2014年6月26日  Maserati




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タイヤ・ホイールのお手入れ手順と仕上がりチェック

 



マセラティのホイールを簡単お手入れ

     指でサッと触ったところだけ綺麗になっていますね。

     ブレーキダストがご覧のように積もっている状態のホイールをお手入れしていきますよ!



水を使わずブレーキダストを簡単除去

     タオルはP8コートが染み込んで柔らかくなり、汚れと共に真っ黒になっていますが
     この真っ黒タオルが使いやすい、仕上げやすいタオルなんですよ (^^)/

     よくお問い合わせ電話で「本当にタオルは洗わなくていいんですか?」と半信半疑の声をお聞きします(笑)

     洗うなんて勿体ない!せっかくP8コートが染み込んだタオルですから!

     タオルは黒くてもホイールに再度タオルの汚れが付いてしまう、なんてことはありませんよ。
     写真でタオルが触れている部分をご覧いただくと、綺麗に汚れが除去できていることがわかります。

     このホイールは傷が入りやすい黒色素材ですから、過去にブラシで擦ったような磨き傷が入っていました。
     水で濡らして、アワアワにしてブラシでゴシゴシなんて必要ありませんよ。

     ブレーキダストは濡らすとべた付きますから、乾いたタオルで除去するのが一番なのです。



黒色素材のデリケートなホイールも簡単お手入れ

     先程の真っ黒タオルでブレーキダストを拭き取った状態がこちら。

     汚れでくすんでいた黒色ホイールが綺麗になりました。



ナット周りの隙間まで竹串を使って美観ケア

     ナットの周りは指が入りませんから竹串を使います。

     竹串にタオルを巻いて、細かな隙間を仕上げていきます。
     このとき隙間の幅に合わせてタオルの厚みを変えて仕上げます。



P8コートが染み込んだタオルは汚れが拭き取りやすい万能タオル

     ご覧のように竹串にタオルを巻いた状態でナット周りの隙間へ差し込み
     クルッと一回りさせるだけで汚れを簡単に拭き取ることが出来ますよ。

     タオルで拭いても除去できない頑固な汚れが付いている場合には
     P8コートを隙間にシュッと吹き付けて再度タオルで拭いてみます。

     P8コートを使っても除去できない場合にはピッチレスコートを使って仕上げていきます。
     ピッチレスコートを蓋の中に少量落とし、この竹串にタオルを巻いた状態のまま
     先端にピッチレスコートを付けてナット周りの隙間へ差し込みます。

     軽く擦りながら塗り広げ、真っ黒のタオルではなく綺麗なタオルで拭き取っていきます。

     ピッチレスコートが汚れをふやかしてくれるので、真っ黒のタオルを使用すると
     再度黒い汚れが解け出してしまうからです。

     P8コート、ピッチレスコートで仕上げることでナットのサビ予防にもなりますから
     初めて仕上げる際にはタオルで汚れが拭き取れてもP8コートやピッチレスコートで
     保護膜を作ってあげることをお勧めします (^^)/

     次回からのお手入れも更に楽になりますよ♪



タオルと竹串を使えば指が入らない箇所もケア可能 P8コート、ピッチレスコートの保護膜でナットの錆防止にも

     左の写真が仕上げ前、右の写真が仕上げ後です。

     これはタオルでサッと一回りさせただけでご覧のようにスッキリと汚れを拭き取ることが出来ました。

     P8コートが染み込んだタオルで拭くだけでも保護膜補充になりますから黒いタオルは便利ですよ~♪



キャリパーの汚れを除去してを鮮やかな色艶へ

     続いてキャリパーを仕上げていきましょう。

     手の届く大まかなところはホイールの汚れを拭いた同じタオルで仕上げます。



タオルが届かない箇所は竹串、刷毛で隅々まで美観ケア

     手の届かない隙間、凹凸部分は刷毛を使って仕上げていきます。
     ナット周りのように竹串を使って仕上げるのも良いですが凹凸に入り込みやすい刷毛の方が
     簡単に仕上げやすくて便利ですよ。

     この写真の刷毛は柔らかく毛が短いものになります。

     毛が長すぎても先端まで充分に力が伝わらず綺麗に仕上げることが出来ませんから
     この刷毛を愛用しております。

     汚れの状態に合った刷毛を選べるよう何本か
     毛の長さや柔らかさの違う様々なものを揃えておくと便利ですよ♪



凹凸の多いキャリパー仕上げは刷毛が大活躍

     指先では届かないご覧の凹凸部分を刷毛で仕上げてみましょう。



キャリパーの細かな箇所まで徹底的にお手入れ

     毛先に注目してください。
     毛先が思い切り潰れるほどの力が掛かっていないことがわかりますね。

     ササッと軽く撫ぜている状態です。



キャリパーの鮮やかな色艶がホイールを際立てます

     仕上がりを見てみます。いかがでしょうか。

     凹凸の汚れが綺麗に除去できました (^^)/



特別な道具は必要なしの簡単で便利なお手入れ術

     全体的な仕上がり写真がご覧のものしか無く申し訳ないのですが・・・

     タオルと刷毛を使って汚れでくすんでいたキャリパーが鮮やかな赤色に仕上がりました。



タイヤはP8コートで黒々とした色艶に大変身

     では最後にタイヤを仕上げていきます。

     P8コートをタイヤに吹き付け、スポンジで塗り広げるのが基本的な仕上げ方となりますが
     この日は風が強く、飛び散ってボディに広く付着するのを防ぐために
     スポンジにP8コートを付けて塗り広げる仕上げをしました。

     P8コートがボディに付いてもピッチレスコートで難なく除去できますし
     ボディに付いたからと言って悪影響があるわけでもありませんが
     ボディを仕上げる際の時間短縮のために風が強い日はこの方法で仕上げていきます。

     このマセラティは白色ですしコーティング膜があるためボディのお手入れも楽ちんですが
     黒色のボディにP8コートが点々と付着すると除去するのに少し時間が掛かりますよ!



P8コートをスポンジで塗り伸ばすだけで自然な黒艶に

     スポンジにP8コートを付けてタイヤに塗り伸ばしていきます。

     この時もゴシゴシと擦る必要はありません。
     写真でご覧のようにスポンジの先の方で軽く撫ぜているだけで塗り広げられます。

     ゴシゴシするとタイヤの凹凸でスポンジもすぐにボロボロになってしまいますから
     スポンジを長持ちさせるためにも軽く手を添えるだけの力加減で仕上げると良いですよ (^^)/



どんな形状のホイールでもタオルと竹串があれば簡単ケア

     ではビフォーアフターで変わり映えをご覧いただきましょう!

     全体の仕上げ前の状態がこちらです。

     次の写真で仕上げ後の状態をご覧ください (^^)/



P8コートは劣化防止効果もありひび割れ予防にも

     こちらが仕上がった状態のタイヤ・ホイールです。

     P8コートを塗ったタイヤが黒々とした自然な艶に仕上がっています。



少ない道具で超綺麗なホイールにお手入れ可能 P8コートとタオルと竹串、刷毛、スポンジだけで
ご覧のホイール、キャリパー、タイヤが仕上がりました。

P8コート、ピッチレスコートがあれば
水を使わなくとも超美観ケアが出来ますよ♪

ホイールが綺麗だとボディの色艶が更に際立ちますから
いつも綺麗にしていたいですね (^^)/




(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

特殊な道具は必要なし!簡単にホイールケアが出来ます



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