写真で見るようにP113を仕上げ素材に吹き付けます。
仕上げ箇所以外に飛び散って付着しても他の素材に悪影響が無いのでご安心ください。
後からP8コートで写真に見える黒い素材を仕上げると
バッチリ ・ クッキリと全体が引き締まった見栄えの良い仕上がりになります。
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次にブラッシング仕上げを行います。
金属ブラシは素材を削って傷を付けるので
この様な鋳物素材の仕上げには金属系ブラシ以外の硬めのブラシを使います。
ブラッシング仕上げは
頑固な汚れ落とし向きですが100%完璧に汚れ除去が出来るとは限りませんよ。
その理由は鋳物素材に染み込んだ汚れは取り除けない事があるからです。
ようは染みですね!
でもP113仕上げを行うと現状よりは好転する仕上がりになります。
ブラッシング仕上げはP113を再々吹き付けながら行います。
その理由は、P113は速乾性の液剤ですから乾くと汚れと混ざって取り難くなります。
P113を吹き付けてブラッシングをして直ぐにタオルで汚れを吸い取ります。
この繰り返しで仕上げを行って下さい。
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タオル拭きだけの仕上げ方
P113を吹き付けると表面に積もっているカーボン汚れが浮き出します。
タオルで拭き取っては再度P113を突き付けて取るタオル拭きだけの仕上げ方になります。
この場合の仕上げはうっすら汚れた状態に適した仕上げ方です。
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タオルに付いた汚れがこれだけ付着していたわけです。
ブラッシング仕上げにしても、タオル拭き仕上げにしてもどちらも一度はお試し下さい。
仕上げ方のコツをマスターするとテクニック向上になりますよ。
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写真に見えるような硬めのブラシや硬めの歯ブラシでブラッシングを行いましょう。
素手に持ったタオル拭きで汚れを取り除き難い隅などは
竹串にタオルを巻いて擦り拭きすると意外と汚れ除去が楽にできますよ。
竹串仕上げも体験して下さいね。
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エンジンヘッドの仕上がった部分と手付かずの部分との違いです。
P113を使った部分のカーボン汚れが見ての様に取れています。
P113とブラシ、それに拭き取りタオルと竹串を使うだけでこの様な仕上げが誰にでもできます。
ある程度の手間は掛かりますが
うすく汚れた状態からの仕上げは手間省きになるので楽に手入れができますよ。
この様な鋳物素材の汚れ落とし、又は油系の汚れ除去にP113を使います。
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