2013年6月6日  PORSCHE  Carrera2



ピッチレスコート



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スポンジの選択と仕上げ!

 



ピッチレスコートでポルシェのカー・ボディケア

    面積が広い平面の水垢落とし、くすみ除去には黄色いスポンジが超GOODです。

    その理由は、スポンジ面が粗い、スポンジが丁度良い硬さ、スポンジの厚みが程よい力を加えるのに
    適しています。
    簡単にお伝えするとこの様な利点があるという事です。

    でも他にも色々と利点がありますが、それは仕上げによって異なりますので、ここでは上の文章で
    お伝えしている事を覚えといて下さいね。

    仕上げの最中、又は仕上げのコツが解り出した時に 「あっ! あの事か・・なるほど!」 と
    思い起こされることでしょう。

    



ピッチレスコートでポルシェのクリーティング・ケア

     ご覧の様に指がスポンジに沈み込んでしまうまで押さえてないのがお分かり頂けます。

     スポンジの脇を親指と小指でしっかり固定して仕上げて下さい。
     スポンジが安定します。
     新しいスポンジは表面が硬いので跳ねちゃいますからね!




ピッチレスコートでポルシェを美観仕上げ

    こちらの角度からスポンジと指をご覧下さい。

    女性の指にフィットする親指と小指の位置があります。
    男性の方にもフィットする親指と小指の位置があります。
    手の平、指の大きさでスポンジを安定させる位置があると思って下さい。


    中指三本は必ずご覧の位置に添えてスポンジ仕上げを行います。
    指先がスポンジより大きくはみ出さないように三本の指先位置を確かめて下さいね。


    そしてここが肝心なところです。
    指先でスポンジを少し押さえ気味にして 「縦・横・円」 を描いて仕上げます。
    そうすると 「水垢」 「くすみ」 が取れるのと同時に隙間ができないので、きれいな仕上がりができます。
    隙間があるとムラになりますよ。


    更に肝心な事を!
    スポンジの最後尾を少しだけ浮かせます。
    ほんの少しだけですよ ・・ 大きく浮かせると無駄な力がスポンジ面に加わりますから少しだけです。

    三本指を少し押さえ気味にする事でスポンジの最後尾が浮きますから難しい事ではありませんよ。
    スポンジに指先で押さえ込んで仕上げると、指先の辺りにしか圧が掛かりませんからきれいな
    仕上げから離れますからご注意下さいね。

    なるべくスポンジ面を広く、そして無駄が生じない使い方をしましょう。




ピッチレスコートでポルシェのワックス掛け

    三本指を添えているスポンジ面が白くなっているのを確認下さい。

    黄色いスポンジ表面が白っぽく、又はグレー色に変わりました。
    これはボディに付着していた 「水垢」 「汚れ」 が取れてピッチレスコートと混ざっている状態です。


    片面全面がこの様な状態の色になれば反対の新しい面を使います。
    この黄色いスポンジは丸型ですから少しづつ回しながら新しい部分を使って汚れを取り除いて行きます。

    仕上げながら 「水垢」 「くすみ」 がピッチレスコートと混ざるとスポンジ面が詰まります。
    凹の面が汚れで埋まるということですね。

    そうすると汚れが取れる頻度が落ちます。
    ですから新しい面である部分を少しづつ回しながら360度スポンジ面を使う訳です。


    イマイチ意味が解らない方は仕上げの時にご連絡下さい。
    電話でのアドバイスになりますが離れていても一緒に仕上げましょうね。

    仕上げ後ではなく仕上げの最中にお問合せ下さいね。
    メールでは適格なアドバイスを100%伝え難いので直接電話が細野の超お勧めです。

    遠慮していたらテクニックやコツが腕に付きませんからお気遣いなく気楽にご連絡下さいね。
    細野流アドバイスをお楽しみに (^^♪

    



ピッチレスコートでポルシェのメンテナンス・ボディケア

    ピンクの角スポンジが置いてあるポルシェの形は曲線になっています。

    黄色いスポンジでも仕上げる事ができますが、この部分にはピンクの角スポンジが仕上げ易いですよ。
    スポンジの厚みが薄い分、仕上げ面にスポンジ面が密着しますからお勧めです。
    黄色いスポンジだと密着面に隙間が出来ます。

    という事はムラになりやすいということですね。




ピッチレスコートを使ったポルシェのお手入れ

    この様な凹凸があるエンブレムの淵を仕上げる場合はピンクの角スポンジが適しています。

    スポンジの角を使うと便利です。
    タオルで拭き取れない汚れ、水垢、くすみが混ざったピッチレスコートの残膜は、歯ブラシで軽く
    縁ブラッシングすると取れます。

    塗装面に使う歯ブラシは普通の歯ブラシではなく毛並が柔らかい 「豚毛の歯ブラシ」 がお勧めです。
    傷が入らないお手入れができます。



ピッチレスコートでポルシェのボディ仕上げ

    ご覧の様に、溝、隙間、直角部分、湾曲している部分にはピンクの角スポンジの端、角を使うと
    便利な仕上げができます。

    角スポンジの端に中指三本で押さえながら指先部分のスポンジ面を上手く使って仕上げましょう。

    又はスポンジを端に人差し指で押さえながら擦る仕上げも便利ですよ。
    擦ってもピッチレスコートの保護膜効果でキズが入らないのでご安心下さい。




ピッチレスコートでポルシェの輝き仕上げ

     ドア取っ手部分の入り込んだ湾曲部分もピンクの角スポンジの厚みがベストです。

     上下に分けて指先仕上げで上と下から仕上げます。
     特にこの部分には線になった爪キズがよく入っています。
     スポンジで擦ると爪キズが消えますからお試し下さい。

     ピッチレスコートは塗装を削るのではなく、汚れを取り除いて、線になって見えるキズ溝を埋めます。
     それでキズが消えたように見えます。

     塗装、コーティング膜を削る事が無いのでいつまでもきれいなボディを保持できるという事です。
     塗装が剥げたり、変色したりしないボディ・ケアができます。

     コーティングがしてあるボディにはコーティング膜を永久に保持できるメンテナンス・ケアにもなります。





(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

ホワイトボディの水垢、くすみ除去にはサングラスが絶対のお勧めです。



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