２０１９年　８月９日　　　Ferrari　３５５　黄 ピッチレスコート １／拡大写真で見る 布張り幌仕上げのコツと方法 　 １／養生をする ２／P8コートを霧状に吹き付ける １ ／ ボディの塗装よりもガラスにP8コート液がなるべく付着しないように新聞やタオルなどで目張りをします。 ガラスに付着したP8コート液を取り除くのに手間が掛かるので養生はできるだけシッカリしましょう。 ２ ／ P8コートボトルを軽く振ってボトル内のP8コート液に空気が混ざるようにしてから霧状に吹き付けます。 その訳は細かな粒子を拡散して吹き付ける事が出来るからです。 ３／軽くブラッシング ３ ／ 幌全面にP8コートを霧状に隅々まで吹き付けました。 次はブラシを使って全面を軽くブラッシングしてP8コートを塗り伸ばすだけです。 ブラッシングは一方向だけにせずに　「縦 ・ 横」　を使います。 そして縫い目に沿ってのブラッシングを取り入れます。 縫い目に沿ってのブラッシングに付いては、後の写真で説明しますね。 このブラッシング時にP8コートが縫い目に染み込みます。 P8コートが縫い糸などに染み込むと強くなり切れ難くなりますから長持ち効果をも得るお手入れになりますよ。 乾燥は悪影響を及ぼしますからね！　・・　塗装にしても車の全ての素材には潤いが肝心だと言うことです。 人肌と同じだと思って下さい。 　  ４／半分吹き付けが終わりました ５／ブラシ ４ ／ きれいに色が整ってないでしょ　・・　これで良いんです (笑) ムラムラになって色が整わなくても、そしてP8コートの溜まりが所々に出来ても良いんですよ！ 時間が経って乾くと綺麗に整った色合いに仕上がります。 注意するのは、少ない量よりもP8コートの溜まりが出来るくらいに多い量を使うことです。 ここがきれいに仕上げるコツですよ。 ５ ／ ３種類のブラシをお見せしています。 どのブラシを使っても仕上げる事が出来ますがお勧めは右側に見える枝の長いブラシです。 持ち手が長い分、広範囲のブラッシング仕上げに便利なのとP8コートを生地に塗り込みやすいのでお勧めします。 ホームセンターや金物店で購入下さい。 ちなみにブラシの上に見える幌をご覧下さい。 所々に白くなった部分が見えますね　・・　これがP8コートが多く付いた溜まりです。 これくらいに溜まりが出来ると深みの色合いに幌が仕上がりますよ。 参考までに。 　  ６／吹き付け直後の状態です ６ ／ P8コート吹き付けホクホクの状態です。 かなりの部分にP8コートの溜まりが出来ていますが、これが時間の経過で無くなりますよ。 では下の資料写真からは時間で見る経過をご覧いただきます。 　 　吹き付けた直後にとっさの思い付きで時間を計ることにしました。 　その方が皆さんに伝わりやすいと思ったからです。 　時間が経つと綺麗になりますよと言っても　・・　はてさて、どれくらいの時間なのか 　分からないですからね。 　AKIさんって皆さん思いでしょ　・・　えっ、自分で言うなですって。 　こりゃ～失礼いたしやした (笑) 　１８時１４分から計ってみましょう。 　見ての溜まりがどうなるのかお楽しみまでに。   　１時間１５分経っとこの様になりました。 　この落ち着いた色合いは、いかがでしょうか。 　時間が経つと自然とこの様になるのが楽で便利なオープン幌の布張り仕上げのおもしろいところです。 　手間が掛かるのは新聞紙やタオルなどで目張りの養生をするくらいです。   　こちらの箇所もこの様に整った色合いに落ち着いています。 　P8コートを霧状に吹き付ける、　そしてブラッシングをする。 　後は放置するだけの仕上げ方です。 　綺麗な色合いに仕上げるには多めの量を吹き付ける事とブラッシングを丁寧にすることです。 　丁寧なブラッシングと言って難しい仕上げ方ではなく、数回同じ部分を重ねてブラッシングするだけです。 　縫い目にはブラシを少し押し当ててP8コートを染み込ますようにするだけです。 　それだけで誰もが、この仕上げが出来ますよ。 　 P8コートを吹き付けブラッシングして放置するだけの仕上げ方ですよ 元のページに戻る 　 copyright (C) 1989. AKI／洗車道場 All rights reserved.