2014年6月17日 Rolls-Royce
バケツ1杯の水洗い洗車
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ボンネットから始めてドア側のサイドも水洗いで仕上がりました。
続けてトランクに移り仕上げを進めて行きます。
この部分も高い箇所から水洗いで仕上げてゆきます。
トランク上部、ナンバープレートがあるトランク側面、そしてバンパーと
上から順に下側を仕上げます。
まずはトランクの平らな表面を仕上げます。
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水洗いで水滴が浮きました。
ボンネットと同じような光景ですね。
この水滴を吸い取るだけで水洗いが終わりです。
洗う ・・ 吸い取る ・・ このパターンの流れを部分的に区切って
仕上げるお手入れ方法です。
部分的に区切る事で水滴が乾く前にタオルで水滴を吸い取る事が
できるので慌てる仕上げにはなりません。
でも炎天下のしたで黒色塗装の車になれば即効で水滴が蒸発しますよ。
そんあ場合は、もっと仕上げる面積を少なくしてタオルに多く水を含ませて
水滴作りの水洗いをすることで対処できます。
炎天下で水洗いをされる方はお役立て下さい。
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もう一つお伝えします。
写真で見る面積は炎天下では水洗いをしません。
水洗いをした瞬間に水蒸気になって水分が蒸発してしまいます。
炎天下では写真に見える水滴の3分の1くらいの面積を仕上げます。
水滴が見えている面積なら三等分する部分仕上げで手掛けます。
必ず手が届く位置に拭き取りタオルを置いて直ぐにタオルチェンジが
できるように準備するようにしましょう。
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ではタオルを滑らせて水滴を吸い取ります。
何度も言いますが、優しくタオルを滑らせます。
水切りしたタオルに空気を含ませるのをお忘れなく願いますね。
空気を含ませたタオルと、そうでないタオルとではハッキリと違いが出ますよ。
使い易く、仕上げ易いタオルは空気を含ませて柔らかくなっています。
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一度拭き仕上げです。
タオルを触れさすだけの滑らせ方でご覧の様に水滴を完全に吸い取れます。
写真で見える線状の傷が入らないおていれになります。
タオルを触れさせるだけの滑らせ方で写真のように線状の傷が入る事はありませんよ。
写真で見える傷はゴシゴシ洗いの傷ですよ。
それと業務用、または一般市販のワックスを掛けて拭き取る時にゴシゴシ擦って
入った傷でしょうね。
ちなみにこのロールスは、まだ師匠すら一度も手掛けてない車です。
ワックスの保護膜が効いていても傷が入るお手入れをしていた証しが線状の傷です。
では続けて塗装に優しい仕上げを進めて行きますね。
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このように水滴が無くなりました。
残念ながら傷はピッチレスコート仕上げでなければ消えません。
水洗いで傷が消えたらノーベル賞ものでしょうね (^o^)
保護膜は効いていますがご覧のボディ状態です。
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少し間を置くとご覧の様に水滴が乾いて小さくなりました。
小粒の水滴なら簡単に吸い取れますが広い面積に同じような小さな水滴を
浮かせる水洗いではたちまち乾燥してしまいますから適度な水を含ませた
タオルでの水洗いをするようにして下さい。
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この様に水滴が無くなり仕上がりました。
ここはショールームですがバケツ1杯の水洗いなら床を汚すことなく
手洗い洗車の仕上げが簡単にできます。
マンションの駐車場、月極め駐車場などで水道設備が無い所でも場所問わずできる
便利な洗車方法がバケツ1杯の水洗いです。
どんな場所でもバケツ1杯の水を持って行くだけで車の塗装に優しい洗車が
できますから活用して便利な手洗い洗車になります。
隣に車が停まっていても迷惑にならない水洗いができることになります。
バケツ1杯の手洗い洗車術を活かして楽しんで下さいネ。
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(^^)/ 細野カーぴか アドバイス
塗装を痛めない手洗い洗車で美塗装を保つお手入れ。
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