2019年 6月24日   ROADSTER NC 赤



P8コート



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P8コート使用量不足はムラになる原因

 



潤いが無くなって色褪せた車の黒色素材を蘇らせる

 4日前にP8コートを吹き付けてスポンジ塗りで半分仕上げたリヤバンパー部分のアンダーガードです。

 P8コートを塗った部分と、まだ手付かずの部分とを見比べてみたのが下の写真です。
 色褪せた素材がころっと深みの黒になっているのをご覧ください。

 


色褪せて潤いが無くなった車のパーツを復元する方法

 同じように白くなってくすんでいた状態がP8コートを吹き付けただけで、この様に
 まったく異なる素材のように変化しました。

 P8コートを使っておもしろいのは、素材に吹き付けると一瞬で黒々となるからです。
 後はスポンジでP8コートを塗り伸ばしながら
 同じ部分を行ったり来たりしながらの重複塗りをするだけです。

 色が整うように重複塗りをすることで色合わせが上手く出来ますよ。



色褪せて変色した車の黒色素材を元色に復元する

 一番上の写真のように離れた所から見ると綺麗にみえますが、この写真のように
 ここまで近づて見るとこれだけ色が整ってないのが判ります。

 この状態になるのはP8コートがまだまだ素材を潤して無いという証です。
 潤いが無い素材はP8コートを吸い込みます。

 写真の様な色褪せた仕上がりになります。



 P8コートを塗った時点では綺麗な黒色で潤い満腹のような色艶になっていたのにと
 仕上げの動画を見た方なら思うでしょが、時間の経過でP8コートが素材へ浸透して行きます。

 すると表面のP8コートが足らなくなり色褪せたようなムラになる訳です。
 色合わせが出来なかったと言うことですね。

 と言うことは、上塗りを重ねて素材に潤いを与えなければ綺麗な色に整わないことになります。
 潤い不足の素材には、数回に分けて仕上げを重ねると色が整った綺麗な状態になりますよ。

 一度でバチっとキメル事が難しい状態の素材もあると言うことです。



色褪せて変色した車の黒色素材を修復する方法

 更に近くで見ると素材自体が細かな凹凸になっているのが判りますね。

 このような作りの素材には、溝の奥深くまでP8コートを塗り込む仕上げになります。
 この場合は、P8コートの量を多くしてスポンジ塗りします。

 縦 ・ 横 ・ 円 を描くのは基本中の基本ですから何度も交えながらスポンジ塗りします。
 隙間が出来ない塗り込み仕上げになりますよ。

 何度か回数を重ねると黒々とした色の仕上がりになります。
 この仕上げを重ねるのも一つのテクニックとコツをマスターするのに持って来いの方法です。

 これで一つ、貴方はP8コートの色合わせを完璧に習得出来たことになりますから根気をもって
 仕上げを楽しんでください。

 潤いを失った素材仕上げは根気ですよ!



この仕上げは 
You Tube 動画でご覧いただけます


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