2016年 3月19日  LEXUS LS600h



バケツ1杯の手洗い洗車



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大粒の水滴取り リヤバンパー編

 



バケツ一杯の水洗いで塗装の汚れを簡単除去

  仕上げ前の状態はこのように汚れています。

  この汚れを取り除くのに必要なのはバケツの中にある水にタオルを浸けて含ませるだけです。
  その水を含んだタオルの重みを利用して手の平で滑らせると下の写真で見る水滴になります。

  この水滴の中に写真で見る汚れが混ざります。
  汚れが混ざった水滴を水切りをして絞ったタオルで吸い取るだけの仕上げ方です。

  それだけで車の手洗い洗車が出来ます。

  バケツ1杯分の水があるだけで、どこでも簡単に出来る便利な洗車方法になるから
  一度体験すると止められないお手入れ方法になる訳です。

  では下の写真で水滴を作った状態をご覧下さい。

    



排ガス汚れも簡単に落とせるバケツ一杯の水洗い

  この様に黒ずんだ水滴がバンパーに浮きました。

  汚れが混ざるとこの様な水滴になって浮きます。
  後は水切りをして絞ったタオルで吸い取るだけです ・・ シンプルで簡単な仕上げ方でしょ? (^^)/


  その水滴を吸い取る前にバンパーの上をご覧下さい。

  トランク側面に浮いている水滴がバンパーに比べて綺麗なのが見えます。
  これは水を含んだタオルで二度洗いしているから透き通った水滴になっている訳ですよ。

  水を含んだタオルで二度の往復洗いをすると一度目に洗って浮いた水滴が、もう一度
  タオルに含まれた水分と混ざります。

  そして、その時に滑らせたタオルの編み目の中に最初に浮いた水滴の汚れが移ります。
  黒ずみになって見えていた水滴の汚れがタオルの編み目に多く移った状態が透明な水滴になる訳です。

  ちょっとした一手間だけで変化する面白い仕上げ方になります (^^♪




1度洗いと2度洗いの違い (?_?)

◆ 一度洗いの場合

一度洗いでも汚れが混ざった水滴は浮きますが、それは汚れの上の部分だけの場合や薄い汚れになります。
薄い汚れとは汚れの厚みが山の様になって無い汚れのことです。

頑固にこびり付いている汚れはボディ面から簡単には離れません。
それだけしっかりとくっ付いている訳です。

その理由は、汚れが接着している部分にまで一度洗いでは水が染み込まないからです。
浸透力が少ない分、水の染み込みがボディ面と汚れの間まで到達しない事で完全除去出来ない場合があります。

そしてもう一つ、一度洗いでは水を含んだタオルが乾いた汚れの上を通り過ぎるだけでタオルの編み目に
汚れが少ししか取れません。



◆ 二度洗いの場合

一度目の水洗いよりも二度に渡って水洗いをする事でかなりの水が汚れに染み込みます。
ボディと汚れの接地面の隙間にまで水が浸透する確率が増します。

それだけボディ面から自然に汚れを離して浮かせる事ができる訳です。
それに水滴に混ざった汚れを二度洗い時にタオル面に吸着させることが出来きます。

黒ずんだ水滴よりも透き通った水滴の方が仕上げていて気持ちが良いものです (^^♪
そういう事で一手間掛ける二度洗いがお勧めです。

二度洗いしても分くらいの差ですからね (^^)






傷の入らない洗車方法はバケツ一杯の水洗い

  写真の水滴は一度洗いのものです ・・ 汚れが混ざって黒ずんでいるでしょ。

  でもボディに保護膜がある事で水切りをして絞ったタオルを優しく滑らせるとモノの見事に
  消えて無くなるんですよ。

  実際に仕上げている人を楽しませてくれる手品みたいな水洗い仕上げになります (^^)/
  左側から右方向へタオルを滑らせて下側へ下したのが下の写真です。

  水滴が吸い取れて無くなったのをご覧下さい。

 




  わざとタオルを下側へ下して黒ずんだ水滴が見えるようにしました。

  いかがでしょうか。
  タオルを滑らせて水滴が無くなった部分とこれから仕上げる部分とを見比べて下さい。

  これだけ違う事になります。

  仕上がった部分は、もうこれ以上何もする事無くピッチレスコートでライト仕上げするだけですから
  簡単な薄塗りだけのお手入れで保護膜補充のメンテナンス ・ ケアが出来る事になります。

  水洗いをして黒ずんだ水滴が浮いてもボディには優しいお手入れができますよ。

  



(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

黒ずんだ水滴はボディに付着した汚れのバロメーターです。


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