P113 / 参考仕上げ

スポンジを使う



レザーシートの汚れ落とし
スポンジ、普通のタオル2枚、バケツ1杯分の水、それからP113だけですよ


 

■ オフホワイトのレザーシート仕上げ

   オープンにして走行する割合が多いカーシートの場合は、普通車の
   シートに比べて汚れやすいですね。
   ホコリや排ガスを直接かぶりますからね。


   また服についているホコリや汚れでくすみやすいのがホワイト系の
   シート色になります。
   ここではスポンジを使ったレザーシートの汚れ落としをお伝えします。
   あなたの愛車の手入れの参考にして下さい。

 



■ 準備する物 ・・ 水洗いをしたタオル2枚、角スポンジ 


   1枚目のタオル (先使いタオル) ・・ P113で仕上げる前の水拭きと汚れを吸い取るタオルとして使います。

   2枚目のタオル (後使いタオル) ・・ P113で浮かせた汚れの残膜を取り除いくタオルとして使います。


   角スポンジ ・・ シートに付いた汚れを浮かせる為に使います。


■ 仕上げ方  

   スポンジでシートを擦って汚れを浮かせてからタオルで吸い取る仕上げ方です。
   タオルに規定はありませんがキレイな物を使いましょう (おしぼり程度の厚みのタオルを使って下さい)



  

必要なのはタオルとスポンジだけ   スポンジの幅だけ汚れ除去   右半分が仕上がっています
 
 
 

■ 仕上がった状態

   シートに傷みや擦りキズ、削れた部分が無く、汚れが付いただけですからご覧の
   ようにキレイに仕上がっています。
   汚れを取り除くだけの仕上げは簡単にできますよ。




■ 仕上げ方


   仕上げる部分を1枚のタオルで先に水拭きします。
   次にP113をスポンジに付けて小面積を磨きます ・・ 汚れが浮きます。
   浮いた汚れを水拭きしたタオルで吸い取ります ・・ 大まかに汚れを取り除く仕上げ。
   最後にもう一枚の別のタオルで拭きます ・・ 最後の残膜除去仕上げになります。

   これがシートの仕上げ方です。

 



    では次にお尻を乗せる  ・・ いや~失礼、なんと私 大原ともあろう者が下品な発言をしてしまいました。
    では、おいどを乗っける ・・ いやいや、これも上品な言葉ではないですね。

    では、お上品な言葉で ・・ ケツを乗せる座席の汚れ除去を行います。


 
   
スポンジで汚れを浮かせます   汚れをタオルで吸い取ります   半分仕上がりました
 



   ■ スポンジで汚れを浮かせます

       仕上げる部分を先ずは先使いタオルで水拭きします ・・ 仕上げる部分の表面に水の膜を先に作ります。
       理由は水の膜を作る事でP113を塗った時にクリーティング膜が均等に広がり易い状態を作る為です。
       次にスポンジにP113を付けて仕上げる部分を磨きます ・・ 汚れが徐々に泡と一緒に浮いてきます。
       汚れを浮かすコツは泡を立ててスポンジで磨くことですよ ・・ P113のボトルを振ってスポンジに付け足しながら仕上げて下さい。
       広い面積を仕上げないで小面積を仕上げて行きましょう ・・ P113はゴム手袋をしなくても素手で扱えますよ。


       P113を付けたスポンジで磨く度合いは、優しく擦る感じでスポンジを扱います ・・ 適度にゴシゴシです。
       何故P113を直接仕上げる部分に吹き付けずに、スポンジにつけて仕上げるのかの理由は色合わせです。
       仕上げ慣れしたベテランなら直接シートにP113を吹き付けても色合わせが上手くできます。
       慣れない人の場合は、P113を吹き付けた部分とスポンジで仕上げる部分との色合いが整わない仕上げになるからですよ。
       色合わせをする場合に、かなり余分な時間を要することになりますから無駄な手間を省く為の理由からです。
       P113は乾くのが早いのでスポンジを扱う時間との競争になります。
       直接P113をシートに吹き付ける仕上げ方は、コツを理解して仕上げに慣れてから行って下さいね。



   ■ 汚れをタオルで吸い取ります

       P113と汚れが混ざった泡をタオルで拭き取ります ・・ この拭き取りには水拭きをした先使いタオルを使います。
       一度でキレイに仕上がらない場合は二度、三度仕上げを繰り返します ・・ この場合も同じタオルで汚れを拭き取ります。
       キレイになった状態を確認して最後にもう一枚の後使いタオルで拭きます ・・ 最後の仕上げですね。
       これで汚れの残膜を残す事無く除去できますからキレイな状態の仕上がりになります。



   ■ 半分仕上がりました

       この半分の仕上げはシートを何分割に区切って仕上げています。
       先ず背もたれ部分側から真ん中辺りまでを一区切りにして、その中でも3つの小面積に分けて仕上げています。
       次に残った半分を仕上げるのに、最初に仕上がっている部分の色を見本にして同じ色になるように仕上げて行きます。
       広い面積を仕上げて色が合わずにやり直すよりも小面積を先ず仕上げて見本を作りましょう。
       見本を見て色合わせをしながら次の面積を仕上げて行くのが上手い仕上げ方のコツになりますよ。
       汚れを取り除いて色合わせができた箇所を見本として利用しましょうね。



 

   
反対側から見た状態   次の部分を仕上げています   泡を立てながらスポンジ使い
 


   ■ 反対側から見た状態


       角度を変える事で光りの感度が変わり、少しでも汚れと仕上がっている部分の状態が判るようにお伝えしております。

       お尻を置く、この部分は衣服の摩擦が体重によってかなりの圧力で加かる部分です。
       背もたれの摩擦とは比べ物にならないくらいに圧着します。
       その分、シートを擦りながら汚れが付着しますから、汚れをシート面に押し付ける感じの付き方になります。
       それだけ汚れが強くシートに付着することになりますね。
       この状態の汚れ落としには2~3度繰り返してスポンジ仕上げを行う事も多々あります。
       キレイになって行くのを見れば2~3度繰り返す仕上げでも楽しいですよ ・・ 簡単に除去できる場合もあります。



    ■ 次の部分を仕上げています

       仕上げた部分を見本と比べながら新しい部分を仕上げて行きます。
       スポンジは両面を交代に使いながら仕上げて行きましょう。
       ご覧の状態の汚れ落としには、スポンジを途中で何度か水洗いすることをお勧めします。
       汚れがスポンジ内部に入り込んでいますから水洗いで排除しましょう ・・ 簡単な手もみ洗いでいいですよ。



   ■ 泡を立てながらのスポンジ扱い

       泡が立たない状態ならP113を足して磨いて下さい ・・ 泡が立ちますよ。
       この泡が汚れを浮かせる効力を発揮します ・・ それと泡を立てる事でシートへのスポンジ摩擦が軽減できます。
       一石二鳥の仕上げ方になります。
       シートの汚れ落としには人差し指と中指でスポンジを押さえながら仕上げて下さい。
       加圧のバランスが一番適した指のスポンジ使いになります。



 

■ 仕上がりました

   オフホワイトのシートが仕上がりました。
   一度仕上げたシートのアフターケアは、P113をタオルに付けて軽く拭く
   程度の仕上げ方で保持できます。
   汚れが目立つ前に定期的に軽くタオル拭きする仕上げを行いましょう。


   この仕上げは 「仕上げの参考例」 に掲示しています。
   コツや仕上げのテクニックを解説しています。
   参考にして愛車の手入れにお役立て下さい。

 
 
   
P113を塗ったところです   半分仕上がりました   全面仕上がりました
 

■ レッド系のシート

   鮮やかなレッド系のシートも、くすみがあると、黒ずんだ、くすみのあるシートになります。
   全体にくすんでいたら汚れが判り難いですが仕上げて見るとクッキリとした鮮やかな色に変わります。
   ステアリング、コンソール共にP113で仕上げています。


 
   
仕上げ前の状態   泡を立てながらのスポンジ作業   半分仕上がりました
 

      ■ グレー系のシート

           落ち着いたグレー系のシートが、くすんでいると以外と暗いイメージになりますね。
           汚れのない状態だと室内が明るく感じます。
           コンソールなどが黒色素材でもP113でシートと共に仕上げて下さい ・・ 艶のないシックな黒色に仕上がりますよ。
           黒色素材に艶をだしたい場合はP8コートを使います。


 
仕上げ前の状態   仕上がった状態
 

        シートに色の違うステッチが入っていても同じように仕上げます。
        P113は色に関係なく仕上げを行えますから気にする事なくお使い下さい。

        このレザーシートもかなり年数が経ったシートですが、衣服の汚れが軽く付いているだけでしたから簡単に除去できました。
        年式が経った愛車のシート汚れ、諦めていませんか? ・・ チャレンジしてキレイにして下さいね。


 
   
これだけ汚れていたとしても気持ちが良いくらいに一新しますよ!     汚れがここまで落ちます
 
 


頑固なシート汚れはP113で対処


タオル2枚とスポンジがあればシートクリーティングができます

レザーシートの汚れ除去に活用下さい




諦めていた愛車の室内インテリアが甦ります

スカッと一新 ・・ 清潔感ある室内空間で常に気分上々のカーライフをお楽しみ下さい


 


仕上げの参考例にシートケアの資料を掲示しております

仕上げのテクニックとコツを解説しておりますので皆さんの愛車仕上げの参考に活用下さい



 
 
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P113  参考仕上げ

レザーシートのクリーティング・ケア
清潔感ある室内インテリアに仕上げるお手入れ術

細野/美装
岐阜の出張洗車&内装ケア

 


汚れた愛車のレザーシートって嫌ですね。
特にホワイト系なら特に汚れが目立って気になりますからね。
やっぱり室内空間はビッシリとキレイで清潔感あるに越したことがありません。


レザーシートクリーニングを専門業者に頼むとかなりの料金がかかります。
そこでP113の出番となります。


専門店を利用する前、一般市販のレザーケア用品を使用する前に一度、騙されたと思ってP113クリーティングコートで試してみて下さい。
1本1,500円(税別)ですからダメ元で試す価値がありますよ ・・ それで思いもよらぬ好結果になれば安いモノだと思います。
成せば成る ・・ 成らねば専門業者へでも遅くはないと思いますが如何なものでしょうか。


全てのレザー色に使用できるP113で手入れをしてみて下さい。
詳しい仕上げ方は、仕上げの参考例をご覧下さい。 
思いもせぬ好結果に期待して下さい。



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