P8コート
 
6 / ステップ仕上げ



仕上げ前の状態がこれです。

この様な状態でもP8コートで仕上げてみなければ
どうなるのか分かりませんからね。

いつも言っていますが至極チャレンジあるのみです。
黒々と蘇ると儲けもの、
蘇らなくても当たり前と言う精神が大事ではないでしょうか。


ではP8コートでヌリヌリ仕上げをしましょう。
黒々と蘇る変化に期待して!

面積があるのでP8コートを吹き付けます。


そしてスポンジで塗り伸ばします。


溝の部分は歯ブラシを使って塗り伸ばし。


タオルで拭き取り。


ここまで黒色に変化しました。


離れて見るとこんな状態です。


先にステップを仕上げてこの様になると
蘇らない黒色素材の参考例で見てもらった箇所を
この後に仕上げるとあれっ? てなもんですね (苦)

なんでとなりますよね。
ですから手掛けて見ないと判らないという事です。

ステップが簡単に黒色に仕上がったと思っても
同じ結果になるとは限らないのが現実ですからね。

でも蘇らない黒色素材は少ないですよ。
大方の黒色素材は蘇りますからね。

でも安心は禁物ですよ!
二度塗り仕上げで仕上がった状態です。

一度目は写真で見てもらったように
P8コートを多めに使った仕上げ方で塗り伸ばしています。

二度目の仕上げは少ない量を塗り伸ばした仕上げ方です。



二度塗り仕上げの重ね塗りを行ったのは
乾いてから斑が出ない為の安全策とお考え下さい。

完璧な色合わせの仕上げ方になります。
近くで見た仕上がり状態です。

仕上げ前の状態と見比べて下さい。
あの状態がいとも簡単にこの様なまでになるから
P8コート仕上げがおもしろいわけです。


一つ言えば
あの蘇らない黒色素材の参考例で見てもらった部分も
この様に仕上げればよかったのに残念です。

まっ、これも参考資料になって良かったと思えば
気が安らぎますがね。

全ての素材がパーフェクトに蘇らないというのを
解っていただいたと思います。



どアップで見るとこんな感じに仕上がっています。

P8コートをスポンジで全体に塗り広げてから
更に全体を歯ブラシでブラッシングする仕上げ方もあります。

見てのように素材自体が凹凸になっているので
歯ブラシを使ったブラッシングで汚れを掘り起こして浮かせてからタオルで拭き取るという方法です。

また溝の奥までブラッシングをするとスポンジよりもP8コートを塗り込めますからね。
このような仕上げ方も参考にして手入れを行って下さい。


P8コート

ステップの仕上げ



凹凸になった形状の素材には
一度塗りよりも二度塗りをお勧めします。

深みの黒色になって斑が無い仕上がりになりますよ。



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