2016年4月25日  CELSIOR



ピッチレスコート


11/拡大写真で見る

フレームとピラーのタオル拭き

 



シルバー車のボンネット仕上げで見るタオル拭き資料 ボンネット、バンパーとフロント周りの
タオル拭きが終りました。


続けて助手席側のサイドミラーから屋根に
向かってのフレームとピラーを仕上げます。


高い部分から先に仕上げますので
ドアから上の窓枠周囲になります。





車のタオル拭きで見るシルバー塗装の維持状態 車のタオル拭きで見るメッキ素材の維持状態 車のタオル拭きで見るセンターピラーの維持状態

    サイドミラーを仕上げてからフレームに沿って屋根に向かいます。
    屋根は屋根でも天井ではなく出っ張りのフレームだけをタオル拭きします。

    天井は後から仕上げますので手つかずのまま置いておきます。
    フレームを仕上げる時にメッキモールも同時に仕上げますよ。


    そしてドア真ん中辺りに進むと中央にある黒い素材のピラーを仕上げます。
    屋根からドアに向かっての縦拭きは少なく、逆らうように横拭きを多く使います。

    その理由は、水洗い時に縦拭きが多いのでタオル拭きの時は逆らって横拭きを多く使います。
    同じ縦拭きを多用すると縦に線状の傷が入ったり増えたりする恐れがあります。

    細かな線状の傷さえも入るのを防ぐ為の防止仕上げです。
    要は素材に縦線に繋がる癖をつけない為の防止策とお考え下さい。

    ピラーを終えると元に戻って続きのフレームを仕上げて行きます。

   



車のタオル拭きで見る12年経ったピラーの維持状態

    このピラーは擦ると線傷が入りやすい軟な素材です。

    スポンジでもタオルでもゴシゴシ擦ると細かい線状の傷が入ります。
    巷で色々な車を見て確かめて下さい。
    ギラギラ目立つ線傷が入った車が多いのが見れますよ。

    12年経ってもご覧の状態でこの軟な素材のピラーも線傷少なくクッキリとした色合いで
    美観維持できています。





車のタオル拭きで見るメッキモールの維持状態 車のタオル拭きで見る12年経った塗装の維持状態 車のタオル拭きで見る12年経過したボディの状態

   では続けてフレームに沿って後部へ移動して行きます。

   手の平と親指に注目してご覧下さい。
   親指はメッキモールを拭いています。
   手の平と他の指はフレームを拭いています。

   フレームの幅は短いですが、ここでも一応は 「縦 ・ 横 ・ 円」 を描いたタオル拭きで仕上げていますよ。
   時折、親指を離して手の平で 「縦 ・ 横 ・ 円」 を描いています。

   なんのこっちゃ? ・・ と思われる方は You Tube の動画を参考にご覧下さい。


   そして後ろへ移動しながら細い黒色素材のピラーを仕上げます。
   それからまた後ろへ移動して行きます。

  



車のタオル拭きで見る12年を過ぎたお手入れ結果 この位置まで来ると親指ではなく小指を使って
メッキモールを拭きます。

その方が拭き易いので!

と言うのは左手で仕上げていますから、ここまで来ると
親指を使っていると腕をひねる体形になります。

ここで手の平を返して小指をメッキモールに当たるように
する事で楽な姿勢でタオル拭きができます。


ちょっとした事で楽な仕上げになるのか、それとも
疲れる仕上げになるのかの分かれ目ですね。

できるだけ楽して仕上げましょうね!



シルバー車のタオル拭きで見る12年経過した結果

    サイドミラーからここまで来ました。

    これで天井を省いて高い部分のタオル拭き仕上げが終りました。
    次は窓から下の側面仕上げに移ります。


    ところでその前にタオル上の塗装部分をご覧下さい。
    この辺りにも目立つ線状の傷が無いのが見て取れます。

    では側面に進みましょう。




12/拡大写真で見るでは側面仕上げのタオル拭きです


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