ状態


   ホコリや汚れが積もった上から雨が降れば、汚れやホコリが雨に混ざります。
   汚れが混ざった水滴が乾くと写真のようなBENZの状態になります。
   汚れた部分に所々粒の大きな白点が見えますね ・・ これが汚れを多く含んだ水滴が蒸発して乾いた跡です。
   それ以外の細かな白い汚れは雨水で汚れが流れて乾いた時に残った汚れの残跡になります。
   
   このBENZの状態は、どこでも見られる汚れ方ですね。
   青空駐車場を利用している方や通勤で車を使う方で、同じ色の車をお持ちの場合は同じ状態ではないですか。
   このBENZの様に汚れた状態でもバケツ1杯の水さえあれば、きれいに仕上がりますから、どこでも誰でも簡単に
   できる便利な水洗方法になります。

   また、バケツ1杯の水できれいになる洗車術とは、ここ昨今、問題提起になっている環境問題にも適応した
   「エコ洗車」としても社会環境に貢献する愛車のお手入れ術になります。



■ 水滴が浮く状態のボディ


   WAX、コート類、カーケア用品で仕上げた保護膜があれば汚れが水滴に混ざって浮き上がります。
   タオルを滑らせて、遅くても10秒くらいで水滴ができますよ。
   保護膜が無くボディコンディションが悪ければ水滴は浮きませんし ・・ 浮いても遅いですよ。
   コーティング加工をしたボディでもコンディションの状態を水洗いの時に出来る水滴の浮き方で判断します。
   水滴が浮かない状態なら保護膜を作ってコーティング膜を保護してやらなければなりません。
   保護膜を形成する、しないでは、ボディの色艶、輝き、磨きキズの差が大きく変わります。

   保護膜がボディに形成できている事で、タオルに含ませた水量が多くても少なくても水滴を発生させます。
   この汚れが混ざった水滴を絞ったタオルで吸い取るのがバケツ1杯の水洗術です ・・ 難しくないでしょう。


   水洗いが難しいと思ったり感じたりする方はタオルの使い方にまだ慣れていない方の場合です。
   慣れると楽な水洗いが出来ますから仕上げを何度も重ねてタオルの扱いに慣れて下さいね。
   タオルに加える力を自分流に調整しながら滑らせることが一番肝心なコツですよ ・・ 極力力を抜くのがコツ。



■ 水滴が浮かばない状態のボディ


   ボディ表面に保護膜が残って無い状態の場合になります。
   キズが入らない水洗い、汚れを簡単に除去できる水洗い、楽に仕上げができる水洗いをするには、
   ピッチレスコートでボディに保護膜を作ることが肝心要の一番大事なポイントになります。
   コーティング加工をしたボディでも、していないボディでも保護膜が無ければきれいな仕上がりの水洗いが
   できないばかりか、返って擦る度合いで摩擦を生じさせ、洗車キズを増やす仕上げ方になります。

 
  保護膜が水洗いの効率と効果を最大限に引き出す役目を果たします (弾力性あるピッチレスの保護膜効果)



■ 保護膜で汚れを浮かせて吸い取る仕上げ

   保護膜があればボディに付着している汚れが水に吸収され、水滴と混ざり浮きます。
   すなわち汚れがボディから離れ易いということになりますね。
   その分、タオルで汚れをゴシゴシ擦ってボディから引き離すことになりません。
   と言うことはボディを擦らない仕上げの水洗いはボディに優しい仕上げになる水洗い方法となります。

   
ゴシゴシ擦らないで水滴に汚れの吸収を任せて、後は汚れの混ざった水滴をタオルで吸い取る仕上げが
   バケツ1杯の水洗い術の基本であってコツです。
   タオルは力を入れずに滑らせるだけがコツの洗車術です。



■ このBENZの保護膜状態

   今回はじめて手掛けるボディです。
   コマメニWAX、または何かのケア用品で手入れを、していたようなので保護膜が若干残ってました。
   保護膜が残ってなければ写真のような水滴は浮かびませんからね。
   ただし、保護膜が完全な状態でベストコンディションを保っている場合は、もっと水滴が均等に浮かびます。
   水滴が球体として均等に浮く事で、タオルでの吸い取りが簡単にできることになります。
   保護膜効果が弱い状態の場合は、水滴が低く突起しないと思って下さいね。
   それと肝心な事はタオルの滑りが悪いのでツルツル感に欠けます。

   それだけ保護膜の効果を利用しなければ楽で簡単な水洗いが出来ないという事をご記憶下さいね。



汚れが混ざった水滴をタオルで吸い上げるだけです タオルが水滴に触れるだけで汚れ除去できます

水滴の吸い取りは、タオルに力を加えずゆっくり滑らせるのがコツです
イライラするくらいに、ゆっくりタオルを滑らせるコツを常に実践する事で誰でも超手洗い洗車がバケツ1杯の水でできますよ




■ 水洗いで仕上がったボンネット半分の状態です

如何ですか ・・ この仕上がり状態 声を大にしてブラボーと叫びたいですね
フラッシュを使わない仕上がり状態
フラッシュ撮影をした仕上がり状態


■ ↑2006年02月28日 仕上げ


   上記掲示の写真は2006年02月28日の水洗いだけの仕上げです。
   この日の仕上げは水洗いの資料写真としてピッチレスコートでの仕上げは行っていません。
   引き続き後日仕上げの様子をご覧下さい.



■ ↓2006年09月25日 仕上げ

   前回の水洗い資料を撮影した時から7ヶ月後の仕上げになります。
   同じボディを仕上げることで皆さんの参考資料になりました。

   この仕上げの時は、洗車ビジネス講習者の方に仕上げて頂きました。
   水洗い、ピッチレスコートでのボディ仕上げになりますので参考にご覧下さい。
   

濃い色のボディカラーは直ぐに汚れるのが特徴 バケツ1杯の水が洗車に超役立ちますよ この艶光り ・・ 正にファンタッシックですね
バケツ1杯の水洗いで仕上げています
ピッチレスコートで仕上がった状態




だれでもコツさえ解れば、どんな状態のボディでもバケツ1杯の水洗いできれいに仕上げることができます。
講習者の皆さんにも、この様な状態の車を仕上げる事で、キズが入らない仕上げとして自信を持って頂いています。
また、仕上げの資料として皆さんに見て頂くのに 大原以外の人物が仕上げている写真を提供できる事で
「嘘偽りのない資料」 として安心して頂けると思っています。


目から鱗の如く ・・ バケツ1杯の水洗いで、これだけ汚れた車がきれいになるからおもしろい洗車術になる訳です。

講習者の誰もが目の前で仕上がるまでは半信半疑な心境で来られます。
でも現実を体感すると ・・ 鼻歌交じりの仕上げに変わるのが常の事になっています(笑)
それだけコツが解れば簡単な仕上げができるということで、おもしろくなる訳ですネ。
皆さんも鼻歌交じりで愛車の水洗いを楽しんで下さいね ・・ 肝心なのは保護膜ですよ。


こういうのが私 大原の性格です(笑) でも解りやすい資料でしょ 色鮮やかな光沢に ・・ ジュテームです
窓ガラスの汚れに指文字で日にちと仕上げ項目を描きました(笑) これだけ汚れている証しです
ピッチレスコートで仕上げました




■ ↓2006年11月16日 仕上げ


   前回09月25日から2ヶ月後の仕上げになります。
   タイミングよく、ここまで売れずに残っていたBENZですが、この後、めでたく嫁入りとなりました(笑)

   この仕上げの時も前回とは違う洗車ビジネス講習者の方に仕上げて頂きました。
   同じボディ仕上げを3回に渡って皆さんに見て頂ける資料となりました。
   いつものようにホコリと汚れで、ご覧の状態をバケツ1杯の水だけで仕上げて行きます。


この汚れが→ こうなって→ こうなります




これだけ汚れたボディが、たったバケツ1杯の水でこれだけキレイに仕上がりますからユニークでしょう(笑)
もう笑うしかありませんね。
何色のボディでも、どんなコーティング加工をしているボディでも、このバケツ1杯の水洗いが一番優しい仕上げ方になります。


信じられないでしょうが、ちょっとしたコツだけの事です ・・ 力を徹底して抜くタオルの撫ぜ方です。
難しいテクニックではありませんから、このHPをご覧の皆さんも何度か仕上げを行うことで自然とコツが解りますよ。
仕上げ慣れ ・・ これがテクニックやコツを早くマスターする近道になります。


水洗いの基本は 「必要の無い無駄な力」 をタオルに加えないことですよ。
生涯有効に使えるバケツ1杯の水洗い術を大切な愛車に活用して楽しんで下さいね ・・ キズが入らない洗車術です。




■ 水洗いが不安な方へ


   
無理をせずに先ずは仕上げる面積が小さい 「部分仕上げ」 から始めて下さい。
   フェンダー、トランク、バンパーなどの一部分を先ず仕上げて不安を解消しましょう。

   ボンネットなどの大きな面積は少しコツをつかんでから行いましょう。
   太極拳ですよ ・・ スロースローでゆっくりタオルを滑らせるのがコツですよ。

   もうイライラすくるらいにゆっくりとタオルに力を加えずに滑らせましょう。




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フェラーリ F355
参考仕上げ

ここに表示している車種はすべてバケツ1杯の水洗いです
車のボディに優しい洗車術ですよ

細野/美装
~ SINCE 2013 ~
ランボルギーニ ガヤルド
ランボルギーニ ディアブロGT フェラーリ テスタロッサ フェラーリ 328GTS



  たった1杯のバケツの水を使うだけで、凄く汚れた車を簡単に洗えてキレイにできる目から鱗の洗車術を
  車好きな人々に伝えながら、  愛車ケアを思う存分楽しむ遊びを世の中に広めています。

  バケツ1杯の水洗い洗車 ・・ 今までに、こんなにおもしろくて便利な洗車方法を聞いたこともなければ、見たことも無い あなた。
  そして出合ったことがない あなた。 この仕上げを覚えたら、もう~ タマリマセンよ ・・ 病み付きになる事請合いです。 

  それほど車好きやカーマニアに喜ばれる超簡単で疲れない洗車術が
  ここに存在します ・・ このページを見たあなたは超ラッキーですよ。

  まるで魔法にかかったみたいに ・・ イリュージョンを見ているように ・・ そして手品でも見るかのように
  酷い汚れの車が見る見るうちに簡単にキレイになる手洗い洗車術ですからね。 

  まるでミラクルの世界を遊泳しているような錯覚を感じる超おもしろ洗車術です。 

  キレイ好きな性格の持ち主なら是非このおもしろさ ・・ この痛快さを楽しんで下さい。
 

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