2014年 11月14日  Lamborghini Diablo



バケツ1杯の水で手洗い洗車



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ボンネット仕上げ

 



ディアブロの赤色ボディをバケツ1杯の水洗いでお手入れ

  水を含んだタオルを滑らせると、この様に水滴が浮きます。
  水滴が浮くのは保護膜が有るからですよ。


  保護膜が無いと水滴では無く、水で濡れるだけになります。
  すると簡単にタオルで吸い取ることが出来なくなります。

  楽で疲れないお手入れ、手間が掛からない即効仕上げには不向きな水洗い仕上げになります。

  



スーパーカーに傷の入らない究極の手洗い洗車方法

  こちらの写真はボンネットの右側半分が水洗いで仕上がった状態です。

  これから仕上げる左側半分と見比べると判るようにクッキリしているのは仕上げた右側ですね。
  左側は白くなって見える汚れが積もっています。

  では水を含んだタオルで洗うとどれだけの汚れがタオルで取れるのかを下の写真でご覧下さい。




ランボルギーニをショールーム内で手洗い洗車可能

  汚れがどれだけタオルで取れるのかを見る為に新しい白いタオルを使いました。

  ご覧のタオルは水を含んでいます。
  地面にポタポタ水が落ちないくらいに水を含んだタオルですよ。

  バケツ1杯の水を使った手洗い洗車とは、バケツの中にタオルを浸けて水を含ませる洗い方です。
  そして水切りをするタオルもバケツの中に入った水の中で濯いで水滴を吸い取るのに使います。

  では水洗いしましょう。




水浸しにならない手洗い洗車方法で店内でもOK

  タオルを数回折り曲げて手の平サイズにして使います。
  水洗いにしても吸い取りにしてもタオルを手の平サイズにして使うのが基本です。

  ボディをゴシゴシ擦らずに滑らせるように撫ぜる仕上げ方の水洗いです。
  ボディに保護膜があると写真の様に水滴が浮きます。

  その水滴を水切りをして絞ったタオルで吸い取るだけの仕上げ方ですよ。
  コーティングをしたボディにはコーティング膜を傷つけない水洗いになります。

  優しい仕上げとは、線傷が入らないお手入れが出来るということです。
  ただし保護膜が有る場合になります。

  それだけ保護膜が大事であって活用する水洗い方法です。




排ガスで汚れたボディもバケツ1杯の水洗いで簡単ケア

  水を含んだタオルを滑らせると見てのようにこれだけの汚れがタオルで取れました。

  取れるというよりも汚れが勝手にタオルの編み目に移動します。
  その理由は保護膜効果です。

  タオルに含んだ水が保護膜に達すると汚れが水に混ざって浮きます。
  その時に水滴に混ざって残るのとタオルの編み目に付着するのとに分かれます。

  水滴に混ざって残った汚れは水切りをして絞ったタオルで吸い取るだけです。
  かなりの汚れは水洗い時のタオルに移ります。



  綿のタオルを基本に使うのは汚れ取りに効果があるのと、編み目の繊維が膨らんでクッション効果を
  発揮する事で塗装やコーティング膜への摩擦を軽減できます。

  それだけ線傷を入れない、そして増やさない優しい仕上げ方になる訳です。
  更に洗剤を一切使わない真水と綿の繊維と編み目が汚れを吸着するのにも効果があります。

  クリーティング ・ ケアと言う全てのお手入れ方法には、すべて理由がありますよ (^^)/




(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

手洗い洗車術と言い表しているのは保護膜効果を活用したマジカル仕上げです。


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