2015年10月10日  Fairlady 240ZG



ピッチレスコート



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フェンダー上部の傷消し仕上げ!

 



フェアレディ240ZGのフェンダー傷を消す仕上げ方法

     ご覧の様にスポンジの真ん中ではなく少し端の方にピッチレスコートを付けました。

     仕上げる部分の面積が広くありません。
     そのような場合は、スポンジの端側部分を使って仕上げますのでこの様に端寄りに
     ピッチレスコートを付けた訳です。


     ピッチレスコートのボトル口にスポンジをつけて上下にボトルを一振りすると
     写真でご覧の様にピッチレスコートが付きます。

     この量を使って仕上げて行きます。




フェアレディ240Zのフェンダー傷を落とす仕上げ方法

     このスポンジの仕上げ方をご覧下さい。

     指先を立てながらスポンジを押さえています。
     これは悪い例ですよ (>_<)

     この指の押さえ方ではスポンジの一部分しか使えません。
     それと力が入る部分と入らない部分が出来る事で仕上げ部分にスポンジが
     きれいに接着しなくなります。

     という事は隙間ができるスポンジの仕上げ方になる訳です。
     すると色合わせが上手くできなくなりますよ。

   



フェアレディ240Zのフェンダーキズを取り除く仕上げ

     これが基本です。

     スポンジの接着部分をご覧下さい。
     きれいにスポンジ面が仕上げる部分に接着しています。

     均等なバランスを保つスポンジ使いが出来る事で傷消しが簡単にできます。
     そして色合わせもきれいにできますからこのスポンジ使いをメインにして仕上げを
     行って下さいネ。




フェアレディ240Zのフェンダーキズを除去する仕上げ

     仕上げの途中でピッチレスコートを付けたスポンジ面がどうなっているのか
     裏返して見てみましょう。

     ほとんどピッチレスコートが残っていません。
     でもスポンジの中に染み込んでいますから新たにピッチレスコートを付け足す事無く
     そのまま撫ぜても滑ります。

     この状態のスポンジ面を利用して今度はスポンジ戻しをします。
     そうする事でピッチレスコート膜が塗装部分から消えます。
     すると仕上がり状態を確認できる訳です。



        先ずはピッチレスコートをスポンジに付けて仕上げる範囲に塗り伸ばします。

        次に「縦・横・円」を描きながら仕上げる部分を重複塗りします。

        そしてスポンジ戻しをして仕上がり状態の確認をします。

        きれいな色合いになって傷が見えなくなるくらいにまで消えていたら軽くタオルで
        撫ぜるように一拭きします。



     これで仕上がりですが、仮にタオルで拭いた時にタオル線が浮かぶようなら
     ピッチレスコートを付けたスポンジ面ではなく、反対の面を使って優しく一撫ぜします。
     そうするとタオル線が消えますよ。

     一部分が仕上がると、その部分を見本にして次の部分を仕上げて行きます。
     この仕上げ方は仕上げ慣れするまでのお手入れ方法になります。

     仕上げ慣れするともっと広い面積を一度に仕上げる事ができるようになりますよ。
     少しづつ仕上げる面積を大きくして仕上げ慣れしましょう。

     まずは確実に一部分を仕上げて見本作りをするのをお勧めします。




フェアレディ240Zのフェンダーキズを見えなくする方法

(^^)/ ここで細野からのアドバイスです!

     タオル拭きでタオル線が浮いた時に慌てないで少し様子を見ましょう。

     時間にして10秒くらいです。
     タオル線が消える事があります。



     多い量を使った場合にタオル線が消え難い場合もあります。
     その場合はピッチレスコートを付けて無いスポンジ面で軽く一撫ぜして消します。

     少ない量を使った場合は、タオル線が消えやすいので10秒くらい待って様子を見ましょう。
     消えない場合はスポンジで一撫ぜしましょう。



     タオル線が出ても気にする必要はありませんよ。
     それだけ保護膜が厚みになっていると考えましょう。

     翌日に見たら消えていたな~んて事もよくある事ですからね (^o^)




フェアレディ240Zのフェンダー傷を落とす技とコツ

     これはスポンジ戻しだけで仕上がっている状態です。

     スポンジの裏面を使って軽く、本当に軽くですよ!
     スポンジで触れるというような感じで軽く撫ぜた仕上がり状態です。

     ここまでの状態に仕上がるとタオル拭きが必要無いくらいです。
     でも質感チェックでツルツル感を楽しみたいですからタオル拭きは必要ですね (^^♪

     タオル拭きが気持ちよく長く撫ぜてタオル線が浮くとスポンジで撫ぜましょうね(笑)

     



フェアレディ240Zのフェンダー傷を修復するコツと技

     四角いライトが映っている前までが仕上がった部分です。

     この部分を見本にしてライト辺りからフロントガラス側に進んで行きます。
     仕上げ慣れするまでは見本を作るのに神経を使い少々時間も掛かると思います。

     それが慣れると早い仕上げが出来るようになりますよ。
     コツが解ればスイスイです (^^♪

     誰もが経験する歩み方ですからマイペースで遊びましょう。
     早い、遅いなんて関係無く自分が満足する出来栄えに仕上げる事を楽しみましょうね。

     誰でもその内仕上げが早くなりますよ♪




(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

スポンジの両面を上手く使いこなしましょう。



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