2006年 6月17日~20日     FERRARI F348 tb


ピッチレスコート



3 - 運転席側のボンネット仕上げ!

スポンジを使った手掛け仕上げで出来る痛快ケア




= 運転席側のボンネット仕上げ =

見ての様にスポンジの幅だけ色が変わりました。

ピッチレスコートを付けたスポンジで撫ぜるだけで
このように変化するので手掛けていて痛快と言っても言い過ぎではないくらいに面白いわけです。

おぉ~変わった変わった
な~んて声に出して独り言が勝手に出るくらいに満足感に浸る手入れになりますよ。



それでは仕上げた部分と仕上げて無い部分とを見比べる為に
両側を残して真ん中部分だけを仕上げて見ますね。

ちなみにピッチレスコートを塗っているのが判るように
敢えて多めの量を使って資料撮りしていますが、ここまでの量を使わなくても大丈夫ですよ。



この様な状態になりました。

ボンネットの真ん中部分と見比べると変化が判りますね。
この角度からだとボンネット側の状態がよく判りますが片やフェンダー側の状態が判りません。

フェンダー側の方も綺麗な状態に見えていますが
この角度からの撮り方ではライトに照らされてない事で仕上がったように見えています。

ところがどっこい、そうじゃないんです!
下に続く資料写真で、えぇ~と言うような状態が見て取れますよ。



下の資料写真では横からピッチレスコート仕上げで変化した状態を見てみましょう。

ピッチレスコートをスポンジ塗りした状態と
これから仕上げる部分とを見比べる事でこれだけ黒色が変わり栄えします。



スポンジ塗りだけでこの仕上げが出来るんですから超おもしろい手入れになりますよ。
では残りの部分を仕上げて変化を見てみましょう。



このようになりました。

ピッチレスコート仕上げがおもしろいのは
くすみや汚れ落とし、それに傷消し仕上げが出来ると共に保護膜質感です。

タオル拭きの際に質感までも変わったのが手の平に伝わりますよ。




仕上げ前の状態と仕上がった状態を見比べる事で色艶の変化を楽しんで頂けましたか。

では次にボンネットの真ん中に残った未仕上げの部分を仕上げます。
何度も文章の中で伝えていますがスポンジ塗りは 「 縦 ・ 横 ・ 円 」 を交えるのと 「スポンジ戻し」 を活用する事ですよ。

この両方の仕上げ方を完璧にマスターすると
ムッチャ楽な手入れとして簡単に愛車のボディケアが出来るようになります。

仕上げ回数を兼ねる事で誰もがマスターできますよ!




ボンネットの真ん中に残っていた未仕上げ部分が仕上がりました。
フェンダー側の一部がまだ未仕上げの状態で残っています。

この部分を仕上げると下の資料写真で見る状態になります。



ボンネット全面がこれで仕上がりました。
未仕上げのフェンダーと見比べると違いが一目瞭然ですね。

ただし悲しい事に深く入った溝傷や幅広の傷は
かなり目立たなくはなりましたが自然光でも角度によっては見えることになります。

特にライトなどに照らされている部分が目立つ事になります。
下で見る資料写真がそれです。



でも仕上げ前の状態がここまでになるので出来る限り傷が入って無い状態の時から
ピッチレスコートでケアしていると傷が目立たない維持が出来ますよ。

タオルにしてもスポンジにしても物と物を擦ると摩擦で目立たなくても多少の傷は入ります。
如何に洗い傷や磨き傷を防止するかは力加減と保護膜によって変わります。

ゴシゴシでは無く優しい押さえ方の手入れ方法で愛車の美観維持をしましょう。
目立たないような細かな傷はピッチレスコートで消えたような仕上がりになりますから愛車ケアに活用下さい。



フェンダーも半分仕上がると見てのように黒色が復活しました。

くすみが簡単に取り除けるのと同時に細かな線傷は
まるで最初から無かったかのような状態にまですることができます。

ただし幅広の線傷は残って見えますが
ピッチレスコートを使うことで塗装を削ったりする事無くかなり目立たなくする手入れとなります。



フェンダーとバンパーの隙間にスポンジを押し込んで仕上げています。

一般的によく見る隙間や溝、それにウィンカーなどの縁に白くなって残ったワックスの固まりなどは
ピッチレスコートで簡単に取り除く事ができます。



このような形状の隙間の汚れや固まって残ったワックスを
取り除いてスカッと美観仕上げしましょう。

塗りスポンジと竹串があれば出来ます。


竹串はピッチレスコートに付属で
付いているので色々な部分で便利活用しましょう。

ボディ仕上げと同時にライトまで仕上げて
保護膜ケアしましょうね。

スポンジを押し込んでピッチレスコート塗り


竹串にタオルを巻いて押し込みながら拭き取り

ライトの下の
隙間になる左側部分が仕上がった状態です。

右側部分に少し白くなった汚れが見えています。
これは竹串の押し込み不足ということです。

仮にスポンジを押し込んでも届かない
奥まった部分を仕上げる場合は
竹串に巻いたタオル先にピッチレスコートを付けて拭きます。

奥まで綺麗に仕上がりますよ。

ちなみに拭き取る時はピッチレスコートが付いて無い
乾いたタオルで拭き取ります。


= 仕上がりです =

ボンネット、フェンダー、バンパーが仕上がりました。

仕上げ前の状態が
ピッチレスコートを使ったスポンジ塗りだけでここまでの状態になりました。

仕上げ前の状態の資料写真と見比べてみて下さい。
誰にでもこの仕上げと同じことが出来るので似た状態の愛車オーナーは是非トライしてみて下さい。



ビギナーの人や仕上げ慣れして無い人によくありがちなのが
一度の仕上げでムラが出るという事です。

全面を一度で仕上げようとすると必ずあちらこちらにムラが出ますよ (笑)
ムラが無い仕上げには小面積仕上げがベストです。

この車で例えるなら
ヘッドライトの面積くらいから仕上げて見てムラが無い状態を確認してから
少しづつ面積を広げて仕上げて行くのをお勧めします。

仕上げた後にムラが目立つようならもう一度仕上げか
又は後日の仕上げを重ねながらムラが無い状態にするかの仕上げ方があります。

ムラが残った状態でも塗装に全く悪影響が無いのでご安心下さい。


黒色塗装を極めるピッチレスコートの痛快ケアはムッチャ楽しめますよ


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