2019年 5月18日   WAGON‐R 黒



ピッチレスコート



/拡大写真で見る

ドアの取っ手に目立つ線状の爪傷消し

 



 ピッチレスコートを使うとこんな仕上げ方が出来るというのをご覧いただきます。

 見ての通りに取っ手部分に汚れが残ったままです。
 水洗いをして無いということですね。

 これくらいの汚れにはピッチレスコートの直塗りが出来ちゃうんですよ。
 ですからドアの取っ手部分が汚れていても完璧に取り除く水洗いをしなくても大丈夫です。

 ドア取っ手部分に限っての仕上げ方です。
 ボンネットやトランクなどのメイン箇所にはダメですよ (>_<)

 人目を引く箇所は丁寧な水洗いで汚れ落としをしましょう。
 では下の写真で仕上げを進めて行きますので参考にご覧ください。

 




 このような狭い部分にはピッチレスコート付属の小さい方のスポンジを使った仕上げ方が便利です。

 スポンジの指先部分にピッチレスコートを一付け足して磨きましょう。
 この様な汚れがある状態の場合はピッチレスコートを2~3回に分けて付け足して磨きます。

 少し多めの量を使うことで汚れをピッチレスコート液が包んでスポンジ面に取り込んでくれます。
 塗装に優しい仕上げが出来ます。

 こんなに狭い箇所でも必ず 「縦・横・円」 を交えたスポンジ仕上げをしますよ。
 指先を使った仕上げ方です。





 仕上げ部分の左半分にピッチレスコートを塗りました。

 「縦 ・ 横」 だけの塗り方だと、写真に見えるようなスポンジ線だけになります。
 ですからこの線と隙間をフラットにして保護膜を整えるのに 「円」 を交える訳です。

 色合いがきれいに整いムラ防止になるのと同時に保護膜表面が均一に整います。
 均一に整ってフラット面になった保護膜は汚れ付着防止効果になります。

 「縦・横・円」 を描くのが基本の仕上げ方になる理由です。
 このホームページでお伝えしている事には全て理由がありますよ (^^)/

   



こぼれ話 (?_?)

師匠曰く、講習を習った者で
恰も知識があるように 「縦・横・縦」 と言い表す者がおるが
己の無知をさらけ出していると笑っていました。

して、その根拠は、 それにその論理は ・・ と聞いてみたくなるとおっしゃっていました。
どう返答するのか楽しみとも ・・・


[
「縦 ・ 横 ・ 円」 が基本ですよ (^^)/






 塗ったピッチレスコートをタオルで拭き取ると見ての状態になりました。

 この状態でもう一度ピッチレスコートを塗ると言うか、少し押さえ気味で塗り込むともっと深みある
 色艶になりますから、二度仕上げを試みて下さいね。

   



 角度を変えて見るとこの様な状態にまでなっています。

 左側に見える曲線部分がまだスッキリしませんでしょ。
 これは講習者の方が気遣って優しいスポンジ擦りをした結果です。

 この様な状態の場合はスポンジでゴシゴシ擦りです。
 ピッチレスコートの保護膜で擦り傷が入ることが無いので皆さんも遠慮なくこの様な取っ手の爪傷消しは
 ゴシゴシとスポンジ擦りをして下さい。

 気遣った優しいスポンジ擦りよりもゴシゴシ擦りの方がきれいに仕上がると実感されることでしょう。

   




 いかがでしょうか ・・ これが二度仕上げでゴシゴシ擦った仕上がり状態です。

 クッキリとした黒色に仕上がっていますでしょ (^^)/
 擦ると微妙に細かな線傷が増える黒色塗装でもピッチレス効果でこの様な仕上げが出来ちゃうんです。



 あの見えていた汚れはどこへ?
 となりますが、スポンジに取り込まれていますよ。

 次の機会に仕上げを行うときは今回使ってない反対側のスポンジ面を使用します。
 今回の汚れが取り込まれたスポンジ面の汚れ落としが軍手が勝手にしてくれます。

 スポンジが汚れても継続して使えるクリーニングを軍手に任せましょう。
 黒ずんで汚れたスポンジはそのまま使用します。

 汚れたからと言って洗うことは一切しない使い方も基本の一つです。
 お忘れない願います。

 スポンジはそのまま継続して使います (^^)/

   




 違う角度から見るとこの様な状態に仕上がっています。

 指で触れると何とも言えない質感になっていることを皆さんはご自分の愛車で実感して下さいね。
 さわって、触れて気持ちが良い保護膜質感ですよ。

   


(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

ドア取っ手爪傷消しはスポンジでゴシゴシ擦りましょう。
適量に一付けピッチレスコートを付け足すのはお忘れなく願います。



元のページに戻る


 

copyright(C) 2013 細野/美装 All rights reserved.