2015年10月11日  Fairlady 240ZG



ピッチレスコート



/拡大写真で見る

Gノーズ部分の仕上がりを左右でチェック!

 



ショールーム展示車仕上げのカー・ボディケア

    エンブレムから左側が仕上がっています。

    今度は右側を仕上げます。
    ご覧の様に見えているピッチレスコートをスポンジで撫ぜながら仕上がっている
    部分と見比べて色合わせをします。

    色合わせと言うと何か難しい事をするような感じですが何のなんの簡単な事です。
    スポンジでボディ表面に見えるピッチレスコートを塗装に塗り込む感じで
    少しスポンジで押すだけです。



    基本の 「縦 ・ 横 ・ 円」 を描いて撫ぜるだけのスポンジ使いで重複仕上げを重ねるだけですよ。
    すると見えていたピッチレスコートが薄くなります。

    そうなると今度はスポンジを押さえる力を出来るだけ抜いて軽く優しく撫ぜるだけです。
    ピッチレスコートの余剰膜をスポンジに戻す仕上げ方です。

    これがよくホームページの中でお伝えしている 「スポンジ戻し」 です。
    この優しく撫ぜるスポンジで戻しできれいな仕上がりになりますから不思議で
    おもしろく、そして遊べるお手入れを誰でも楽しむ事になります。

    女の私でも出来るのは力を必要としないからですよ。
    疲れない車の雅ケアができるおもしろさがあります。




ショールーム展示車仕上げのカーボディ・メンテナンス

    スポンジだけの撫ぜ方で仕上がった状態です。

    この様な仕上がりがスポンジだけで出来ますから目で見て仕上げている部分の
    チェックが簡単に出来る訳です。
    チェックができると本当にお手入れが簡単になりますから楽ですよ。


    これが白く浮いたピッチレスコートをタオルで拭き取る仕上げ方なら、タオル拭きが
    終わらなければ仕上げている部分の状態が判りません (>_<)

    タオルで拭き取ってこそチェックできることになります。
    仮にその結果、きれいな色合いになってなかったらまたやり直しです。
    これでは二度手間と疲れる仕上げ方になります。

    無駄省きになる便利なお手入れ方法がスポンジ戻しです (^^♪

    



ショールーム展示車をカーボディ・メンテナンスケア

    スポンジ戻しで仕上げている部分のチェックが出来ました。

    見本にした左側の部分と見比べて色合いが整ったという事です。
    では次にタオル拭きで保護膜質感をチェックするのと同時にピッチレスコートの
    余剰膜を拭き取ります。

    今回のお手入れは、アフターケアの基本である薄塗りのライト仕上げとは違って
    ピッチレスコートを厚塗りした仕上げ方です。
    その分、余剰膜が多めに出ます。



       塗装に擦り込むピッチレスコートの量、

       線状の磨き傷が消えたかのようになる溝埋め仕上げの量、

       そして保護膜を厚みにして鮮やか色の光沢にする量、



    この三つを合わせた量が三層仕上げですから薄塗りのライト仕上げとは違って余剰膜が
    多く出る事になります。
    この余剰膜を少しでも取るのにタオル拭きをします。

    このタオルをしなければ保護膜質感を確認するおもしろさに欠けますから
    必ずタオルで軽く撫ぜながら余剰膜を取るのと同時にツルツルした保護膜質感の感触を
    存分にあじわいましょう。

    気持ちが良い保護膜質感に思わず皆さんの誰しもがニヤケ顔になりますよ (^O^)




ショールーム展示車の輝きにする車のお手入れ方法

    タオル拭きで保護膜質感がおもしろいくらいに確認できました。

    おもしろいと言うのはツルツル感を通り越してチュルンチュルンの質感のことです。
    このチュルンチュルンの質感がタオル拭きで手の平に伝わってきますから、もうたまらなく
    気持ちいいですからね。

    ですからついついタオル拭きを長く楽しむ事になります。
    気持ちが良くてもタオル拭きは程々にしましょう (^O^)


    タオル拭きの次に、もう一つお手入れが残っています。
    ピッチレスコートを付けなかったスポンジ面を使ってスポンジ戻しをします。

    タオル拭きでは余剰膜を完全に取る事ができません。
    そこでスポンジ戻しをします。

    軽く、簡単にサッと一撫ぜ、二撫ぜするくらいです。
    力は究極というくらいに抜いてスポンジ戻しをするのがきれいな仕上げのコツですよ。




ショールーム展示車の光沢仕上げが出来るノウハウ

    最後のスポンジ戻しをして仕上がりました。

    右左とも同じ色合いに仕上がりました。
    仕上げた部分を見本にして色合わせをすると便利で楽なお手入れになります。

    愛車の仕上げにフル活用して楽しんで下さいね♪

        



ショールーム展示車の鮮やか色仕上げが出来るコツ

    角度を変えて見るとこの様な仕上がり状態です。

    あれだけ見えていたピッチレスコートがスポンジだけで見えなくできますから
    おもしろい仕上げ方でしょう (^O^)

    ゴシゴシするタオル拭きはしませんよ。
    疲れるだけですからね (>_<)

    では続けてフロントガラスに向かって残りを仕上げて行きます。
    次の参考資料でご覧下さい。




(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

余剰膜を取ってクッキリした深みの色艶仕上げ。



元のページに戻る


 

copyright(C) 2013 細野/美装 All rights reserved.