コーティングにワックスを使うとコーティング膜が取れますよ ・・ と言われて致し方なく
水洗いだけで維持されたことで細かな線傷が入ったのでしょう。
水洗いのアフターケアだけでは、見てのような錆を取り除く事はまぁ~無理でしょう。
そしてコンパウンドのような研磨剤を使うと擦ったところだけ傷になったり、色褪せしたりしますから
放置状態だったと思います。
こんな時の対処方法はピッチレスコートの出番となります。
塗装を削るような仕上げ方にはならないので塗装が色褪せたり、擦り傷になって白くぼやける
ようになる事がありません。
ではピッチレスコートで仕上げて見ます。
ただし、ピッチレスコートを使えば必ずどんな汚れも、錆も取り除けると言うことはありませんよ。
試してみないと判らないのが実情です。
でも試しても傷になったりすることが無いので試す価値はある手入れになります。
仕上げ方は、スポンジの角端にピッチレスコートを付けて人差し指と中指で押さえながら擦ります。
ゴシゴシと押さえて力任せに擦る仕上げ方はしません。
軽く撫ぜて、まずはピッチレスコートの保護膜を作ります。
スポンジで2~3回撫ぜると保護膜ができますから簡単なことです。
保護膜が出来ると擦り傷が入るのを防いでくれます。
便利な保護膜効果です。
それから少し押さえ気味にしてスポンジで撫ぜる仕上げ方を繰り返します。
徐々にピッチレスコートが錆に染み込んでゆきますから少しづつ取れてきますよ。
無理に擦らない仕上げ方が基本です。
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