ピッチレスコートをスポンジに補充するのは片面だけです。
一台の車を仕上げるのに片面を使います。
もう片面はピッチレスコートの量を塗り過ぎた時のスポンジ戻しに使います。
スポンジ戻しとはピッチレスコートの余剰膜をボディ面からスポンジに戻す仕上げに使う訳です。
ですから仕上げはスポンジの片面使いになります。
今、仕上げに使っているスポンジは黒ずんで使い込んだスポンジですからピッチレスコートを
少量付け足す事でスポンジがスルスル滑り保護膜補充が簡単に出来ます。
スポンジがまだピンク色している場合や使い始めたばかりの場合は
ピッチレスコートを少し多目に付け足します。
付け足す目安は 「サイコロの目」 です。
三点付け、四点付け、五点付けなどでスポンジの滑る質感作りを自分好みに調整します。
調整すると言っても意味不明ですよね (^^)
無難な線で 「四点付け」 がお勧めです。
その理由は三点付けよりもスポンジ全面にピッチレスコートを行き渡らせるのに最適だからです。
三点付けだと隙間が生じるか可能性がありますし、五点付けだと余剰膜が多くボディ面に残る
事があるからです。
中を取って四点付けがお勧めという事です。
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