洗剤を使った洗車をすると水洗いをすることで、まるで洗剤が落ちたかのように誰もが思う事でしょう。
ところが、そんな簡単に洗剤膜は車のボディから水で流れ落ちませんよ。
薄い膜になってもシッカリと残っているのが厄介なところです。
洗剤膜が車のボディで言えば塗装ですね、そしてパーツ類に残ると紫外線の影響もあり劣化を早めます。
塗装が白っぽくなったり、ヘッドライト、特に黒の樹脂バンパー、テールランプ、パッキンなどが同じように
白っぽくなってくすんだりするのは全て洗剤膜が原因と思って下さい。
特に泡立て洗いの機械洗車というのは便利でしょうが、愛車を美観維持する方々は機械洗車を避けます。
愛車の塗装やコーティング膜にダメージが無い手入れというのをよく理解されているからです。
写真で見るように、ここまで黒色樹脂バンパーが劣化しているとP8コートを使って手入れをしても
黒々と蘇らせる事が難しいのが実情ですし、復元できない場合も多々あると思って下さい。
でも最初から想像だけで無理だと諦めるよりは、同じ諦めるにしてもP8コートでチャレンジしてから諦めましょう。
その方が納得できる諦め方になりますからね。
この写真はP8コートを塗り伸ばした直後の写真です。
けっこう黒々となっているでしょ ・・ ところが塗りたての状態に騙されてはイケナイ訳です!
塗りたては黒々をした状態になりますが少し時間が経てば斑になったり、白くなったりしてムラになります。
その理由は、劣化した素材がP8コートを吸い込んで表面に潤いが無くなった訳です。
それが下からの写真です。
この様に素材がP8コートを吸い込む状態の場合は、仕上げを何度も重ねるという根気との戦いになります。
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