2006年 07月18日   JAGUAR E-TYPE 


バケツ1杯の水だけで車一台手洗い洗車





車の塗装に優しい手洗い洗車術になります

 

4リットルの水とタオルで出来るバケツ1杯の洗車術

  ようはタオルに水を含ませて滑らせるだけの簡単な方法です。

  どこにでもある普通の綿タオルを使った仕上げ方ですから特殊なタオルなどを必要としません。
  自分の愛車ですから洗面台で顔を拭いたタオルや粗品などで貰ったタオルを使いましょう。

  不要な出費要らずの用具として済みますからね。
  新しいタオルは水を吸わないので少し使ったタオルを使うのが手洗い名人になるコツですよ。


まず始めに水を含ませたタオルで車のボディを濡らします。
ゴシゴシと力を入れて擦る事無くやさしく撫ぜる滑らせ方で濡らすと擦り傷防止になります。

次に水を絞ったタオルで優しく撫ぜながらボディ表面にある水分を吸い取ります。
この場合もゴシゴシ擦る事無く優しくタオルを滑らせるだけです。
絞ったタオルが水を吸い取ってくれます。


保護膜有り 初めての水洗い時に、どのメーカーのワックスを使っていたとしても多少なりとも
タオルが滑りやすい状態を保護膜有りと思って下さい。

保護膜が多少なりとも残っていれば余分な力でタオルを押さえて滑らせることが無いので
楽な仕上げ方が出来るのと同時に擦り傷防止になります。

ちなみにピッチレスコートで作った保護膜の場合はヌルっとした弾力性がある保護膜になります。
その分、擦り傷防止に役立つ効果が遥かにアップします。


保護膜無し まったくタオルが滑らない状態です。
タオルを滑らせるとクルっと丸くなって、まるで 「ちくわ」 のような状態になります。

このような状態の場合は、多めの水をタオルに含ませて、タオルの端などを指先で摘まみ
ボディに水を付ける程度にタオルを滑らせます。
タオルが滑らないからといって強引にタオルを押さえて拭く仕上げ方はしませんよ!

このような状態の対処方法はボディに水分が残っても構いませんから絞ったタオルで
出来るだけ水分を取る事にします。

そして水分が乾いてから薄くピッチレスコートをボディに塗り広げます。
それからササっと超簡単なタオル拭きでピッチレスコートの余剰膜を拭き取ります。
本当の一撫ぜ、二撫ぜ程度の優しいタオル拭きを行います。
擦るのではなく、触れるという程度のタオル拭きになります。


この工程を終えてからもう一度、手洗い洗車を行って下さい。
タオルはスルスル滑るわ! ・・ 絞ったタオルで水分を残すことなく簡単に吸い取れるわ! で
最初の洗車は何だったの? となるくらいに変化した楽な手洗い洗車が出来ますよ。
保護膜が無い場合は半信半疑でも是非お試し下さい。



  バケツ杯の水洗い洗車とは、全ての汚れをタオルを使って取り除く仕上げ方では無く、ホコリを取り除く為の
  力を必要としない優しい仕上げ方になります。

  ギラギラ目立つような渦巻状の洗車傷や線傷を入れない為のタオル洗い方法とお考え下さい。
  また塗装やコーティング膜を傷つけない手入れ方法ともお考えいただければと思います。

  ただしピッチレスコートの保護膜でケア出来ている場合は、この優しくて簡単な水洗い方法でもホコリ以外の
  汚れも大方取り除くことになります。

  力を入れない優しいタオル洗いで取れない汚れはボディケアの時のピッチレスコート仕上げで落とします。
  手洗い洗車の参考にして下さい。
  


4リットルの水とタオルだけで出来る痛快な洗車方法

バケツ杯の水での洗車術

写真のバケツはリットル用です。
使うのはリットルくらいの真水だけですよ。

目からウロコの洗車術を
お試し下さい。



綿タオルの厚み幅がクッション効果を発揮してくれますから傷防止に役立ちますよ


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