ピッチレスコート / 参考仕上げ

アクリル素材仕上げ



オープンカー、レーシングカー特有の素材とサンバイザー仕上げ
ピッチレスコートを使うと驚きの効果を得る事ができますよ
 


 

■ オープンTOP  アクリルウィンド(ソフト系)

   ここ最近ではソフトTOPもアクリルウィンドからガラスになった
   車種が多くなりました。
   ここでは、アクリルウィンドの汚れ落としと同時に見通しの良い
   視界を甦らせる仕上げをお伝えします。

   
   ソフトウィンドの手入れで難儀されているオーナーの方々や、
   諦めている方には喜んで頂けるアフターケアの方法となります。
   愛車のケアに取り入れて頂ければと思います。

 
仕上げ前 ・・ 薄っすらとくすみがあります   クッキリと透明度ある仕上がりになりました
 


  ■ アクリルウィンドの表現


      厚みの薄い素材 ・・ ソフト系と表現しております (薄くてふわふわしているビニールのような質感)
      厚みのある素材 ・・ ハード系と表現しております (厚みがあってシッカリしている板状に近い質感)




  ■ アクリルウィンドにも厚みの種類あり

      ご覧のような幌のウィンド素材にも厚みがある物があれば薄い物もあります。
      どちらにしても(外・内)両面仕上げをしなければ透明度あるウィンドになりません。

      このポルシェのウィンドは(ソフト系)でキレイな状態のものです。
      前オーナーがシッカリと手入れされていたのが分ります。
      少し内側にくすみがあるくらいの状態です ・・ 仕上げ前の写真に薄っすらとモヤモヤがあるのが確認できます。
      このような状態の場合は使い込んだ柔らかい面のスポンジで仕上げれば簡単に透明度ある仕上がりになります。




  ■ 使用するスポンジの選択

      スポンジは角スポンジでも黄色い丸スポンジでも仕上げに使えます。

      ウィンドの汚れが酷い状態の場合   ・・ 新しいスポンジを使いましょう。
      ウィンドの汚れがくすんだ状態の場合 ・・ 新しいスポンジ、又は、使用しているスポンジでも、まだ固い面のスポンジを使います。
      きれいな状態の場合           ・・ 使い込んだ柔らかい面のスポンジを使います。




   ■ 注意する確認箇所

      仕上げ前に確認して頂く部分があります。
      ウィンドの淵にある (縫い目の部分 ・・ 縫い糸) をチェックして下さい。
      指で押さえて縫い糸がシッカリしているのか? の確認を必ずして下さい ・・ 特に年式が経った車種の場合は要チェックです。
      年式が経っている場合は、縫い糸が弱っている事でスポンジで押さえて仕上げる場合に糸が切れる恐れがあります。

      縫い糸が弱っている状態であればソフトタッチでスポンジを扱う仕上げ方になります。
      又は誰かに仕上げ面の反対側を押さえてもらって糸が切れない環境を作る仕上げ方になります。
      よほどの事が無い限り糸が切れることはありませんが、注意する事に越したことはありませんから要チェック箇所です。



   

 

■ PORSCHE アクリルウィンド(ソフト系)

このポルシェのウィンドは薄い厚みの素材です。
仕上げは黒角スポンジでも黄色い丸スポンジでも構いませんが
隅、直角部分の仕上げには角スポンジが便利ですよ。

ピッチレスコートを中央に置いてみました。
まるでウィンドが無いみたいな透明度でしょ。

ロードスターをお乗りの多くの方々に好評頂いております。
アクリルウィンドのアフターケアにピッチレスコートをお役立て下さい。
透明度のあるウィンドは見やすくてドライブ気分を爽快にしてくれます。 

 

 



   ■ MASERATI (ハード系)  かなり汚れた状態のウィンド仕上げ


       ご覧の様に透明度がかなり低下して白くなった状態ですが、ピッチレスコートで復活させましょう。
       スポンジは新しいスポンジを使います。
       角スポンジでも黄色い丸スポンジでも仕上げに使えますが、この仕上げには角スポンジを使って仕上げています。


       この仕上げは1回の両面仕上げでは完璧な透明度に仕上がりません。
       このような状態の場合は3~4回、両面仕上げを行いましょう。

       1回目 ・・ 大雑把に汚れを取ります ・・ 汚れの取れ具合を先ず確認します。
       2回目 ・・ 細かい縦・横・円で仕上げます ・・ この時点で透明度がどれくらい復活したのかの確認ができます。
       3回目 ・・ 細かく縦・横・円で仕上げます ・・ 仕上がり状態を確認します。
   
       3回目の段階できれいに仕上がっていれば終了になりますが、気に要らない状態の場合は仕上げの回数を重ねます。
       後は気に入るまでの根仕上げとなります(笑) ・・ これも仕上げの遊びだと思って楽しんで下さいね。


       一度完璧に仕上げた後のアフターケアは毎回ピッチレスコートで仕上げることはありませんよ。
       水洗い、ガラスコートで仕上げる事ができます ・・ ガラスコートの場合は柔らかくなった面のスポンジで軽く仕上げて下さい。
       外装面重視の仕上げをしましょう ・・ 内側は時たま仕上げで大丈夫です。


  

仕上げ前の状態 ・・ くすんで白くなっています   仕上がりです ・・ 完全復活ですね!




ピッチレスコート、スポンジ、拭き取りタオル、この3つがあれば誰でもご覧の仕上げができます

ピッチレスコートをスポンジで塗って、タオルで拭き取る繰り返しの仕上げです ・・ 透明度を復活させる遊びは楽しいですよ



仕上げ前の状態   右半分が仕上がっています
 
 
クッキリした透明度に仕上がりました
メーターまで見通せる透明度になるのが
ピッチレスコートの得意技です
 


   ■ 厚みのあるアクリルウィンド

      ポルシェのウィンドと違って、このマセラッティのリヤウィンドは厚みがある(ハード系)です。
      スポンジで押さえる仕上げをしてもフニャフニャと波を打つ事が少なく安定したスポンジ押さえができます。

      普通一般的に手入れをする際には、どうしてもゴシゴシと擦る仕上げ方になりますから磨きキズが入る度合いが増します。
      ピッチレスコートを使えば、スポンジで擦っても滑らかな仕上げができる分、磨きキズが入る度合いが低下します。
      写真で判るようにクッキリとした透明度に仕上がります。
      くすみ、汚れを除去して保持効果のある仕上がりになると共に磨きキズがあっても見え難くなりますから、仕上げて見通しの
      良い効果を得ることができます。
      それだけ透明度がUPする仕上げになるということですね。


      ポルシェのようなソフト系のウィンド仕上げの場合は、素材表面が柔らかい分、力を抜く仕上げ方になります。
      ソフト系のアクリルウィンドは優しい仕上げ方が基本ですよ。
      ハード系、ソフト系、どちらにしてもクリーンで透明な仕上がりになりますから気分爽快なウィンドになりますよ。

      今までに何を使っても満足できなかった方は一度ピッチレスコートで仕上げて見て下さい。
      アクリルウィンドのアフターケアに関しての悩みが即刻解消できますよ。




ピッチレスコートが秘めた特性は ・・ 意外性と利便性


ボディだけでなく、色々な素材に兼用で使える万能性が付加価値を更に増します



使っておもしろく ・・ 使えば使うほど遊べる発見が豊富

まさにマジカルでミステリアスなボディコートです



使い方豊富、使いこなすテクニックとコツが解れば相乗効果でおもしろさが倍増しますよ

単なる仕上げで終わらなくなるのがボディクリーティングコートの魅力です

これぞまさしく病みつきになる仕上げの真髄ですよ


 
 
サンバイザー仕上げ
 


   ■ HONDA CAPA  サンバイザーの仕上げ

      サンバイザーもアクリル板の一種ですね。
      くすみ、線状のキズが増えることで透明度が失われる素材です。
      新しいサンバイザーなら早めにピッチレスコートで保護膜を作って保持しましょう ・・ くすんでいる状態なら復活させましょうね。

      素材の形状から使用するスポンジは角スポンジがベストです ・・ 狭い部分や湾曲した部分の狭い部分の仕上げに有効です。
      勿論、仕上げ方は 「縦・横・円」 を使って仕上げます。



 
 


仕上げ前の状態です ・・ 外・内両面とも透明度が損なわれ白くなってくすんでいる状態です


洗剤、シャンプーを使ったケアだとくすみの進行が早いですよ。
素材表面に保護膜がなく、タオルを滑らせても摩擦で線状の擦りキズが入ることになります。
素材表面が荒れているのが原因です。

 
 

ピッチレスコートでくすみを取りながら線状の擦りキズを修復しています


この仕上げには黄色い丸スポンジを使っています。
湾曲した部分、狭い部分があるサンバイザーの仕上げには角スポンジが適しています
黄色いスポンジでも仕上げることができますが、狭い部分などの仕上げを行うとスポンジが裂傷してボロボロになります。
黄色いスポンジを長く使うなら、この場合は角スポンジ仕上げですよ。


それとナンバープレートの周囲、モール等に継ぎ目や凹凸のある部分の仕上げには要注意です。
この部分の仕上げにはスポンジを裂傷する確率が増しますからスポンジ扱いは丁寧に行って下さいね。
スポンジの一度や二度の裂傷はスポンジを扱うテクニックの上達になりますよ ・・ 必ず経験する通り道です。


 
 
 


外・内 両面仕上げると透明度が復活しました ・・ ピッチレスコートを使ったおもしろい仕上げの一つです


どんなに汚れていても、くすんでいても現状よりは遥かに好転する仕上がりになります。
仕上がり状態を 「スポンジ戻し」 で確認しながら仕上げを進めて下さい。
写真でご覧のように一部分を仕上げて、確認しながら作業を進めて行きましょう ・・ 二度手間防ぎのコツですからね。


 
 

■ 仕上がりました

   完全に透明度が復活したでしょ。
   透明度が甦れば見通しの良い視界が蘇ります。
   それと気分がいいですね ・・ きれいな状態のサンバイザーはネ。


   サンバイザーが汚れたり、くすんだり、透明度が無くなっていれば
   ピッチレスコート仕上げですよ。
   このCAPAも年式が経過している車両ですが、ご覧のように復活
   させることができますから、試しておもしろい仕上げになります。
   クッキリ、スッキリと甦らせる遊びを楽しんで下さい。

 
 

カーボン素材の仕上げ

汚れ・くすみ除去、艶出し、保護膜形成、原色復活と保持効果

 
 
 

■ PORSCHE GT3 カーボンウィングの仕上げ

   カーボン素材のケアに皆さんは何で仕上げていますか?
   満足できるケア用品がありましたか?
   ここに『ピッチレスコート』という逸材が在りますよ。

   エンジンルームや室内に採用されているカーボンパーツは、普段
   雨風に曝されることがないので、キレイな状態で保つことができます。
   室外となれば別ですね。
   いくらカーボン素材が強いと言っても表面はくすみます。

   ここではカーボン素材について軽く触れてお伝えします。
   詳しい事は 『仕上げの履歴  / 参考例』 をご利用下さい。

 
 

  ■ くすみ除去

     このポルシェのカーボンウィングは少しくすんでいる状態です。
     このような軽いくすみの場合は、直接ピッチレスコートを使って
     仕上げます。


     角スポンジを置いているところが仕上げ前の部分です。
     左右両方の部分はピッチレスコートで一度仕上げた部分です。
     でも一度の仕上げでは色合わせができていません。
     キレイに仕上げるには、ピッチレスコートで数回重ね塗りをして
     色合わせをすることがムラのないキレイな仕上がりになります。  

 
 
 

  ■ カーボン仕上げのコツ

     一部分をピッチレスコートで先ず仕上げてみます ・・ 10センチ角くらいの面積を試しに仕上げます。
     縦・横・円を描いて仕上げて下さい。

     くすみ除去ができた状態と線状のキズが見え難くなったのを確認しましょう。
     仕上げた部分の色合いが整っていない場合は、もう一度重ね塗りを行います ・・ ゴシゴシは不要ですよ。
     ピッチレスコートをスポンジに戻しながら仕上がり状態を確認して下さいね。
     最後の仕上げの時は、スポンジを押さえる力を抜いて軽く撫ぜるスポンジ使いがコツです ・・ スポンジ戻し。

     くすみが軽い状態のカーボン汚れはこれだけでキレイに仕上がります。
     色合わせが難しい場合は重ね塗りを繰り返しましょう ・・ 力を抜くのがキレイに仕上げるコツですよ。

 
 
 

 ■ 仕上がりました

    深みの色艶に仕上がっています ・・ ピッチレスボトルが映り込んでいますね。
    青空駐車でもカーボン素材を写真と同じように保持できますから保護膜を作って
    時々サポート・ケアして下さいね。 

 

初めて仕上げる場合は二度仕上げ以上をお勧めします
キレイな深みの色合いに仕上がるのと保護膜が定着する効果がアップします。


ピッチレスコートをスポンジで塗り広げながら重複仕上げを行いましょう。
重複仕上げとは、同じところを何度も縦・横・円で重ね塗りをする事ですよ。
キレイに色合いが整う仕上げになりますからね。

 
 
色あせたカーボンを蘇えらせる
 


  ■ NISSAN 180SX

     写真で見るよりも実際はカーボン表面が荒れている状態です ・・ 写真では案外キレイに見えますからね。

     カーボン独特の光沢と色艶が全く無い状態です ・・ 洗剤、シャンプー洗いの典型的な状態です。
     この場合の仕上げはピッチレスコートを使いません。
     先ずはP8コートを使ってカーボン素材に潤いを与えます ・・ ピッチレスコート仕上げは先の事になります。

     この180SXの仕上げは 「P8コート参考仕上げ」 又はTOPページ 「USED CAR」 をご覧下さい。

 
 
仕上げ前の状態 ・・ ボンネットがカーボンです   半分P8コートで仕上げています 
 


 ■ 仕上げ方は状態に応じて色々


    ピッチレスコートだけの仕上げ  ・・ 薄っすらとくすんでいる状態 (くすみ除去とキズ消し仕上げ)

    ピッチレスコート+ピッチレスWシリーズ ・・ 薄っすらとくすんでいる状態 (くすみ除去とキズ消し仕上げ+保護膜強化)

    P8コート+ピッチレスコート     ・・ カーボン表面の艶が全く無く、白く粉を噴いた状態 (原色復元と汚れ除去)

    P8コート               ・・ カーボン表面の艶が無く、白くにごった最悪の状態 (原色復元と艶出し)

    P8コート+ピッチレス+ピッチレスWシリーズ ・・ フル仕上げ (この3種類で定期的に仕上げを行うと鬼に金棒ですよ)



    これだけ色々な仕上げ方があれば、誰でもどの方法で仕上げれば良いのか解りませんよね?(笑)
    仕上げ方は色々とありますがキレイな状態なら 「ピッチレスコート仕上げ」 で充分です。
    酷い状態なら 「P8コート+ピッチレスコート仕上げ」 と思って下さい。
    プレミアコートを使う仕上げはピッチレスコート / WシリーズとP8コートを使い慣れてからの仕上げになります。

    詳しい仕上げ方は、各クリーティングコートの参考仕上げに掲示しております。

 



あなたもクリーティングコートの世界へいらっしゃ~い♪



朝目覚めてピッチレス ・・ 仕事を終えてピッチレス ・・ 夢の中でピッチレス

でもピッチレス遊びはほどほどに ・・ 愛車も大切でしょうが家庭と彼女を先ずは優先に(笑)


 
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ピッチレスコート 仕上げ

オープントップのアクリルウィンド、カーボン素材のケア
使えば使う程、知識が増すユニーク仕上げ

細野/美装
岐阜の出張洗車&カーボディケア

 

カーボン素材のお手入れからアクリルウィンドのメンテナンス・ケアにまで使えるピッチレスコートって結構おもしろいでしょ。


多種多用途仕上げに使える便利な逸品です。
それもボディと同じくキズ消しから保護膜ケアまでできますからね。


勿論、素材独自が持つ原色に仕上がります。
鮮やか色の光沢に深みの色艶に魅了されるくらいに楽しい仕上げが愛車の各所にできます。


キレイ好き、車好きな人なら是非ピッチレスコートを使いこなして下さいね。
愛車の外装内装仕上げを堪能する遊びが日々増えますから飽きないメンテナンス・ケアを生涯楽しめます。

ピッチレスコート使用が不向きな素材は、生の木、すりガラスくらいなものです。
それと食器類は見合わせましょう ・・ ただし観賞用なら問題はありませんよ。


愛車以外にいろいろな物、素材を仕上げて楽しんで下さい ・・ 無くなればご注文を(笑)


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