2016年1月31日  CELSIOR



バケツ1杯の水洗い洗車


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ドア側面とバンパーの水洗い!

 


12年継続の車を接写でチェックする手洗い洗車効果

    先ずは3枚の写真で12年経つ塗装面の維持状態と仕上がり状態をご覧いただきます。

    水を含ませたタオルを優しく滑らせるだけの手洗い洗車方法で毎回仕上げているボディです。
    擦る洗い方はまったくしませんよ。

    写真のセルシオはピッチレスコート ・ ケアで出来る保護膜が厚みになっていますから、どんなに
    汚れていたとしても毎回バケツ1杯の水だけを使う手洗い洗車を行っています。
    タオルでボディを軽く、そして優しく撫ぜるだけの洗い方です。



    写真で見える水滴がその洗い方で浮いた粒です。
    ボディにかなりの汚れが付着している状態や積った場合でもタオルに含ませる水の量を変えるだけです。

    タオルに含ませる水の量を変えるだけで、どんなにボディに汚れが付着していても洗い落とせますよ。
    ただし、それにはピッチレスコートで作る弾力効果がある保護膜が必要になりますがね。

    塗装と汚れの間に弾力性のある保護膜層がある事で汚れを浮かして離れやすくなります。
    水を汚れに浸透させると汚れが浮きます。
    浮いた汚れは、水切りをして絞ったタオルで吸い取りやすくなります。
    タオル拭きが擦らずとも撫ぜる仕上げ方で簡単に出来る事になります。



    汚れにタオルを触れさすように優しく接着させます。
    ようは汚れの一番上の部分から下の部分へと水を染み込ませて行くといった仕上げ方ですね!

    この繰り返しを何度か行なうと簡単に水が汚れ全体に浸透します。
    水が浸透すると汚れが水滴に混ざって浮くのでタオルで簡単に吸い取る事ができるようになります。

    今日のセルシオは汚れが少ない状態なので少ない水を使った仕上げ方で洗っています。
    汚れが酷い時はタオルに多く水を含ませる仕上げ方に切り替えるだけです。



12年継続のシルバー車で見るユニークな洗車方法

    このタオルの毛並みをマジマジとご覧下さい。
    一番使いやすい状態のタオルです。

    使い易い状態とは、水洗いにしても、水滴の拭き取りにしてもの事です。
    そして質感のチェックが丁度しやすい厚みになります。
    ピッチレスコート付属のタオルが水洗いに適したタオルですよ!



    毛並みがある程度、均等に揃っているのが見えます。
    タオルの毛並みが痩せて無くなると水滴の吸い取りが驚くほど鈍ります。
    また反対に毛並みが長く、太い場合でも水滴を吸い取りますがタオルが重くなって滑らせ難くなります。


    まるでタオルの毛並みは磯ギンチャクのような触手です。
    いろんな方向へ触手が広がっていますから水洗いで浮いた水滴を広範囲から吸い取る事が
    楽々できます。

    ちょうど写真で見るタオルの毛並みがベストな状態です。
    このタオルはピッチレスコートに付属している拭き取り用のタオルです。

    タオルの厚み、毛並みを参考にして下さい。
    


12年継続の塗装で見る手洗い洗車の維持効果

    一番上にある写真と二番目にある写真の水滴が違うのをご覧下さい。

    水滴の大きさが変わりました。
    その訳は、写真撮影をする間に蒸発して少なくなった訳です。

    保護膜が厚みになっているボディによく見られます。
    小さい粒になった水滴をタオルで撫ぜると簡単に無くなります。

    



  面白い保護膜

     これはピッチレスコートで保護膜を作られた方は毎回体感されますよ。

     それは水洗いが簡単になることも大事な要素の一つですが、なんと汚れの付着率が今までと
     比べて遙かに低下しますから雨の後に愛車のボディをよ~く見てチェックして下さいね。

     それだけ愛車のボディが汚れないという事です。
     まったく汚れないとは言っていませんよ(笑)

     今までと比べて汚れなくなるとの事です。
     もう一つ、解りやすく言えば他のケミカル用品の保護膜と比べて下さい!

     と言う事ですよ(笑)



     保護膜が厚みになると!

     水洗いで水滴を浮かべると、水滴は保護膜のツルツル質感でそのまま立つ事が出来なくなります。

     一つの参考例として別の表現で言い表せばスケートリンクに一度も立った事が無い人、そして
     経験も体験もしたことが無い人がスケートシューズで立っているとします。

     足を広げると皆さん ・・ どうなると思いますか?
     そうですね。
     直立できないくらいにスタイルを崩すことになることでしょう。

     それと同じ事がツルツル質感の保護膜でも起きるという事です。



     水滴がバランスを崩すと?

     ボディ上に直立に近い状態で浮いていた水滴が突起状態から平ら状態になります。

     すると次に起こるのは水滴同士がくっついて合併することになります。
     小さな粒の水滴が合併すると大きな水滴になります。

     大きな水滴になると重みで流れます。
     車のボディ形状の造りには真平らなところがほとんど無いので必ず流れ落ちます。

     汚れが混ざった水滴が流れ落ちることでボディに残る汚れの度合いが少なくなります。
     今までの汚れが残る状態をピッチレスコートの保護膜効果で比べて見て下さい。

     今までよりも汚れの付着率が少なっていることでしょう。
     意外な発見が見れますよ。






12年継続の塗装状態で見る究極の手洗い洗車術

    この様な複雑な形状の箇所でも水を含めたタオルで撫ぜると汚れ落としが簡単にできます。

    見ての通りに段差あり、隙間あり、凹凸部分ありの複雑な部分ですが保護膜がシッカリ出来ている事で
    普通のタオルを使った手洗い洗車の方法だけで信じられないくらいきれいになる車の水洗いができます。

    写真で見えている部分で言えば塗装、メッキ素材ですね。



12年継続の塗装を接写で見る手洗い洗車の効果

    見えていた水滴がほとんど無くなりました。

    水切りをして絞ったタオルで一拭きしただけでこの状態です。
    この後にタオルを裏返して、乾いた面でもう一度軽く撫ぜると少し残っていた細かな水滴も完璧に
    吸い取れて無くなります。

    二度拭き仕上げの水洗いをすると水滴が残らないきれいな仕上げが簡単にできますよ。
    一度拭き仕上げでもきれいになりますがイライラするくらいにゆっくりとタオル滑らせる事になります。

    ゆっくりとタオルを滑らせるのが苦手な方は二度拭き仕上げの方が早いのでお勧めです。
    いろいろと試して自分好みで仕上げて下さい。




8/拡大写真を見るではボンネットをご覧いただきます。


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