2006年 6月17日~20日     FERRARI F348 tb


ピッチレスコート



1-助手席側のボンネット仕上げ

くすみ除去と同時に傷消しが出来る痛快ケア




= ボンネット仕上げ =

スポンジでピッチレスコートを塗り伸ばすだけで
くすみが取れて塗装に入った磨き傷が目立たなくなる、そんな車の手入れが誰にでもできます。

色艶が深みに変化して何とも言えない色艶に仕上がると共に
上質なコーティングを施したような保護膜質感へと愛車のボディをナチュラル ・ コーティングできます。

それがピッチレスコートを使った手掛け仕上げで出来るおもしさです。


仕上げ前のこの状態が下で見るように変化しますよ。

ゴシゴシと力任せでスポンジで擦るような手入れ方法とは違い
スポンジで軽くピッチレスコートを丁寧に塗り伸ばす仕上げ方で出来るボディケアです。

疲れずに変化を楽しめるクリーティング仕上げになります。
では仕上げをお伝えして行きますね。




= 仕上げ方 =

スポンジにピッチレスコートを付けて塗り伸ばすだけです。
と言うと簡単そうですが、ここで肝心なコツとポイントをお伝えしますので必ず実践して下さいね。



= 傷消し仕上げのコツ =

保護膜補充のアフターケアとは違い見てのような傷が目立つ状態の場合は
少し多めのピッチレスコートを使って仕上げます。

ピッチレスコートにはコンパウンドのような研磨剤が入っていないので塗装を削って傷を取り除く仕上げ方とは違います。
塗装を削って目立つ線傷の溝を埋めて消えたように目立たなくするのがピッチレスコートの傷消しです。



塗装を削った溝を上手く埋めて線傷が消えたように目立たなくするのに
「 縦 ・ 横 ・ 円 」 を交えたスポンジ塗りで四方八方からピッチレスコートを塗ると溝が埋まります。
また塗装にムラ無く整った黒色に仕上げる事ができます。



塗ったピッチレスコートが消えたように薄くなるまでスポンジで撫ぜると
仕上げている部分の状態が確認できるので力を抜いたスポンジ撫ぜでピッチレスコートを無くします。

これがピッチレスコートをスポンジに戻す 「 スポンジ戻し 」 です。
これをするとタオル拭きの回数が少なく行えます。

タオルで拭き取らないと判らない仕上げ部分の確認と違ってスポンジ戻しは役立ちますよ!



コンパウンドなどの研磨剤を使うと塗装を削ってくすむような色艶になったり
または使った箇所だけ塗装色が色褪せる結果にならない為の溝埋め仕上げになります。

なので何回傷消し仕上げを繰り返しても塗装色が色褪せる事無く、くすむ事も無い仕上がりになる訳です。
それと共にコーティングをしてある塗装にはコーティング膜のメンテナンスケアとして
くすみ落としと共に保護膜ができる事でコーティング膜をいつまでも維持できる手入れとなります。


ビギナーの人は、左の写真の左指をご覧下さい。

20センチくらいの範囲で仕上げを行い仕上がり状態の確認ができるように小範囲で先ずは仕上げを行って下さい。
広い範囲を仕上げてから色が整わないとまたやり直しをすることになりますからね。

確実に仕上げが出来るようになってから範囲を広げて行くことをお勧めします。




= 見比べチェック =

ピッチレスコートを使った左側と仕上げ前の状態の右側部分とを見比べて下さい。
これだけの違いになりました。

でも傷を目立たなくするのはここまでが限界です。
余りにも多く深い傷が塗装を削って入っていますからね。



仕上げた手前の半分がピッチレスコートを使った部分になります。
くすみが取れてクッキリした黒色になっているのと傷が目立たなくなっています。

角度によっては線傷が見えますがスポンジ塗りの仕上げ方でここまで出来るという事です。



角度を変えて見るとこの様な状態です。
ライトに照らされた部分には線傷が見えますが、他の箇所は綺麗な黒色になっています。

ライトに照らされると傷が浮くので目立つ事になりますが
意外と外で見ると傷が無いような状態になっていますよ。



磨けば磨くほど、擦れば擦るほど線状のキズが増えて行くのがソリッド塗装の黒色ボディです。
それだけデリケートな塗装色ということです。

特に洗車機を使った手入れをしていると深い溝になる傷が増えます。
洗剤洗いは、くすむ原因と言っても過言ではありません。

コーティングをしているから安心とはならないのも現実です。
愛車を美観維持する参考としてご記憶下さい。


ピッチレスコート一筋で
色々な車種や塗装色を手掛けている理由は全てのボディケアに対応できるからです。

くすんだ状態が見てのように蘇りますからね。
おまけに完全にとはなりませんが目立つ線傷がある程度は目立たなくなりますからね。


写真に見るような状態にまで復活させる事がスポンジ塗りで出来るので
変化がおもしろくてついつい時間を忘れてしまうくらいに大の大人が夢中になるケア用品です。

愛車ケアでこんなおもしろい遊び道具と言うかケア用品は無い事でしょう。
では続けてフェンダーの変化をご覧下さい。


車の塗装を削ることなくくすみ落としがスポンジ塗りだけで出来るピッチレスコート


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