2016年5月28日 Ferrari 355
一周回りの仕上げ方
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パッと見てきれいだったブルーメタリックのボディも水洗いでホコリ落としをすると
これだけ変わりました。
少し離れて見た場合と近くで見た場合とではこれだけの違いの差があります。
きれいに見えるのは撮影角度にもよりますが、でもおもしろいくらいに変わるでしょ♪
しかもバケツ1杯の水だけを使った手洗い洗車でここまでの事が簡単にできます。
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☺アドバイス
左回りでも、右回りでもご自分が好きな回り方をしましょう。
毎回お手入れする時に自分の回り方のスタイルを作ると仕上げの効率が良くなります。
後ろへ下がる回り方をすると見過ごし、見逃しなどのミスが無くなります。
二度手間にならない、拭き残しが無い仕上げ方ができます。
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私 細野の場合はフロントガラスから始めます。
そして次に、ドアガラスを仕上げてから下側の側面を仕上げます。
側面が終わるとドアを開けて屋根とステップを仕上げるようにしています。
写真はステップを仕上げているところです。
ステップの仕上げ方は2つあります。
1は、汚れが多い場合です。
この場合は、水洗いと拭き取りをします。
2は、汚れが少ない場合です。
この場合は、水洗いをせずに水切りをして絞ったタオルで拭き取りだけします。
タオル拭きで取れ難い汚れがある場合は、後からボディを仕上げる時にピッチレスコートを
使って仕上げます。
この方が簡単ですからお試し下さい。
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この様に水切りをして絞った拭き取りタオルで軽く撫ぜる
仕上げ方をしています。
ゴシゴシ擦るのは塗装以外の素材ですが、塗装はデリケートな
素材ですから優しく撫ぜる程度のタオル拭きです。
ちなみに見えている黒い素材はP8コートで仕上げます。
黒色素材のお手入れにはP8コートを使っての仕上げ方になります。
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側面が終わると今度はトランクに移ります。
先ずは上の部分から仕上げて下へと仕上げて行きます。
写真は、トランクと言いたいところですがフェラーリの場合はエンジンハッチですね。
この部分を終えてからリヤバンパーに移ったところです。
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バンパーは端から始めて端まで一体で仕上げています。
その方が効率がいいですよ。
後ろへ下がりながら見落としが無いかの確認をしながら後ろへと移動します。
この見方をすると見逃しなどがないチェックが完璧にできますよ。
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ご覧の様にこの位置まで来ました。
ひざを地面や床に着けると腰、膝など足腰への疲労防止になります。
参考にして下さい。
私 細野が疲れる事無く毎日車の手掛け仕上げが出来るのは、この様なコツを
取り入れているからですよ !(^^)!
後少しでバンパーが終わります。
バンパーを仕上げると後ろ側が全て仕上がります。
そのまま後ろへ下がりながら立ってリヤフェンダーの上から始めてドアの窓ガラスを仕上げます。
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窓ガラスを終えてからドア側面を仕上げます。
ここでもシッカリひざを床に着けてチェックしながら後ろへ下がっています。
これで見逃すところ無しに仕上げる事ができます。
そしてもう一つ肝心な事を!
疲れない仕上げが出来るということですね。
自分流の一周回りの順序を作って仕上げを楽しんで下さい。
水洗いもピッチレスコートを使った仕上げも窓ガラスの仕上げもすべて同じです。
一周回りの仕上げは無駄が無いお手入れに役立ちますよ♪
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では次にバケツ1杯の手洗い洗車を写真と解説でご案内いたします。
ここまでの水洗いは動画撮影しております。
You Tube 細野美装チャンネルで参考動画をご覧いただけます。
では水洗い仕上げに進みましょう。
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(^^)/ 細野カーぴか アドバイス
一周回りの仕上げ方は見落としが無い便利なお手入れ方法ですよ。
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