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ヘッドライト
尖がったり、丸みになったり、段差が有ったりと複雑なデザインが今風の流れですね。
この様な場合の仕上げ方はスポンジの角や側面角を使ってピッチレスコートを塗り込みます。
隙間などの奥にまで出来る限りピッチレスコートを行き渡らせて保護膜を作る為の仕上げ方になります。
スポンジの平面を使っての隙間や目地などへの塗り込み仕上げは無理なので、スポンジの角や側面の直角部分を使って
ピッチレスコートを奥まで浸透させるように塗り込む仕上げ方をします。
写真ではスポンジを側面の角を使ってヘッドライトとフロントバンパーの隙間にピッチレスコートを塗り込んでいます。
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モールの隙間
この様な部分の仕上にもスポンジの側面角を使うと便利ですよ。
ちなみに使い込んだスポンジが奥まで塗り込みやすいので是非スポンジが汚れても大切に保管して下さい。
使い込んで汚れて黒くなったスポンジはバツグンに使い勝手良いので色々な仕上げで重宝しますよ。
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ゴム素材と塗装
左の写真を見ていただくとボンネットとフロントバンパーの隙間に黒いゴムが見えています。
この様な場合にでも同時仕上げが出来るのがピッチレスコートです。
よく隙間に白くなったワックスが残っているのを見ますがピッチレスコートを使うと白くなって残る事がありません。
更に白くなって残っているワックスを簡単に取り除く事もできますから便利ですよ。
仮にピッチレスコートをベッタリ塗ったとしてもスポンジ戻しをすると綺麗な仕上げができます。
スポンジ戻しとは、何度かスポンジで優しく撫ぜる重複仕上げの事です。
力を抜いて優しくスポンジを往復撫ぜさせて仕上げましょう。
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異なる素材も同時仕上げ
左の写真では塗装部分とメッキ素材の隙間を仕上げています。
この様に素材が違っても同時仕上げが出来ます。
右の写真では、黒い軟弱素材とメッキ素材を同時に仕上げています。
ここでも両方異なる素材を同時に仕上げています。
使い込んで黒ずんだスポンジは塗り仕上げがとてもしやすく、そして軟弱な柔らかい素材にも擦り傷を入れない
仕上げが出来るので使い勝手の良いスポンジになります。
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隙間と平面仕上げ
左の写真では塗装部分とメッキモールの隙間に保護膜を作っています。
保護膜を作ると言っても簡単なことです。
ただピッチレスコートが付いたスポンジを軽く押し込んで撫ぜるだけです。
簡単に保護膜が作れる訳です。
右の写真では只単に軽くスポンジで重複撫ぜしているだけです。
軽く2~3度スポンジを往復させることで簡単に保護膜が出来ます。
平面部分は軽く撫ぜるだけの仕上げ方です。
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窓枠のセンターフレーム
見ての、この黒色素材も柔らかくてゴシゴシ擦ると線傷が入る軟弱な素材になります。
スポンジ仕上げにしてもタオル拭きにしてもです。
綺麗な状態をいつまでも保つ仕上げ方は使い込んだスポンジで優しく撫ぜる仕上げ方をするだけです。
まず先に塗装部分を仕上げる事でスポンジ面にピッチレスコートが行き渡ります。
そのままこのピラーの黒色素材である部分を仕上げるとムラが出ない仕上げができます。
ピッチレスコートを付けたままでスポンジ塗りをするとムラが出て、ムラ消しをすることになりますよ。
もしムラが出たら少しスポンジを押さえ気味にしてゆっくり撫ぜます。
薄いムラ消しの仕上げ方です。
新しいスポンジを使う場合は
ピッチレスコートを 「サイコロの五の目」 のように 「5点付け」 してヘッドライトで擦ります。
そしてボディやバンパーなどを先に仕上げるとスポンジ面が柔らかくなります。
それから軟弱素材を仕上げるようにします。
既に目立つ線傷が入っている場合は、スポンジにピッチレスコートを一付けして厚塗りします。
ボトル口にスポンジを付けて上下に一度振ると付く量が一付けです。
ゴシゴシ擦る仕上げ方はしませんよ。
軽く、ゆっくりと全面を 「縦・横・円」 を使ってスポンジで撫ぜます。
薄い部分とクッキリ濃い部分とに分かれて色が整わない場合は
再度ピッチレスコートをスポンジに一付けして撫ぜる仕上げ方をします。
濃い色の部分が本当の色ですから薄いムラを濃い色合いに合わせる仕上げ方をします。
ほとんどの部分が同じ色合いになると
今度は力をムチャクチャ抜いて軽く撫ぜるスポンジ戻しをします。
すると黒い素材に残っていたピッチレスコートが無くなります。
ピッチレスコートの余剰膜がスポンジに戻って素材部分から無くなった訳です。
そして更に使って無い手の平側のスポンジ面を使って
軽くスポンジ戻しを行うとタオル拭き不要の綺麗な状態に仕上がりますよ。
傷消し仕上げのスポンジ戻しで体感下さい。
仕上げ方で解らない事やすぐさま問題をその場で解決したい場合は
細野アドバイスをご利用下さい。
その場から電話1本するだけで即刻問題解決できますよ。
細野アドバイスを有効活用しましょう。
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ドア取っ手
左の写真はスポンジの側面角を使って隙間に保護膜を作っています。
右の写真では爪傷が入りやすい湾曲部分にスポンジの平面を使って保護膜を作っています。
この部分もできるだけ 「縦・横・円」 を交えたスポンジ塗りをしましょう。
既に目立つ爪傷が入っている場合はピッチレスコートを一付けスポンジ端の角部分に一付けして擦ります。
線状の爪傷消しが簡単にできます。
塗装やコーティング膜を削ったりして害を及ぼすような仕上げにはなりませんのでご安心までに。
爪傷が入り難い保護膜を作りましょうね。
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左の写真は親指を使って上から取っ手の端を仕上げています。
湾曲した真ん中部分の仕上げには3本の指 「人差し指、中指、薬指」 を使うと仕上げ方をします。
右の写真では上から取っての上部隙間を仕上げています。
ドアの取っ手仕上げは、下からと上からの仕上げをすることでパーフェクトな保護膜仕上げができます。
体勢によっては指使いが異なります。
塗りやすい仕上げ方をして下さい。
様は保護膜仕上げが簡単にできるのが一番ですから指使いは自由ですよ。
でもここで伝えている仕上げのアドバイスがベストですよ。
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