2013年6月6日 Cayenne
バケツ1杯の水洗い洗車術
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ボンネットに水滴が浮いているのがよ~く見えます。
これは水を含ませたタオルで軽く撫ぜると保護膜効果でこのような状態になります。
私 細野の場合は先ずボンネットの真ん中から手前のフェンダー側で水洗いをします。
それから水切りをしたタオルで水滴を吸い取る手順で仕上げを行っています。
フェンダーはボンネットを仕上げた後から部分仕上げとして行います。
ボンネットとフェンダーを同時に水洗いすると、ボンネットの水滴を吸い取る時に作業服がフェンダーに
触れて濡れてしまいますから後から仕上げています。
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ご覧下さい。
仕上げ方はとっても簡単ですよ。
水切りをしたタオルを手の平サイズにして力で押すことなく、軽く手の平をタオルに添えて滑らせるだけです。
タオルが滑る程度の押さえ方です。
それだけでご覧のように浮いて見えていた水滴がタオルを滑らせた幅だけ無くなっているのがわかります。
保護膜があれば、これだけ簡単に私でも水滴が残らない仕上げができます。
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今度はタオル幅だけ私の方へ移動させてフロントガラス方向へ戻しています。
水滴を吸い取って仕上がった部分に少しだけタオルを重ねて新しい水滴部分をタオルで滑らせると
確実に水滴が残らない仕上げができます。
タオルを往復させながら手前に向かって仕上げて行くとフェンダーまでの区切りまでがきれいに仕上がります。
ゆっくり、ゆっくりタオルを滑らせるの水滴を残さない仕上げ方のコツです!
早いスピードでタオルを滑らせると水滴が残ります。
水滴が残るような時はゆっくりとタオルを滑らせましょう。
水滴が残ってない仕上がり状態をご覧下さい。
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ちょうどボンネットの一番高い部分が仕上がりました。
続けてフェンダー側に向かって斜めになったところを仕上げて行きます。
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少し仕上げた部分にタオルの一部分を重ねています。
隙間を無くして完璧に水滴が残らないように仕上げる一つのコツです。
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フロントガラスからタオルを滑らせて前方まで来ました。
いかがでしょうか。
タオルが触れた部分だけ水滴がきれいに無くなっているのが見えます。
保護膜があるボディは、水道の水を使っただけでこのような仕上がりができますよ。
保護膜はピッチレスコートで仕上げた膜です。
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今度は、フロントガラスに向かってタオルをゆっくり滑らせました。
するとこの様な仕上がりになりました。
浮いていた水滴はタオルに吸い取られて無くなりました。
力でタオルを押さえずに軽く流す、又は軽く滑らせながら触れると言うような仕上げ方です。
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じゃじゃ~ん!
ボンネットが仕上がりました !(^^)!
特に男性の方は知らず知らずの間にタオルを押さえ過ぎになりますからお気を付け下さいね。
タオルが滑るのに水滴が残る場合は押さえ過ぎですよ。
ゆっくりと優しくタオルを滑らせましょう。
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(^^)/ 細野カーぴか アドバイス
タオルを押さえずにゆっくり滑らせましょう。
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