壁際のサイド(側面)を仕上げて最後に残ったボンネットへ移りました。
このボンネットとフロントグリル、バンパーが仕上がると運転席側からスタートしたミラーまで
一周回って来た事になります。
ボンネットは真ん中部分から仕上げを始めて後ろのフェンダーへ下がります。
そうする事で仕上げた部分のチェックが出来るからです。
ピッチレスWの膜が多く残っている部分があればスポンジで薄く塗り伸ばす事ができます。
また塗装色によってはムラなどのチェックができることで 「ムラ消し」 ができます。
例えばフェンダーから始めてボンネットの真ん中へ進む仕上げ方では、仕上げた部分を
通り越してチェックする事が出来ません。
確実にチェックしながら進む仕上げ方、そして修正箇所を見つけると直せる仕上げ方、
これが同時に出来るのが 「下がる仕上げ方」 になります。
確認チェックができる後ろ下がりの仕上げ方を基本にして下さいネ♪
スポンジの滑りが鈍くなるとピッチレスWを付け足します。
そうする事でスポンジが滑るようになり疲れない仕上げができます。
そしてもう一つ肝心な事は保護膜補充がしっかり出来る事になります。
力を入れずに軽くスポンジで触れるような撫ぜ方のライト仕上げでも、スポンジが滑っても
表面にピッチレスWが無くなっていると保護膜補充が出来ませんから必ず付け足しを
しながら仕上げて行きましょう。
薄く塗り広げていますよ (^^)
|