2020年 3月25日  CARRY 軽トラ / 銀



P8コート



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黒色素材のアフターケア

 



軽トラックで学ぶ黒色パーツのお手入れ方法とコツ 軽トラックで学ぶ黒色素材のお手入れ方法とコツ

仕上げ前の状態です。

このような造りの素材は遠くから見るとツルっとした表面になっているように見えますが
近くから見ると細かな溝がある凹凸になっています。

この凹になった溝に汚れが溜まりやすいんですよね・・・

ではアフターケアとして簡単に出来るお手入れをご覧下さい (^^)/




軽トラックで学ぶ黒色樹脂パーツのお手入れ方法

いつもの如くバケツ杯の洗車方法で水洗いします。

タオルに水を含ませて撫ぜると写真の様な水滴が浮きます。
以前に仕上げた時のP8コートの保護膜が残っているのでこのように水滴が出来る訳です。

この水滴を水切りをして絞ったタオルで吸い取ると水洗いは終わりです。




軽トラックで学ぶ車の黒色樹脂素材のお手入れ方法 軽トラックで学ぶ車の黒い部分のお手入れ方法とコツ

使っているのは、どこにでもある普通のタオルです。

粗品で貰うようなタオルでも、洗顔や手拭きとして使い古したフェイスタオルなどでも使えます。
程々の厚みがあるタオル、糸が固くないタオルを使うのが仕上げ易いタオルになりますよ。

厚みがあり過ぎるタオルは水切りで絞るのが大変です。
また拭き取りにしても使い易くないので写真で見るようなタオルが一番使い易いタオルになります。

ピッチレスコート付属のタオルを参考にして下さい !(^^)!



タオルは数回折って手の平サイズにします。
このサイズの厚みが水滴を吸い取るのにも、滑らせるのにも使い易いタオルになります。

軽く滑らせるだけで水滴を簡単に吸い取る事が出来ます。




軽トラックで学ぶ車の黒色箇所のお手入れ方法とコツ 軽トラックで学ぶ車の黒色樹脂パネルのお手入れ

タオルを優しく滑らせただけで水滴が残らない仕上げ方になります。

反対にタオルを押さえ付ける滑らせ方をすると水滴が残りますよ。
タオルで撫ぜる表現よりもタオルを滑らせるという言い方の方が力を入れてない表し方になります。

なのでタオルを押さえる拭き方では無く、押さえない拭き方とお伝えする為に
「滑らせる」 をできるだけ使うようにしております。

タオル拭きに力は不要ですよ (^^♪




軽トラックで学ぶ黒色素材劣化防止になるお手入れ

水洗いを終えましたが凹に汚れが埋まってこの様に残りました。

このような場合はP8コートで仕上げます。




軽トラックで学ぶ黒色樹脂劣化防止になるお手入れ 軽トラックで学ぶ黒色パーツ劣化防止になるお手入れ


仕上げ方 その壱 

P8コートが染み込んでいるスポンジをそのまま使って撫ぜてみます。

写真で見るような汚れは、この方法で綺麗に仕上がりますが、問題はこの汚れの部分が綺麗になっても
他の部分と比べて全体が整った色合いに仕上がるか、仕上がらないかです。

仕上がらない場合はスポンジに染み込んでいるP8コート量が足らなかったことになります。
その場合はP8コートをスポンジにちょい足ししながら塗り広げると全体が整った色合いに仕上がります。



仕上げ方 その弐 

写真で見る部分の汚れだけですから素材に直接P8コートを付けてスポンジ撫ぜしなくても
スポンジにP8コートを少量付け足しながら塗り広げると綺麗に仕上がりますよ。

「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えたスポンジ塗りをしましょう。




軽トラックで学ぶ黒色素材の色褪せ防止のお手入れ

「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えたスポンジ塗りだけで仕上がった状態です。

ゴシゴシとスポンジで押し塗りする必要はありません。
スポンジの端側を使って軽く撫ぜるように塗り広げると写真のように色合いが整った仕上がりになります。




軽トラックで学ぶ黒色樹脂の色褪せ防止のお手入れ 軽トラックで学ぶ黒色パネル色褪せ防止のお手入れ

スポンジ塗りを終えるとタオルで軽く撫ぜて終了です。

写真に見えるタオルは何回もホイール仕上げや黒色素材仕上げに使っているタオルです。
この様なタオルで拭く仕上げをします。


新しいタオルは糸くず、繊維が残りやすいのでP8コートが染み込んだタオルを使うと綺麗な仕上がりになります。
汚れが逆付きすることが無い仕上げができますよ (^^)/

拭き取りタオルには厚みを持たせて手の平サイズで仕上げを行いましょう。
タオルの厚みが弾力性になって汚れが混ざったP8コートの余剰膜を吸い取りやすくなりますからね。




軽トラックで学ぶ黒色パネル素材を美観維持するコツ

水洗いをしてP8コートのスポンジ塗りとタオル拭きで仕上がった状態です。

写真の右下に見えている隙間の溝はスポンジ塗りと歯ブラシ塗りで仕上げています。
このような箇所にある黒色素材は色褪せして劣化しやすいので定期的にお手入れしましょう。

綺麗な状態を保つことが手短仕上げでできますよ (^^)/




窓ガラスコートを使うお手入れ


黒色素材を仕上げた時にフロントガラスにP8コートが付いたのが写真に見えます。

スポンジ塗り仕上げの時に、スポンジがはみ出してガラスに付きました。
P8コートで黒色部分の縁まで綺麗に仕上げようとすると必ずこの様になりますよ。

この様な場合に役立つのが窓ガラスコートです。




軽トラックで学ぶ黒色樹脂素材を美観維持するコツ 軽トラックで学ぶ黒色素材を美観に保つお手入れ

P8コートのはみ出し膜を取り除くのは簡単ですよ (^^♪

窓ガラスコートを少し多めにスポンジで塗って、乾燥してからタオルで拭き取るだけです。
少し多めの量を塗るのはP8コート膜の吸い取り力アップの為です。

窓ガラスコートが乾く時にP8コート膜を吸い込みます。
P8コート膜が混ざって固まった膜を乾いてからタオル拭きすると簡単に除去できます。

ガラスにP8コート膜が残らず、そしてガラス面に保護膜が出来る一石二鳥の仕上げになります。



窓ガラスコートのスポンジ塗りは
黒色素材に窓ガラスコートがはみ出さないように人差し指、または人差し指と中指を使って際を塗りましょう。

せっかく綺麗に仕上がった黒色部分ですから窓ガラスコート塗りで
はみ出さないように丁寧に仕上げましょうね!




軽トラックで学ぶ車の黒色部分を美観に保つ方法

写真に見えるようにP8コートのはみ出し膜が無くなっています。

仕上げは写真のようになるのを確認することなく窓ガラスコート塗りをしましょう。
普通に塗るだけで完全除去できますよ。

写真を見ていただいているのは、ここまで取れていますよ ・・ という参考例です。



写真のようにスポンジの角先と指先を使った仕上げ方は、P8コート膜がタオル拭きの後に
ガラス部分と黒色素材部分の境目に所々に残った場合の仕上げ方になります。

この様な境目の仕上げは
スポンジの端を使って前進後進の塗り方と小円を描く仕上げ方をします。

「縦 ・ 横」 になる前進後進の塗り方だけでは隙間が出来ます。
その隙間ができないようにするのに小さくても 「円」 を交えるわけです

写真で見るように指先を使って 「小さな円」 を細かく取り入れると完璧仕上げになりますよ。
仕上げの参考までに (^^♪




軽トラックで学ぶ便利な黒色パーツのお手入れ方法 軽トラックで学ぶ便利な黒色樹脂のお手入れ方法

黒色素材はP8コートで、ガラスは窓ガラスコートで仕上がりました !(^^)!




軽トラックで学ぶ便利な黒色素材のお手入れ方法

ほんの数分で出来るアフターケアを定期的に行うと
いつまでも綺麗な状態で黒色素材を美観維持することが誰にでも簡単にできますよ (^^♪

ちなみにご覧の黒色部分のアフターケアは5~6分で出来ますよ。
仕上げの参考までに (*^^*)




(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

新車時よりも黒色パーツを美観ケア ・ 美観維持出来るお手入れ方法です。


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