- ロッソコルサの赤色が手掛け仕上げで復活 -
くすんだ車の色艶が蘇ったり復活するのは目の辺りにして楽しいものです。
また楽しまなければ愛車の手入れなんてつまらないものになることでしょう。
色艶や輝きが好転変化するのを遊び心を持って楽しむ仕上げじゃないと面白くありませんよね。
いつまでも美観に維持できることも兼ねた愛車ケアをしましょう。
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フラッシュ無しで見た仕上がり状態です。
このフェラーリ ・ テスタロッサを仕上げるのに使った物は
ピッチレスコート、 塗りスポンジ、 拭き取りタオル、 歯ブラシ、 筆、 竹串だけです。
おっと ・・ 言い忘れるところでした。
黒い素材にはP8コートを使って仕上がっている部分も有ることを付け加えておきます。
すべてはこれらの小道具を使った手掛け作業で仕上がっています。
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状態にも選りますが酷く汚れている場合は
一度で愛車の隅々までフルに仕上げを行おうとすると大変ですし疲れますよ。
そのような場合には
今日はここまでとか、こことココとかのように仕上げる箇所を別ける事をお勧めします。
特にビギナーの人やクリーティングコートを使い慣れてない人にお勧めです。
続きは次回という事で愛車の手入れをするのも一つの進め方です。
1週間や2週間で保護膜が無くなり、また初めからやり直しとなる事はありませんからご安心を!
先ずは仕上げた箇所に保護膜をシッカリ作る事ですよ。
保護膜をシッカリ作るという事は色艶もバッチリ仕上がるということになりますからね。
一つの進め方の参考にしてみて下さい。
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ピッチレスコートの保護膜は、その車の色艶を最上質へと引き出してくれます。
見てのように磨き傷などが入らない仕上げになります。
既に入っていた線機は残りますが、それでもかなり目立たなくなりますよ。
糸くずのような細い線傷はほとんどが消えたように無くなります。
塗装を削らない仕上げ方になるのでコーティング車の手入れにもバツグンの効果をもたらします。
スポンジ仕上げでここまでの色艶になり深み色の輝きになるので
気分上々の手入れを目の辺りで楽しめることになります。
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このような場所でも手洗い洗車ができるんですから
超が付くほど便利な洗車方法として場所問わずどこでも活用できます。
バケツ1杯の洗車方法は車の塗装に優しい手入れ方法になります。
えっ? バケツ1杯の水が? と思われたことでしょう。
特にこのホームページの参考例を初めて見た人は信じがたい事でしょうね (笑)
でもこのホームページに出ている全ての車種はバケツ1杯の手洗い洗車から始まります。
必ず行う仕上げの手順です。
傷が入るような洗車方法なら30年以上も続けていませんよ (笑)
それは同一車を何十年も手掛けている
「継続仕上げの参考例」 を見てもらうと保持状態が確認できますよ。
毎回バケツ1杯の水を使った手洗い洗車から始めていますからね。
洗剤洗いは一切無しの真水だけを使った仕上げ方です。
これがムッチャクチャ車の塗装に適した水洗いになるからおもしろいわけです。
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角度を変えて見るとこのような状態です。
色々な角度から見てもらっていますから仕上がり状態をよ~くチェックして下さいね。
隅から隅まで あっ ズズズィ~とご覧あそばせ。
ちょっと歌舞伎調になりましたが隈なく確認くださいね。
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磨き傷というか洗車傷なのかは分かりませんが
線状になった傷は残りますがかなり目立たない仕上がりにはなりますよ。
保護膜さえしっかり出来ていればバケツ1杯の水で洗っても目立つような傷にはなりません。
100%傷が入らないとは申しませんがほとんどと言っていいほど傷は入りません。
まして渦巻状になって目立つような傷なんて今までに
何十年も同一車を手掛けても入った事が無いのをお伝えして起きますね。
傷が入るような手入れになるならこのような車種の依頼なんてありませんよ (笑)
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今度は此方の方向から見てみるとこんな仕上がり状態です。
マッタリ感ある色艶に仕上がっております。
色艶もさることながら保護膜質感がこれまた触ると何とも言えないくらいに気持ちが良いものですよ。
タオル拭きの時に手の平に伝わる質感で厚みが有るのを感じ取って下さい。
マッタリという言葉が適していると納得されることでしょう。
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ライトの辺りに細かい線傷があるのが判りますね。
今回はくすみを取り除いた1回目の仕上げです。
これから先で2度、3度とピッチレスコートで仕上げを重ねるともっと線傷が目立たなくなります。
保護膜が厚みに変化して行きますから線傷も目立たなくなりますよ。
でも見える線傷もあるのをお忘れなく願います。
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リヤフェンダー最後尾にウォータースポットが集団のように沢山あったのを覚えておられますか。
両方の最後尾にです。
見てのように全く目立たなくなっています。
もっと近くに寄ってどアップで資料写真を撮るのをうっかり見過ごしました。
仕上がり結果を楽しみにしていた方々にゴメンチャイです。
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でも消えたように無くなっているでしょ。
クゥ~ 肝心な部分の資料写真を撮るのをミスしました (非~)
一番わかりやすい写真資料がこれ1枚です。
ご勘弁願います。
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テールランプは小さなスポンジと竹串を使って仕上げています。
指が入らない狭い部分の仕上げに竹串が有効なほど大活躍します。
竹串を上手く使いこなしましょうね。
ちなみにこのテールランプと黒いフレームはP8コートで仕上げています。
- ここでコツを1つお伝えします -
P8コートで仕上げても多少色が整わない部分が生じた時は
ピッチレスコートが染み込んだスポンジで撫ぜると色が整いますよ。
タオル拭き不要の仕上げ方になります。
そのようなスポンジが無い時はほんの少量のピッチレスコートを付けたスポンジで撫ぜます。
この場合は最後にタオル拭きを忘れずに行って下さいね。
素材が削れたり劣化している状態の場合は色が整わないこともありますよ。
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この形の車で一番仕上げるのに手間が掛かるのはどこだと思いますか。
ボディの塗装よりも黒色部分になります。
くすみ落としは You Tube 動画を見てもらうと解ると思いますが
黒色部分の仕上げは色合わせに手間が掛かります。
でも手間は掛かるとしても大切な愛車ですから初めての仕上げ時は
急がずにゆっくりと丁寧に手入れをしましょう。
数か所に仕上げる部分を区切って念入りに仕上げるのも良いものです。
一度仕上げると後は此方のものですからね。
保護膜が形成できるとムッチャクチャ楽に仕上げる事が出来るようになりますよ。
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黒はクッキリとした深みの黒になり塗装は落ち着いた光沢になります。
車種問わず あ ・ な ・ た の愛車を美観ケア ・ 美観維持して下さい。
愛車の手入れという新しい遊びを一つ人生の引き出しに入れても良いのではないでしょうか。
遊び感覚で出来る手入れは楽しいですよ。
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