2015年 3月26日  LEXUS LS600hL




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保護膜を厚みにするピッチレスコート仕上げ

 




レクサスのソリッドブラックが最上質の輝きを放つ磨き術

   仕上がり状態をご覧いただきながら
   保護膜を厚めに作るピッチレスコート仕上げを文章でお伝えします (^^)/

   水洗いをしたときにタオルの滑りが鈍く、水滴の粒も丸くはなるものの端が少し伸びたようになったので
   保護膜に厚みを持たせようと判断しました。


   ピッチレスコートの保護膜が無いボディは
   いきなりピッチレスWを使うとムラ消しが大変な場合が多いですから
   まずはピッチレスコートを使って保護膜を作り、ピッチレスコートでの仕上げに慣れてから
   ピッチレスWへ、ステップアップしてくださいね。

   またスポンジも黒く柔らかくならないとピッチレスWでの仕上げは難しいですから
   スポンジ作りのためにもピッチレスコート仕上げの回数を重ねてください (^^)/


   仕上げの説明が長くなるため、写真と関係ない解説が入ることがありますがご了承ください(笑)




磨き傷の入らないピッチレスコート仕上げで超美観

   まずピッチレスコートをスポンジに一付けします。

   この「一付け」とは
   スポンジにボトル口を当てたままボトルを一振りし、丸く付ける量のことです。


   スポンジの状態によって付ける量が変わってきます。

   新品やピンク色が目立つような使い始めのスポンジの場合は、この一付けを
   サイコロの3~5の目のように付けます。

   両面からピッチレスコートが染み込んで、黒く柔らかいスポンジであれば一付けでOKです。


   ※ このピッチレスコートの使用量はコーティング等の保護膜があるボディに限ります。
      完全に保護膜が無いボディには不向きですので、その場合はお問い合わせ下さい!!



   お持ちのスポンジに合わせた量を付けたら、ヘッドライト・テールライトでゴシゴシ擦ります。

   この時、スポンジ面全体に行き渡らせるようなイメージでスポンジを回転させながら擦るとよいです。




メッキが輝き高級感が上がるピッチレスコート仕上げ

   ライト部分だけでは狭くて馴染ませにくい場合は目立たないバンパーの下の方や
   ドア下の箇所を使ってウォーミングアップします。

   ミラーの塗装部分を使って馴染ませるのもお勧めですよ。

   暖かい季節は虫が付きやすいミラーですから、ウォーミングアップに使うことで保護膜が厚くできて
   水洗いでも虫が除去できるくらいにお手入れが楽になります (^^)/


   また完全にムラが無くなるほど馴染ませてしまうと
   ボディへ伸ばす分のピッチレスコートが足りなくなってしまいますから
   ほどほどにしておきましょうね(笑)




高級車のモールの水垢除去にはピッチレスコート

   ウォーミングアップをしたスポンジでボディを撫ぜていきます。

   濃い色の塗装色の場合は必ずピッチレスコートを塗った跡・ムラが出ます。


   ここでスポンジに力を入れて仕上げてしまうとムラ消しが大変な作業になりますが
   撫ぜるように塗り広げていればタオル拭きで簡単にムラを消すことが出来ます。

   タオル拭きでのムラ消し方法は順を追って説明しますね (^^)/


   ムラはそのままに、まずはドア1枚分程を縦・横・円にスポンジを動かしながら塗っていきましょう。

   ムラも均等に出るわけでなく、仕上げ始めた箇所だけ濃く出るはずです。
   仕上げ始めた箇所に多く付いたピッチレスコートを他の箇所へ持っていくようなイメージで
   塗り広げていきます。


   新品のスポンジをご使用の場合は裏面が新品ですから、タオル拭きをしてムラを消していきます。

   裏面が何度か使用して表面が柔らかくなっているスポンジであれば
   ピッチレスコートの付いていない面に裏返して同じように縦・横・円を描きながら撫ぜて
   スポンジ戻しをします。

   スポンジ戻しとは、ピッチレスコートの余剰膜をスポンジに吸わせていくことです。
   そうすることでピッチレスコートが無駄にはなりませんし、スポンジも早く黒く柔らかくなってくれますよ。




メッキホイールに傷が入らないピッチレスコート仕上げ

   ではタオル拭きでのムラ消し方法を説明します。

   私共がピッチレスコート仕上げで使用するタオルは 【ウチダのスーパークロス】 です。
   マイクロファイバーではなく綿のクロスで、とても使い勝手が良く長持ちするためにお勧めしております。

   このスーパークロスを2回畳み、手の平サイズにして使用します。

   ムラが出た箇所にスーパークロスを当てたら指4本を揃えて添えて
   優しく、細かく、縦・横・円に動かします。

   イメージとしてはその箇所に熱を与えるように摩擦を起こしてあげる感じです。

   広い面積であれば、手の平全体で軽く押さえるようにすると楽ですよ。


   拭きながら感触の違うところが無いかチェックします。
   タオルがツルツルと滑らず、感触が鈍い所はピッチレスコートが充分に塗れていない箇所になります。

   そんな時は再度ピッチレスコートを付けた面で何度か撫ぜてみてください。
   付け足さずとも、ツルツルとした感触へ変わります。

   それでも感触が鈍い場合は、ピッチレスコートをスポンジに一付けしましょう。
   そして同じようにライトやバンパーでウォーミングアップしてから
   感触が鈍かった箇所を優しく撫ぜて仕上げていきます。




メッキホイールが輝きタイヤはP8コートで黒々とケア

   以上の作業を繰り返して仕上げていきます。

   ピッチレスコートを初めて使う方、まだ仕上げに慣れていない方の場合は
   一度に全部に塗り広げずにパーツごとに分けて仕上げることをお勧めします (^^)/

   ドア1枚分ごと等、狭い範囲を確実に仕上げてから次の箇所を仕上げるようにすると
   コツも掴みやすいですし、嫌気がさしてきませんから(笑)オススメです♪


   全ての車が同じ仕上げ方で同じ仕上がりになるとは限りません。

   ボディコンディションによって仕上げ方が多種多様にありますから、
   綺麗にならないからやーめた!ではなく
   どうしたら綺麗に仕上がるの?とガンガンお問い合わせくださいね!

   皆様の愛車に合わせた仕上げ方をアドバイスさせて頂きますので、遠慮なくどうぞ!




ヘッドライトの黄ばみ、くすみ防止にピッチレスコート

   ピッチレスコートの保護膜厚み仕上げ、解説を読み過ぎて写真をスルーしてませんか?(笑)

   スルーしていた方、再度上にスクロールして仕上がりチェックもお願いしますね (^_^)v


   メッキホイールにもピッチレスコートをお使いいただけますよ!
   ブレーキダストの付き方、汚れ方が格段に変わります。

   汚れても柔らかいタオルで拭くだけでスルンと落ちますから痛快ですよ♪

   またブラシでゴシゴシしませんから、傷の入らない超美観仕上げがホイールにも出来ます。




ソリッドブラックのボディが漆黒の色艶に仕上がります

   この艶感、ほ~・・・ っとなるような仕上がりです!

   写真を撮りながら私も ほ~・・・ っとなっていましたから(笑)

   誰もがうっとりするような、思わず2度見して釘付けになるソリッドブラックの
   ピッチレスコート仕上げでした!


   スポンジのウォーミングアップでライトを利用することで、ライトの美観も維持できます。
   黄ばみ、くすみの無い透明なライトが青空駐車場でもピッチレスコートがあれば簡単に維持出来ますよ♪





(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

ピッチレスコートの保護膜効果で青空駐車場でも怖いものなし!



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