2018年 5月9日  CARRY 軽トラ / 銀



P8コート



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黒色素材のビフォー ・ アフター

 



クリーティングコートを使った車の黒色素材仕上げ クリーティングコートを使った車の黒色パーツ仕上げ

仕上げ前の状態です。

この部分の黒色素材は表面がフラットではなく細かな凹凸になっています。
この凹部分に汚れが埋まって汚れやすいのが特徴です。

ではP8コートを使った仕上がり状態と共に仕上げ方を下の写真でご覧下さい。



P8コート  スポンジ  拭き取りタオル  竹串  歯ブラシ  刷毛

これだけを使って仕上げています。


P8コートを使った車の黒色素材仕上げ P8コートを使った車の黒色パーツ仕上げ

複雑な形状になった凹凸部分の仕上げ方


ワイパー付け根になる凹凸部分はスポンジ仕上げが出来ない複雑な形状になっています。
こんな場合は、スポンジ、 歯ブラシ、 刷毛、 竹串の順で仕上げを行います。



先ずは平面部分をスポンジで仕上げます

平面部分にP8コートを溜まりになるように適量を垂らしてスポンジで塗り広げます。
P8コートを吹き付けると細かな液が色々な部分に飛び散りますから垂らしてからのスポンジ塗りがベストです。



次に凹部分を仕上げます

平面を仕上げると、かなりの量のP8コートがスポンジに付いています。
そのままのスポンジで凹部分の淵からワイパーの付け根に向かって塗れる部分までを仕上げます。



複雑なワイパーの付け根部分の仕上げ

P8コートを溜まりになるように少し多めの量を垂らします。

先ずは歯ブラシを使ってワイパーの付け根部分の周囲をできるだけブラッシング仕上げします。
次に刷毛を使って歯ブラシでブラッシングして余っているP8コートの余剰液を溝や隙間などに塗り込みます。

余剰液が少ない場合はP8コートを垂らして追い足しすると良いでしょう。



タオル拭き仕上げ

汚れが混ざったP8コート膜をタオルで拭き取ります。
平面部分のタオル拭きは指を使って拭き取れますが凹凸になったワイパー付け根部分は指を使ったタオル拭きが不可能です。

この場合は竹串にタオルを巻いて拭き取ります。
竹串を使うことで溝の奥まで仕上げることが出来ますから便利な仕上げ方になります。



この仕上げ方をすると写真と同じ仕上がりになりますからチャレンジ下さい。
複雑な部分の仕上げを楽しみましょう。



P8コートを使うと色褪せた車の黒色素材が蘇ります P8コートを使うと色褪せた車の黒色パーツが蘇ります

ワイパーフレームの仕上げ方


金属素材ですがP8コートで写真のようにお手入れ出来るんですよ。
スポンジ塗り、 刷毛塗り、 タオル拭き、 スポンジ塗りの順で仕上げます。



スポンジ塗り ・ 刷毛塗り仕上げ

スポンジにP8コートを付けて塗り伸ばす仕上げ方です。

「縦 ・ 横 ・ 円」 を描いてP8コートを重複塗りすると色付けと色合わせができます。
スポンジ塗りが出来ない隙間や溝などには刷毛を使って塗り込むとフレーム全体が綺麗な色に整います。



タオル拭き

P8コートを塗っただけでは綺麗な仕上がりにはなりません。

汚れがP8コート液に混じって残っていますからタオルで拭き取ります。
スポンジ塗りしたP8コートが乾いてからのタオル拭きとP8コートがまだ乾かない状態でのタオル拭きを試して下さい。

ワイパーフレームの劣化や腐食状態によっては
乾いた時のタオル拭きが適した場合もあり、またその反対の場合もありますから両方を試す訳です。

汚れ除去がしやす仕上げ方を取り入れましょう。
それでも整った色合いにならない場合はスポンジ塗りからタオル拭きまでの仕上げを繰り返します。



スポンジ塗り

このスポンジ塗りを使う場合は
上の仕上げ方でお伝えしてきたタオル拭きまでの順序でワイパーフレームに若干のムラがある場合です。


力を抜いて仕上げ部分に軽くスポンジ面を触れさせるような撫ぜ方をします。

仕上げる部分に接するスポンジ側を指で持つと力で押さえることになります。
スポンジの後ろ側を持って、スポンジ先を仕上げる部分に触れさせるようにすると力が入らない仕上げ方になります。


これが力を抜いた仕上げ方です。
力を抜いたスポンジ塗りだけで綺麗な色に整う場合はこれで終了です。

多少のムラやスポンジ筋が残る場合は
タオル拭きをしながら力を抜いたスポンジ塗りを数回繰り返すと色合いが整った仕上がりになります。



この仕上げ方で写真の様な仕上がりにならない場合は、仕上げ中に細野アドバイスをご利用下さい。
その場で問題を解決出来ますからお勧めします。



P8コートを使うと車の色褪せた黒色素材を簡単復元 P8コートを使うと車の色褪せた黒色パーツを簡単復元

凹凸になった平面部分の仕上げ方


右の写真で見るとこの様に凹凸になっているのが判ります。

この様な素材と面積がある部分の仕上げにはスポンジにP8コートを付けて塗る仕上げ方よりも
所々にP8コートを適量垂らしてからスポンジで塗り広げます。

この様な凹凸になった部分に、スポンジ付けだけで塗り伸ばす仕上げ方をするとP8コート量が少なく浸透不足になります。
浸透不足とは溝の奥までP8コートが行き渡らない仕上げ方になるということです。

塗れているようで塗れていないのが浸透不足ですよ (>_<)
乾くとムラになって濃い部分と薄い部分が目立つ仕上がりになります。


そして、もう一つ肝心なのは
必ず 「縦 ・ 横 ・ 円」 を描くスポンジ塗りを重複して同じ部分を何度か仕上げることです。

そうすることで凹になった溝の底までP8コートを塗り込むことができます。
写真に見える幅がある隙間の溝には、歯ブラシ、刷毛を使って塗り込みましょう。




P8コートを使うと車の黒色パーツの劣化防止に効果

P8コート、 スポンジ、 拭き取りタオル、 歯ブラシ、 刷毛、 竹串を使って仕上がった状態です。 

誰もが同じ仕上げが出来る黒色パーツの黒々美観仕上げです。
愛車のお手入れにお役立て下さい。




(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

P8コートを使った黒色素材仕上げも 「縦・横・円」 を描く塗り方が基本ですよ。


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