手洗い洗車

バケツ1杯の真水を使った洗車術




~ 仕上げ前の状態をご覧下さい ~


大きなSUV車のボディでも楽して洗車出来る方法
黒い塗装の洗車傷防止に役立つ手洗い洗車のコツ
覚えて得するSUV車に便利な手洗い洗車の方法


~ 水洗い前の汚れた状態 ~


見てのような状態です。

このままバケツ杯の水を使っただけでタオル洗いをすると傷だらけになるのでは?
と今までに多くの人に言われたり、または言われなくてもそう感じた人も多くおられることでしょう。

ところが、どっこいそうならないから1989年以来この水洗い方法で
今日まで続けて来ていますし、これからもこの方法を使った手洗い洗車を継続して行きますよ。

このホームページに出ている全ての車はバケツ杯の水だけを使ったタオル洗いで手掛けています。
車種、塗装色に関係なく仕上げています。




~ 肝心な事を三つお伝えしておきます ~

一つは何年経っても目立つような洗車傷が入らない手入れと維持が出来るということです。
ギラギラ目立つ渦巻状の洗車傷にならない美観維持ができる事です。

特にデリケートで線傷や擦り傷が入りやすい黒色塗装が綺麗な状態で維持できるという事は
それだけ優しい手入れになる事を物語っています。

「継続仕上げの参考例」 がその良き見本になりますので
何年、何十年と同じ車を手掛けている参考資料で維持状態をチェックしてみてください。

傷が入るという固定観念が吹き飛ぶことでしょう。
だから高額な車でもバケツ杯の洗車方法を取り入れています。

傷が入るような手入れになるようなら大変ですからね (笑)



二つ目は誰にでも便利に出来る洗車方法になるということです。

それもどこでもバケツ杯の水さえ有れば出来る洗車方法になるということです。
すなわち車が停まっている場所が洗車場になる利便性があることですね。

そして、どこにでもある普通のタオルで洗えるという点ですね。
水洗い専用タオルなんて不要ということです。

ピッチレスコート付属の綿タオルを参考にして下さい。



三つ目はコツです。

力任せに汚れを取り除こうとせずに優しく撫ぜる仕上げ方です。
また別の言い方をすればタオルを優しく滑らせる仕上げ方に徹するということです。

たったこれだけの三つの事で愛車をいつまでも美観維持出来ますよ。
水洗いの参考にして下さい。


では下の写真で水洗いを見てみましょう。



アメ車ダッヂの黒いSUV車で学べる手洗い洗車術


~ 水洗いの仕上げ方法 / 水洗いと拭き取り ~


難しくはありませんよ!
バケツの水を使って適量の水をタオルに含ませて水洗いします。

適量の水をタオルに含ませると言っても解りませんよね。
タオルに含ませる水の量は、タオルを持ち上げても下に水がポタポタ落ちない程度の水量です。

タオルは折って手の平サイズにして使います。
コツが解りだすと汚れの状態に選ってタオルに含ませる水の量を調整できます。

少ない量でも水洗いができるようになるという事です。
仕上げを繰り返してゆくと誰でもマスターできるコツになりますよ。

この程度のよごれならこれくらいの水を含ませたタオルで十分だとか
こんな汚れの場合はこれくらいの水を含ませたタオル使いをしようとかのようになります。

そうなると楽しめる手入れ方をまた一つマスターした事になります。



次にタオルでの拭き取りです。

水洗いをした同じタオルを使い分け使用しても構いませんし、別に拭き取り用のタオルを使って
二枚タオルの仕上げをしても構いませんが一枚のタオルを兼用使いするよりも二枚使用がお勧めです。

特に夏場などの気温が高い季節では水洗いをした水分が早く乾きますから
水洗いに使ったタオルをバケツで濯いで拭き取り用に準備して使うまでに水滴が蒸発してしまいます。

乾いた水分は拭き取れずに残る事になりますからね ・・ ご記憶下さい。
そうならない為にも別に拭き取りタオルを準備しての二枚使いをお勧めします。

ササっと水洗いで濡らしてササっと水分を拭き取る仕上げ方ですよ!
特に水分の吸い取りは水洗い時よりも力を抜いてタオルを滑らせる仕上げ方になります。



水洗いタオルは、水を含ませたタオルで濡らして汚れを浮かせるタオルになります。

拭き取りタオルは、水切りをして絞ったタオルで水分を吸い取るタオルになります。



黒いアメ車を参考に学ぶ便利で役立つ手洗い洗車


~ 保護膜が有る無しで大きな違い ~


保護膜無しの状態での水洗い

タオルが滑らず水滴が粒状 (水滴の球体) になって浮きません。
ベタ~っと平らになった状態で濡れるだけです。

すると水切りをして絞ったタオルを使っても水分を吸い取り難く、更に
完璧に汚れを取り除く仕上げ方にはなりません。

しんどい仕上げ方になりタオルで擦る仕上げ方になりますよ。
擦り傷が入る原因にもなります。




保護膜がある状態での水洗い

前途で告げたように保護膜が無い状態とは打って変わって
水滴が球体状になってポコポコ浮くわ、タオルはスルスル滑るわで超簡単な手入れが出来ます。

水滴が残らない仕上げが簡単に出来る事になります。

タオルを押さえる事無く優しく滑らせる仕上げ方が出来る事で
線状になって目立つ洗い傷や、ギラギラ目立つ渦巻状の擦り傷が入らない洗車方法になります。

だから何年、何十年と月日が流れても綺麗な状態を維持できるわけです。
疲れない簡単洗車が何よりではないでようか!



黒いアメ車を参考に学ぶ塗装に優しい便利な洗車

このダッチの塗装には少々の保護膜がまだ残っていましたから
所々に半球体になった水滴が浮きましたが完全には汚れがタオルで吸い取れない状態でした。

フェンダーの上部に見える水滴がそれです。
ボンネットはダラ~っと平らな水濡れ状態になり汚れが残る仕上げ方になりました。

でもご安心ください!
このような状態でも美観ケアできるのがクリーティングコートを使った手入れ方法になります。



~ では保護膜が無い状態での仕上げ方を二つお伝えします ~


一つは汚れが残ったままでピッチレスコートで通常仕上げすることです。
保護膜補充の薄塗り仕上げでは無く、
スポンジにピッチレスコートを一付けしながらの仕上げ方です。


そしてもう一つの仕上げ方は
もう一度水洗いをして汚れを取り除いてからボディケアをする方法です。

この手入れの仕方は下の赤枠でお伝えします。
一手間を掛ける事で保護膜が有る水洗いで汚れ除去が簡単に出来るようになります。



保護膜が無い状態で初めて水洗いをする場合に便利な方法です!

水洗いでタオルが滑らず汚れと水分が残る状態でも
何とか汚れを取り除いてからボディケアをしたい人向きの仕上げ方になります。

特にボンネットやトランクの平面部分の仕上げに活用します。

誰もが先ず見る車の部分がボンネットですから
目立つ箇所の洗い傷、磨き傷防止に役立つ手入れ方法になります。



仕上げ方は簡単です!
ピッチレスコートを付けたスポンジで汚れの上から薄塗り仕上げを
大胆に行うだけで一瞬にして保護膜が形成出来ます。

縦・横・円を交えて大まかな塗り広げ方をスポンジで行うだけです。
そしてタオルを優しく滑らせながら一度拭きをします。

これだけで水滴が浮き、タオルで簡単に吸い取れるようになります。
この浮いた水滴に汚れが混ざりますから水切りをしたタオルで吸い取るだけです。



タオルが滑らない、水滴が浮かない、汚れが残るという問題が解決できます。
保護膜が無い状態の時にお試し下さい。

これも一つの目からウロコの仕上げ方になります。

 


愛車に取り入れて役立つ洗車のコツと方法学べます バケツ1杯の洗車術

黒色ボディで見る手洗い洗車のコツ



ピッチレスコート仕上げでムラが出た場合の対処法は
「細野アドバイス」 をご利用下さい。

覚えて得になる目からウロコのムラ消し方法をお教えします!



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