２０１９年　４月６日　　　murcielago　　青 ピッチレスコート ２／拡大写真で見る 使い込んで黒ずんだスポンジが大活躍する便利技 　 　この様なラッピング仕上げには、ご覧のスポンジを使います。 　いつも色々なページや文章、それに仕上げの方法やコツで皆さんに伝えている 　使い込んで黒ずんだスポンジです。 　ピッチレスコート付属のピンク色したスポンジですが、両面使いでピッチレスコートが染み込んで行くと 　自然とこの様な黒ずんだスポンジになります。 　これがバツグンに使いやすく、仕上げ易く、更にピッチレスコートの余剰膜を取り除くのに 　スポンジ戻しとしての効果を発揮する逸品のスポンジになります。 　見栄えは悪いですが　「超一級のスーパースポンジ」　と言っても過言では無いスポンジですよ。 　是非、みなさんも使い込んで黒ずんだスポンジを作って大事に保管下さい。 　仕上げ慣れするとこの意味がよ～く解りますよ。 　ラッピング・ボディの仕上げ方 　このスポンジを仕上げに使うと、ほとんどピッチレスコートを使うことなくラッピングシートの 　仕上げが出来るんです　・・　信じられないでしょうが本当ですよ。 　ピッチレスコートを使うとしても、ピッチレスコートボトルを上下に振ってキャップを開けます。 　するとボトル口の周りに少しのピッチレスコートが付着しています。 　そのボトル口にスポンジを押し当てると、ボトル口に付着している少量のピッチレスコートが 　輪の状態でスポンジに付きます。 　この量を使って優しく、軽くスポンジでラッピングシートを撫ぜるだけの仕上げです。 　スポンジに染み込んだピッチレスコートに、新たにボトル口で付け足したピッチレスコートが 　融合してスポンジを滑らせてくれる効果が生じます。 　スポンジを押さえずに、スポンジが滑る程度の軽い押さえ方で滑らせる仕上げ方になります。 　これだけでラッピング ・ ボディを綺麗に仕上げることが出来ますよ。 　 　このラッピングシートには艶がありますからピッチレスコートを使うのが適した仕上げ方になります。 　艶が無いラッピングシートの場合は、この方法では無く違う仕上げ方になりますよ。 　参考までにご記憶下さい。   　いつも言っているように　「縦 ・ 横 ・ 円」　を描きながらスポンジ撫ぜをするのが基本の仕上げ方です。 　「縦 ・ 横」　だけのスポンジ撫ぜだけでは　「隙間が生じるので」　保護膜を均等に整えるには 　「縦・横・円」　を交えてスポンジ撫ぜしましょう。   　ラッピングシートを傷めない手入れがこの方法を使うと出来ます。 　擦るのではなく軽く優しく撫ぜるスポンジ使いです。 　スポンジの滑りが鈍くなると新たにピッチレスボトルを振って、ボトル口に付いた少量のピッチレスコートを 　スポンジに付け足して仕上げます。 　スポンジの滑りが鈍るとピッチレスコートの付け足しの繰り返しですよ。   　エンジンフードの仕上がり状態です。 　擦り傷や磨き傷が入らない仕上げ方になりますよ。 　使い込んで黒ずんだスポンジが効果を発揮するのはこの様な仕上げの時も含まれます。 　車の手入れにバツグンのスポンジと言うことですね。 　ボンネットとフェンダーの部分です。 　ピッチレスコートで保護膜を作ると、汚れてもバケツ１杯分の水だけで手洗い洗車が簡単に出来ます。 　保護膜効果で水洗いタオルが滑るので、力で押さえるタオル拭きをしなくても良い訳です。 　擦らない仕上げ方が素材を傷めないコツの一つになります。 　ボンネットですが、このような状態に短い時間で仕上げることが出来ます。 　ラッピングシートの耐久保持にも効果大です。 　いつまでもきれいな状態が誰しも良いですから素材に適した手入れが一番ですね。 　この角度から見るとサイド全体がこのような状態に仕上がりました。 　丁寧に、丁寧に仕上げても３０分あれば誰にでも出来るラッピング ・ ボディの仕上げ方です。 　疲れる仕上げ方ではなく、軽くスポンジ撫ぜする仕上げ方ですから短い時間で美観ケアが出来ます。 　肝心なのは使い込んで黒ずんだスポンジを作り使うことです！   軽いスポンジ撫ぜで出来るラッピングシート ・ ボディの簡単仕上げ 元のページに戻る 　 copyright (C) 1989. AKI／洗車道場 All rights reserved.