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1 / 準備
軍手を必ず使いましょう。
拭き取りタオルはいつでも使えるように携帯しましょう。
私 細野はツナギの後ろポケットにタオルを入れて仕上げを行います。 |
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2 / ピッチレスWの準備
ピッチレスWを使う前に必ず2~3回ボトルを振って下さい。
ピッチレスWをウォーミングアップさせます。
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3 / 新しいスポンジ
ボトル口にスポンジを押し付けてピッチレスボトルと一緒に縦に振れば
ご覧のようにボトル口分のピッチレスWがスポンジに付きます。
この量で仕上げを行います。
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4 / スポンジの使い方
仕上げ方は簡単で単純です。
ピッチレスWが付いたスポンジでボディを撫ぜれば良いだけです。
指先でスポンジを押さえたり、指先がスポンジにめり込む扱い方はしません。
写真のようにスポンジに指を乗せてスポンジを滑らせるだけの仕上げ方です。
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5 / 新しいスポンジは滑らない
写真でご覧のように新しいスポンジはピッチレスWを吸い込みません。
またスポンジ全面にピッチレスWが広がりません。
と言う事は、摩擦が生じてスポンジがボディに引っかかります。
先ずは、ミラー、ヘッドライトを使ってスポンジ面にピッチレスWグロスを
塗り広げて作業しやすいように滑らせる準備をします。 |
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6 / スポンジに加える圧力
指4本を添えてスポンジを扱う場合でも、写真のように指2本でスポンジを
滑らせるくらいの押さえ方を完璧に覚えましょう。
これが上手く仕上げを行えるコツですよ。
力を加えないで指はスポンジが少しでも安定するだけの押さえと思って下さい。 |
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■ スポンジ比べ
使い込んで黒くなったスポンジと新しいきれいなスポンジです。
皆さんはきれいな新しいスポンジの方が良いでしょ(笑)
でも、使い込んだスポンジは、新しいスポンジの100倍以上も使い易い
価値を持ったスポンジですよ。
ちなみにこの写真のスポンジ面は汚れが溜まりだした面です。
所々に固まりが浮き出しています ・・ これが不純物が凝縮した固まりです。 |
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此方は裏面のきれいな状態の方です。
上の写真と違って汚れがありません。
スポンジの両面を使って仕上げを行います。
その為に軍手が必要になります。
軍手を使う事で仕上げ中にスポンジの汚れ掃除ができます。
汚れが軍手に付着する事でスポンジ面がきれいに掃除できます。 |
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使い込んだスポンジは新しいスポンジと違ってボディを滑ります。
それだけ簡単に仕上げが行えることになります。
指4本をスポンジに乗せるだけで流れるようにボディ表面を滑りますよ。
使い込んで黒く汚れたスポンジでも、汚れがボディに付く事がありません
から安心してご利用下さい。
スポンジが黒、ボディが黒の見辛い写真資料でしょうがご辛抱願います。 |
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スポンジの滑りが悪くなれば汚れがスポンジ面に溜まりだした証しです。
反対の面を使う事で汚れ除去を軍手が行ってくれます。
ひっくり返して両面を使うのが疲れない仕上げのコツでもあります。
新しいスポンジが使い込んで黒くなっても200台以上は仕上げに使えます。
個人の人なら1年は有に仕上げに使えるスポンジですよ。 |
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ご覧のように軍手が黒く汚れてきます。
スポンジの汚れが軍手に移り掃除ができた証しです。
軍手は裏表両面が黒くなるまで使いましょう。
そして最後は、タイヤ・ホイールの仕上げ用に転用しましょう。 |
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20分~30分で仕上げるコツはスポンジに有りです。
汚れて見栄えは悪いですが、最高の仕上げを行えるスポンジです。
ここまでスポンジを作ったら仕上げがより一層楽しくなりますよ。
作ったスポンジは大切にお使い下さい。
乾燥しないようにビニールなどで密封して保管して下さい。 |
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7 / 新しいスポンジを使った場合
ピッチレスWが付いているのは白くなったご覧の部分ですね。
このスポンジでボンネットなどを仕上げると、ピッチレスWが付いている部分だけが
ボディに付きます。
そこだけ色が変わることになります ・・ それがムラになります。
薄い部分と濃い色の部分がくっきり浮き出る事です。
このムラをきれいに仕上げるのに初心者は大変ですよ。 |
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8 / 裏面を使う
通常は仕上げに使っている面を利用して、スポンジに力を入れずに軽く
撫ぜるだけでボディに浮いたピッチレス膜を取り除きます。
取り除けない場合は未使用の裏面を使ってスポンジ戻しを行います。
写真の面は新しいスポンジの裏面です。
ピッチレスWの白い部分がありません。
ピッチレス膜を取り除くには、軽く縦・横・円を描いて撫ぜる仕上げ方をします。
ただしスポンジが滑りませんから時間が掛かる仕上げ方になりすよ。 |
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9 / ボディに残したピッチレスW
蛍光灯が映り込んでいるところに白く浮いたピッチレスWの残りがあります。
この状態にならないようにスポンジで塗り広げながら伸ばします。
目で見えない薄さで仕上げるのが基本です。
使い込んだスポンジを使うと簡単に取り除けますが、新しいスポンジでは
完全に取り除けない場合があります。
また使い込んだスポンジよりも、新しいスポンジの方がムラが出易いので
極力薄く伸ばす仕上げを基本に行いましょう。
ムラ消しには、未使用のスポンジ面を使ってムラを撫ぜるか、タオル拭きで
消す仕上げになります。
どちらにしても余分な時間を要する仕上げになります。
ムラ消しをしないでいいように薄く塗り広げるスポンジ使いを早く覚えましょう。
楽で簡単な仕上げがベストですからね。 |
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10 / 仕上げ前のスポンジ慣らし(基本中の基本)
ヘッドライト、ミラーを使ってスポンジのウォーミングアップを行いましょう。
それとコツをマスターするのに持ってこいの練習台になります。
スポンジが扱い易いようにピッチレスWを少し多めに付けて
ヘッドライト、ミラーなどで遊びましょう。 |
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縦・横・円を描いてヘッドライトをゴシゴシとスポンジで擦りましょう。
その分、スポンジ面が柔らかくなりますから扱いやすくなりますよ。
そして、ヘッドライト、ミラーにピッチレスWが残らないように
スポンジで何度も撫ぜながらクリアーに仕上げましょう。
これが重複仕上げです。
そうする事でボディ仕上げの時に、目に見えない薄さで塗り広げる
事ができるテクニックが腕に付きます。
時間が掛かる仕上げを経験するのもテクニックが向上しますよ。
無意味ではありませんから経験しましょう。 |
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力を加えてダメなら力を抜いて仕上げましょう。
片面に時間がかかるなら反対の面を使って見ましょう。
押してもダメなら引いてみな ・・ のことわざの如くです。
同じスポンジ面で薄く塗り広げる事ができない場合は、
未使用の裏面を使って仕上げましょう ・・ 力を抜いた重複仕上げ。
何度か撫ぜる事で仕上げ部分にピッチレスWが残らなくなります。
コツを掴むのに両面を使って仕上げましょう ・・ 使い分けを習得。 |
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ピッチレスWの膜を残さないように縦・横・円で撫ぜましょう。
一番下のヘッドライトがクリアーに仕上がっています。
タオル拭きが必要無いくらいに仕上がっています。
この仕上げをボディにできる事でタオル拭きが殆ど不要になります。
初心者でも薄く塗り広げる事でタオル拭きが簡素化できますよ。
それだけ楽な仕上げができることになります。 |
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特に新しいスポンジは必ず両面を使って仕上げるようにしましょう。
ピッチレスWが両方向からスポンジに染み込みます。
それだけ早く使い易いスポンジ作りができることになります。
仕上げの際は軍手を忘れずに使用しましょう。
手、指も汚れない作業になります。
軍手をつけたままでスポンジ塗りを行っても滑る感触は判りますよ。 |