- 2007年10月26日のクリーティング ・ ケア -
P8コートで黒い箇所の仕上げです。
レザー素材からスチール素材を含む全ての黒色素材をメリハリある黒色に復活せます。
この黒々と蘇る変化が目の辺りに出来る事で痛快におもしろい訳です。
ワクワク気分で手入れが楽しめます。
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車種問わず、車には色々な箇所に黒色素材があります。
その黒色素材をメリハリある黒にビシッと仕上げるとどんな塗装色の車もボディ全体が色鮮やかに引き立ちます。
褪せた黒が深みの黒に蘇ると清潔感も加わって気持ち良いですからね。
手入れの仕方は簡単です。
P8コートを吹き付ける仕上げ方あり~の! またスポンジに付けて塗る仕上げ方もあり~のです。
仕上げ方は他にも色々とあります。
各仕上げの参考例で要所要所に適した仕上げ方としてお伝えしていますのでそちらを参考にして下さいね。
ここではスポンジ塗り仕上げをご覧下さい。
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P8コート仕上げが面白いのが多様性に飛んだところです。
左の写真では金属のネット(編み目状)の箇所に
P8コートで劣化 ・ 腐食防止になる黒色キープのケアをしています。
黒色素材は
金属系であっても樹脂系であっても全てに使えますよ。
くすんで色褪せた状態であっても
ほとんどがP8コートで黒々と復元させることができます。
P8コートをスポンジ塗りしたり、吹き付けたりすると
素材自体が一瞬で黒色に変化するのが目の前で確認出来る事で
ついつい面白く手入れを楽しむ事になります。
黒色美観ケアのクリーティング仕上げです。
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「物は必ず朽ちてしまう」 という言葉を聞く事があります。
見てのように車のレザーも年数の経過で色褪せる事が多く見られます。
これは劣化とかではなくレザー素材自体の潤いが無くなって色褪せた状態のものです。
レザーに潤いを与えれば素材が蘇る事が多々ありますよ。
その手入れに効果を発揮するのがP8コートです。
では、潤いが無くなって色褪せた黒色レザーを現状以上に回復させましょう。
どこまで好転するのかをP8コートでトライです。
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潤いが無くなって色褪せたレザー素材にP8コートをたっぷり吸い込ませる仕上げ方です。
P8コートを吸わせて潤いを与えて復活させるということです。
乾燥して潤いが無くなったレザーは表面がカサカサになります。
人で例えるならば乾燥肌と同じように潤いが無くなれば肌がカサカサになるのと同じ症状ということです。
人の肌と同じように、ただスキンクリームをササっと塗っただけでは
皮膚が吸収することでなかなかツルツルした肌には戻らないのと同じでレザーも同様ですよ。
レザー素材が満足するまでお腹一杯にP8コートを与えるわけです。
するとレザー素材の吸収が止まり色合いが整った黒色復活の仕上がりになります。
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P8コートをたっぷりスポンジに付けては塗る仕上げの繰り返しです。
もちろん、どの参考例でも皆さんにお伝えしている通りに 「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えてのスポンジ塗りですよ。
少々スポンジを押さえ気味にして塗り込む仕上げ方を行います。
- 色褪せた黒色レザーを蘇らせる仕上げ方の注意点 -
一度や二度、P8コートを塗て黒くなったからと安心するのは時期尚早ですよ!
というのは潤いが無くなったレザーは必ずP8コートをこれでもかと言うくらいに吸い込みまくります。
仕上げてから少し時間が経ったりすると斑になる事がほとんどです。
それだけ潤い不足になっていることの証です。
また塗りたての時は黒々した仕上がり状態であっても
数時間、短くて数分、または数日経つと斑が出て色が整わない状態になっていることもあります。
時間が経過して色が整わない状態になった場合には
改めてP8コートを染み込ませる仕上げを繰り返すのが基本の仕上げ方です。
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コンソールボックスの側面を見て下さい。
ちょうど真ん中に濃い色の部分と薄い色の部分に分かれている境界線が見えます。
この箇所もP8コートを二度塗りしましたが完全には整った色合いにはなっていませんでしょ。
P8コートを塗って黒くなったなと思っても直ぐに斑になります。
それだけ潤いをレザーが求めているわけです。
今回の仕上げは黒色箇所全体を先ずはP8コートで二度塗りして終えます。
次回の仕上げ時に改めてP8コートを重ね塗りします。
少し期間を空けることでレザーの安定部分とそうでない部分をチェックできます。
薄い色の部分に多めのP8コートを染み込ませる仕上げに
重点を置いて色合いを整える仕上げ方です。
ただし、この仕上げの場合もP8コートで全面塗りしますよ。
薄い部分には多めのP8コートを塗り込み、濃い部分には普通に塗り広げる仕上げ方になります。
皆さんはこのような場合には翌日に仕上げを行っても構いませんし
数日後に仕上げを行っても構いませんよ。
レザーがP8コートを吸い込むのをちょっと時間を空けて止まるのを待つわけです。
レザー素材に潤いを与え、色合いを整える時間差仕上げです。
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